日々繰り返されるモラハラ行為。
あのモラハラ行為が始まる直前の、くるぞくるぞという張り詰めた空気感を今もよく覚えている。
ソレが始まったらもう成す術はない。
ただ荒れ狂う被害が最小限になるよう祈るしかない。
大きな物、例えばテーブルがひっくり返されたりするとすっきりするのかモラハラエネルギーは少し減少するようで、部屋の惨状は酷いものだが、もうそろそろ終わるかもなどと安堵したりもして。
しかしその読みは甘く、私の携帯は破壊されたりもした。
これが仕事前の朝だったりして。
もう本当によくあんな所で生活しながら、穏やかな夫婦を目指していたもんだな。
そんな自分をどつきまわしたい気持ちだ。
様々なケースがあるからこれに殴る蹴るの暴力が加えられることもあるし、
セックスの強要もある。
破壊し尽くされた部屋で犯されるその屈辱。
女の力なんて本当に弱くて、死ぬほどに嫌だと思っていても男の力には抗えない。
無理なんだ。
そしてそれを「仲直りのセックス」ということにされたりする。
全て俺がキレさせられ、破壊させられたのもお前のせいだ、ということにされる。
それでも相手をしてやって仲直りまでしてやったんだぞ、と。
涙なんぞ流そうものならまた一から始まってしまうし、お前が泣いたら俺が酷いことをしているみたいじゃないか!となるので、ただ感情のない穴としてそこに在ることしかできない。
そしてすっきりとしたモラハラ加害者は満足げに眠るのだ。
そしてある日突然、妻子に逃げられるのだ。
そんなことを約15年にも渡り繰り返してきたモラハラ加害者たちは皆ほぼ同じことを言う。
「悪気は無かったんだ。暴力は振るっていないし仕事もしてきた。子どもが可哀想だとは思わないのか。早く帰ってこい」
悪気?
悪気の定義が揺らぐよね。
悪気が無いなんてとんでもない。
明確な悪意のもとに行われたモラハラ行為だよ。
彼らは口々に自分がどれだけ妻子を思って働いてきたのかを訴える。
だからなに?
アホ抜かせ、である。
モラハラ加害者がしてきたことは仕事だけだからね。
そして仕事だけをしながら妻子を虐げて陵辱してきた。その結果が逃げられだ。
しかしモラハラ加害者は自分をも欺く。
あれは妻を躾けるために必要だったとか、
俺だってしたくなかったけど、あいつがセックスして欲しそうだったからしてやったとか、あいつがそうさせたから俺は悪くないむしろ俺が被害者なんだとか、
そのような思考回路で構築し、出ていかれてもなおモラハラ被害者を攻撃し続ける。
この辺りからモラハラ加害者は
「子の連れ去り」だとかを言い始める。
妻に子を連れ去られた自分こそが被害者、というわけだ。
彼らは「なぜ出ていかれたのか」を問うても答えない。その質問すらされていないかのように無視をする。
それは意図的な無視なのか、認めたくないが故の無意識的な無視なのかは判別できないが、とにかくスルーして、自分がどれだけ家族のために働いてきたのか、どれだけ家族を愛しているのか、誰もいない家に帰る苦しみを涙ながらに語るのだ。
自分のしたことを認められない人間は幸せになんてなれないよ。
どれだけ大袈裟に憐れみを演出したところで、モラハラからの脱出組からしたらプッと吹き出してしまうほどの滑稽さだ。
モラハラ加害者はモラハラという卑劣なDV行為を、DVとは決して認識しない。
怖がるお前がおかしい、と言う。
お前がそうさせているのに何で怖がるのだ、と言う。
殴らせているのもお前、
怒鳴らせているのもお前、
道が混んでいるのもお前のせい、
イライラするのもお前のせい、
お前の顔が不細工だからイライラするんだ、
お前がイライラさせるから仕方がない、
お前お前お前お前。
そうして次の日の朝には何事もなかったように話しかけてくる。
次の惨劇を恐れて、何事もない空気に乗っかるしかないモラハラ被害者の苦しみ。
その苦しみが痛いほどわかるから、私はこうして言葉を紡ぐ。
モラハラ加害者のDVの矮小化に惑わされず、早く逃げなさい。
あなたの命の輝く場所を目指して走り出しなさい。
あなたが生まれてきて良かったと心から思える場所を目指して、その一歩を踏み出しなさい。
自分勝手だとモラハラ加害者は言うよ。
必ず言う。
それがどうした。
自分勝手に人を虐げてきた人間が自分勝手を口にする滑稽さだけを感じていたらいい。
あなたが安全な場所で生きることが、子どもの幸せに直結するから。
あなたはそんな所で虐げられて朽ち果てるために生まれてきたんじゃないからね。
子どもたちに誇れるお母さんでいるための一歩を踏み出そう。
モラハラカウンセリングメニュー
■電話相談■
1時間 5000円
(延長10分ごと 1000円)
■メール相談■
5往復 5000円
(追加1往復ごと 1000円)
■対面カウンセリング■
1時間 5000円
(事前に2往復のメールのやりとりあり)
(一度お電話でカウンセリングの確認をさせていただきます)
(交通費別途お支払いいただきます)
(関西圏以外ではお断りさせていただくこともございます)
モラハラやDVにはめっぽう詳しいです。
反抗期や親子関係などにも強いです。
行政や警察などへの対応なども詳しいと思います。
脱出後の1番苦しい時にも是非使ってね。
私、それ経験してるからきっとあなたの気持ちに寄り添えるよ。
umechobin@yahoo.co.jp
①件名に「モラハラカウンセリング希望」と書いてください。
②お名前、年齢、お子さんの人数と年齢。
③ご住所(都道府県だけでいいです)
④電話番号
(ご連絡可能な時間も書いてください)
⑤今のお悩み、出来る限り詳細に書いてください。
⑥電話相談か、メール相談か、対面か、どれをご希望か書いてください。
※対面カウンセリングの場合のみ、事前にお電話で確認させていただきます。