実の父親から性行為を強要され、拒否したら殴られた上で結局性行為をされてしまう毎日を送る思春期の少女。
「それでも優しい時もあったから嫌いになれない」と言って泣く。
嫌いになれたら、と言って泣く。
泣きながらまた腕を切る。
流れる血を見ながら、きっと私が悪いんだ
だからお父さんはあんなことをするんだと
幼い心で懸命に自分がされていることの理由を自分に結びつけて更に深く切り込み、声にならぬ慟哭を血で流す。
この女の子のせいなんかじゃないってみんなわかるよね。でもこの女の子は父親のせいにしたら嫌いにならなきゃいけないから、嫌いになりたくないから自分のせいにするの。
そうして歪に自分の心を守るの。
もう既に破壊されて木っ端微塵になっていて形すら留めない、あるかないかもわからない心を、
「大好きだったお父さん」の記憶を守る。
どこか遠い世界の話ではないんだよ。
あなたが守ろうとしているモラハラ環境は、これと同じだ。
私が頑張ればと、モラハラ加害者からの攻撃を耐えて耐えて、何がきっかけで爆発するかわからない毎日で細心の注意を払って薄い薄い氷上の上を歩くような生活を繋ぐことは、この少女の思考回路と大差ない。
モラハラのカウンセリングを受けていると、本当に人間の所業なのか？と思ってしまうほどの性被害を知る。
かくいう私も相当の性被害に遭ってきた。
ここに公に書けることではない。
黒歴史などといったような甘いものではない。
抗えぬ中での陵辱だ。
記憶からベリベリと剥がして燃やしてしまいたいぐらいの苦痛だったとだけ記しておく。
男性の歪んだ性欲とはここまで女を陵辱できるものなのだと知るたびに、男性への嫌悪感がどうしても湧いてしまう。
全ての男性がそうではないことは頭ではわかっている。
私の夫は決して私をそのように扱ったりはしない。
しかし。
と、なんとも言えない気持ちになる。
頭と心がアンビバレントになる。
それでもモラハラ加害者を嫌いになれないモラハラ被害者は、今日もまた陵辱される。
いつか私の頑張りで変わってくれるのではないか、と。
されるがまま、命じられるまま、
オナホールとして、
ダッチワイフとして、
娼婦として生きる。
そこで育つ子どもは幸せかな。
あなたがどう在っても攻撃され陵辱されることだけが約束されたその小さなモラハラという箱庭で、あなたは幸せになれるのかな。
今もまだ延々と陵辱される少女とあなたは似ているよ。
認めたくなくて私もこれを言うことが悲しいけれど、とてもよく似ている。
決めるのはあなただから、色々な対処法を試すもいい。
そうしてモラハラを受けなくなりました！という第一人者となろうとするのもいい。
だけど私、そんな人に会ったことがないよ。
還暦近くになって、無視だけになりました！という人はいたけれど。
これほどの莫大な人口のモラハラ被害者がいて、
いないってことだよ。
それが何を意味してるかってことだよ。
本当に少なからずそういったケースが見受けられる事象なら、被害総数に比例して少しは増えるはずなんだ。
ひとりで悩まずに、どうか私に声をかけてね。
私はここにいるからね。
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モラハラやDVにはめっぽう詳しいです。
反抗期や親子関係などにも強いです。
行政や警察などへの対応なども詳しいと思います。
脱出後の1番苦しい時にも是非使ってね。
私、それ経験してるからきっとあなたの気持ちに寄り添えるよ。
umechobin@yahoo.co.jp
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