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Aircraft Makers official blog(old)

東京理科大学野田キャンパスにある鳥人間サークル『Aircraft Makers』の旧公式ブログです。

部員全員の安否は確認できました。
機体、各作業場の破損はありませんでした。一部、機材が故障しましたが、修理できるかは不明です。
計画停電の影響で作業場へ向かう交通手段が不安定な状態です。
今後の作業は部員の安全が確保できるまで控えています。


こんばんは≧(´▽`)≦駆動藩です



最近花粉にフルぼっこにあってますが、さっそく第2回と第3回の破壊試験をレポートします(・ω・)/


まずは第2回の目的は

『第1回目の接合方法の強度は従来の方法より強いのか?』ということで


いつものようにグルットクロスを巻きました。



Aircraft Makers official blog-破壊試験2回目1



2回目以降、安全性を上げるために250円で買ったツナを使用しました。


で、破壊(笑)




Aircraft Makers official blog-破壊試験2回目2

スタイロがまんま残ってます。パテは付いたままです。





Aircraft Makers official blog-破壊試験2回目3
パテではなく、クロスが引きちぎられたような感じに。


15.2kgの荷重をかけたときに破断したので、1回目の方法より5kgほど強度が増しています。(1回目より静的であったこともある気も)

モーメントにすると20Nmとなりこれは結構大きいのでは(゚_゚i)


ということで、3回目しました。1回目にクロスがはがれたので、荷重をかける方向の逆側を大きく接合し、クロスがはがれることを防ぎます。荷重をかける側には少量のパテでフィレットをつくり、構造的に多少強くします。接合の周りのみを3cmほど2重に巻き、クロスが破断するのを防ぎました。







Aircraft Makers official blog-破壊試験3回目1

相変わらず、接合用のパテは最小限に

Rを作るのは意外に難しい(^_^;)本気でRを作るなら仮止めしてあ後に作るとやりやすいかと


で、破壊(笑)


Aircraft Makers official blog-破壊試験3回目2


今回は当初の予想をはるかに上回り、25.5kg(102Nm)まで耐えました。


従来の方法より10kgほど、モーメントでは40Nm強度が増しました。


Aircraft Makers official blog-破壊試験3回目4
相変わらずパテはペリッとwクロスはバリっとw


Aircraft Makers official blog-破壊試験3回目3
やはり、クロスが引きちぎられています。


3回目はクロスの切り出しをケチって接合部付近にクロスが被さっていないところもありましたが、全く問題ありませんでした。まとめると、フレームの強度はクロスの配置が大きく関係する。ということだと思われます。各接合部がどの方向に、どのような力がかかるかを概算してやれば接合部の軽量化は見込めるのではないかと思います。



おひさしぶりです。代表です。


やっとこさ、落ち着いてきたので近況報告します。


三面図での「栄光への駆け足」から約1年・・・



今年は違います!


①書類の方が(A4で1枚)時間ぎりぎり


午後4時には提出



それにしても、時間がかかった(汗

なかにはバイトと重なって二徹してる人もいてw

これは妥協せざるをえないのかと思ったり、間違いなんか無くならないとか思ったり、

と、いろいろ思いつめていましたが


なんとか完成しました。もう燃え尽きた感が・・・w


とはいえ、作業もしていたり。駆動藩はただ今3回目の破壊試験の準備中です。(桁が来ないんですね、やばいんですね)

結果は3回目が終わったら2回目の結果とともにお知らせしたいと思います。


まだ、体力が戻ってこない(気力が萎えたのか?)のでこのあたりで(・ω・)ノシ

駆動班班長です。
本日、他チームの方から教えていただいたコックピットパイプの結合法の試験を行いました。


まず大きな変更点はパテの量です。
Aircraft Makers official blog-破壊試験0

これはパテに何㌘使ってるんだろう?レベルの量ですwww



Aircraft Makers official blog-破壊試験0.5
クロスもパイプの半分しか巻きませんでした。

そして、問題の試験。。。事前に破壊試験をしよう!と豪語していたものの安全な方法が見つからず荷重試験でもいいかwということで荷重試験にw

Aircraft Makers official blog-破壊実験1

図だと上図のような感じです。階段にパイプをくくりつけ、パイプの結合部から400mm(0.4m)のところにひもで重さの量ったブロックをつるしていくという方法です。

途中、見物というか一緒に作業していたフェアリング班班長の助言で図のように階段の手すりにひもを這わせ、ブロックによる荷重のかけ方を安全なところから調節できるようにしました。これのおかげで結末が・・・w


Aircraft Makers official blog-破壊実験2
折れました

11kgの荷重を静的にかけている途中、ほとんどひもから手を離す寸前。聞き覚えのある音とともに結合部が破壊。負傷者0名


「あー破壊試験になっちゃったね(笑)」

というこで、まじめに考察書きます。

片持ち梁の状態で
結合部から0.4mのところに集中荷重
荷重は8kgまで耐え、11kgで破断。(10kgは耐えていた気も・・・)


これらからいえることは、この結合法で耐えられるモーメントは

M = F[N] × x[m]
=80[N]× 0.4[m]
=32[Nm]

です。たぶん40[Nm]くらいいける気も・・・

安全率を2とすると20[Nm]は大丈夫ということです。

パイプの径が40mmであることも考慮すると十分な強度だと思います・・・


Aircraft Makers official blog-破壊実験3

こちらが結合部です。多少わかりにくいところもあると思いますが・・・

パイプに残っているクロスを見るところ、荷重がかかっている部分のみ破れたり剥がれたりしています。ここではクロスの強度や接着強度は従来のACMやり方で行っているので、議論しません。

クロスをパイプに1周まわして接着する必要は無さそうです。変わりに、クロスが剥がれた荷重をかけ引張応力が最大になるところはクロスを増やしてもよさそうです。また、圧縮応力が最大になる所にはパテでフィレットを作ってもよさそうでした。






おまけ
Aircraft Makers official blog-破壊実験4
ブロックが・・・wかけてました。もし荷重をかけている最中に破断したら・・・(ry
こんばんは~代表です。

長く苦しいテスト期間が(強制)終了し、あっという間の楽しい機体製作期間に入りました!

駆動班としては他チームさんから得た知識からの研究…そのうち成功したら詳しく説明すると思いますが

サークルとしては2011年初部会!となりました。議題はOB・OGの追いコンから始まり新入生の新歓まで…ってもう3年生ですかw

まだまだ気分(行動・言動)はフレッシュな1年生なんですけどw