本日、他チームの方から教えていただいたコックピットパイプの結合法の試験を行いました。
まず大きな変更点はパテの量です。

これはパテに何㌘使ってるんだろう?レベルの量ですwww

クロスもパイプの半分しか巻きませんでした。
そして、問題の試験。。。事前に破壊試験をしよう!と豪語していたものの安全な方法が見つからず荷重試験でもいいかwということで荷重試験にw

図だと上図のような感じです。階段にパイプをくくりつけ、パイプの結合部から400mm(0.4m)のところにひもで重さの量ったブロックをつるしていくという方法です。
途中、見物というか一緒に作業していたフェアリング班班長の助言で図のように階段の手すりにひもを這わせ、ブロックによる荷重のかけ方を安全なところから調節できるようにしました。これのおかげで結末が・・・w

折れました
11kgの荷重を静的にかけている途中、ほとんどひもから手を離す寸前。聞き覚えのある音とともに結合部が破壊。負傷者0名
「あー破壊試験になっちゃったね(笑)」
というこで、まじめに考察書きます。
片持ち梁の状態で
結合部から0.4mのところに集中荷重
荷重は8kgまで耐え、11kgで破断。(10kgは耐えていた気も・・・)
これらからいえることは、この結合法で耐えられるモーメントは
M = F[N] × x[m]
=80[N]× 0.4[m]
=32[Nm]
です。たぶん40[Nm]くらいいける気も・・・
安全率を2とすると20[Nm]は大丈夫ということです。
パイプの径が40mmであることも考慮すると十分な強度だと思います・・・

こちらが結合部です。多少わかりにくいところもあると思いますが・・・
パイプに残っているクロスを見るところ、荷重がかかっている部分のみ破れたり剥がれたりしています。ここではクロスの強度や接着強度は従来のACMやり方で行っているので、議論しません。
クロスをパイプに1周まわして接着する必要は無さそうです。変わりに、クロスが剥がれた荷重をかけ引張応力が最大になるところはクロスを増やしてもよさそうです。また、圧縮応力が最大になる所にはパテでフィレットを作ってもよさそうでした。
おまけ

ブロックが・・・wかけてました。もし荷重をかけている最中に破断したら・・・(ry