D3からいよいよ採卵前の自己注射が始まりました。
まずはD3より卵胞を刺激するMenopur(日本ではフェリングと呼ばれるようです)を開始しました。この注射は以前のクリニックのものと違って、自分で薬液を注射に充填する必要があり、その作業はまるで理科の実験のようでした。
D6に再び超音波スキャンを行い、そこでD7からOrgalutran(排卵させないようにするための薬)の注射が加わりました。
このOrgulationを初めて打ったのですが、注射を打った周辺に数十分くらい鈍い痛みを感じました。また、皮膚が蚊に刺されたように赤くなりました。この赤みは一時間くらいで収まりました。これらは、Orgulationによる典型的な副反応のようです。もし、同じ注射を打つ方がいらっしゃったら、ご参考になさっていただければと思います。
また、このクリニックから自己注射開始と同時に、Injection Formという注射のスケジュール表が渡されました。このFormには注射の量やタイミングが記載されていました。以前のクリニックでは口頭のみの説明でしたので、たった一枚の紙ですが何度も確認できる安心感がありました。
また、診療時間外に痛みや異変を感じた場合の連絡先としてWhattsupの番号も記載されていました。これは、患者さんの不安を取り除くのにとても良いサポートだと感じました。
採卵前の自己注射はそうそう経験するものではないですし、注射をするだけでもストレスがかかるので、何か異変があった時に頼れる先があるのは心強いです。