シンガポールで仕事と不妊治療の両立 | シンガポールで不妊治療&妊娠、育児の記録

シンガポールで不妊治療&妊娠、育児の記録

2019年12月からシンガポールで不妊治療を始め、採卵2回、5回目の胚盤胞移植を経て2021年に妊娠することができました。

2022年7月に無事出産し、現在は慣れない育児に追われています。

私の経験が誰かのためになればと思い、ブログに記録を残すことにしました。

私はフルタイムで働きながら不妊治療を行っています。

運が良いのか悪いのかは分かりませんが、不妊治療を始めてからすぐコロナの影響のため100%在宅勤務になりました。

 

私の会社は割と融通が利くため、会議等がなければ勤務時間中に2時間くらい抜けて通院しても問題ありません。(その一方で、成果を出せなければ容赦なくクビになりますが。。。。)

そのため、時間的制約と言う意味で私の不妊治療は恵まれていると思っています。

 

オフィスに通勤しながらの不妊治療を行ったことはないので、比べられないのですが、やはり在宅勤務と比べると多くの休みを取らなければならないと思います。

 

日本で働いていた頃、不妊治療をされていた同僚がいました。彼女は通院のためにかなり会社を休まなければならず、結局自主退職を余儀なくされていました。

治療のおかげでその方は双子を妊娠&出産されたのですが、もし治療が実らなかったらと思うと考えるのも辛いです。

 

不妊治療に限らず、通院する必要がある方、誰かの介護をする必要のある方、お子さんのお世話をしなければならない方等々、様々な理由を持った方々がいらっしゃいます。そういった事情を考慮してもらえるような仕組み作りが早くできてくれることを願うばかりです。