三回目の移植結果の連絡を受けたその日に、転院の手続きを始めました。
セカンドオピニオンの際に転院に必要な書類一式（検査結果）の一覧表を既に頂いていたので、それらの書類を通っていたクリニックに取得しに行きました。
検査結果はクリニックから全て受け取っていたものの、かなりの量が溜まってきていたこと、そして手元にあっても使う予定がないと思い、いくつかの結果を処分していました。
クリニックで書類を手渡された際に、看護師から結果を全て渡しているのに何故保管していないのか、本来であれば料金を払ってもらいたいと文句を言われました。
確かに、私が結果を保存していないのが悪いのかもしれませんが、結果を保存しておくようにとか、再発行は有料だとは一切言われていなかったので、正直なところいい気持ちはしませんでした。
そこで、もし有料なら払いますと言ったところ、その看護師は黙ってしまいました。
これはクリニックによるのかもしれませんが、シンガポールで不妊治療を考えていらっしゃる方、既に受けていらっしゃる方は検査結果を全て保管しておくことをお勧めします。
検査結果に加えて、私は胚盤胞を新しいクリニックへ移動させなければなりませんでした。
そもそも移動ができるのか分からないという不安があったのですが、結論から言うと、シンガポールで胚盤胞の移動はできました。
実際に私が行った手続きとしては、胚盤胞を移動する同意書に記載するだけでした。あとはクリニック同士のやり取りで、何もする必要はありませんでした。
この胚盤胞を移動させるににあたり、新しいクリニックとのやり取りが始まりましたが、とてもスムーズに進みました。培養士さんと直接メールで連絡でき、返信も早く、不安な点も先回りしてカバーしてくれました。
以前のクリニックでは電話しか連絡手段がなく、何か問い合わせをしてもその日中に折り返しをもらえることはありませんでした。その上、翌日にこちらから再度確認の電話をして、やっと折り返しの連絡がくるといった感じでした。この電話を待っている間にもストレスが溜まりました。
新しいクリニックの対応がとても良いのか、もしくは前のクリニックの対応が悪いのかは分からないのですが、クリニック選びの重要性を再確認しました。