二回目の胚盤胞移植で妊娠に至らなかった私は、かなり精神的に落ち込みました。
そして、妊活に有効そうな情報を漁るようにネットで検索しました。
このネット検索は妊活を始めたときから行っていましたが、追いつめられるにつれて、より深いものになっていったと感じます。
私の例で言うと、以前なら絶対入らないと決めていた”妊活スクール”のようなものへ入会しました。そして、オンラインカウンセリングも受けました。
カウンセリングやスクールの内容はとても一般的なことで、バランスの取れた食生活を送ることの重要性を言われただけでした。ですが、当時かなり荒んだ精神状態であった私は、その普通のことにですら救われました。
少し冷静になった今になれば、栄養バランスの取れた食事は妊活関係なく重要であるし、その食生活を守ったからと言って必ず妊娠できるわけではありません。
ただ、夫ではない第三者に話を聞いてもらい、何か言葉をかけてもらいたかっただけだったのではと思います。
理想的には、その役割が主治医であって欲しかったと感じます。
私は妊活に関連したビジネスが悪いと言うわけではありません。
私のように救われる人もたくさんいるでしょうし、実際に妊娠されてる方もいると思います。
ですが、個人的には妊活関連ビジネスが必要なくなるくらい、主治医とのコミュニケーションがきちんととれる方が増えて欲しいと願っています。
妊活は頑張ったから結果が出るというものではなく、100%の治療法もないため、多くの人が悩み、誰かに助けを求めるのだと思います。
私も未だにどのように心を持っていけばよいのか分からなくなります。個人的には、結局のところ自分を信じて納得して治療に臨むしかないなと感じています。(なかなか難しいですが)
子供を持ちたいと望んでいる全ての人が子宝に恵まれますように。