ペンギン
実家のトイレには野生動物のカレンダーが掛けてある。
で、帰って早速トイレに入ったら11月・12月は見るからにかわいいペンギンの写真だった。
しかし、
写真の下を見ると、大きな文字で
「飛べない鳥」
と書いてあった。
クソッ!
危うくカレンダーを破るところだった。
今年も残すところ数日だから破ってもよかったか…
後輩達!
めげずに頑張れよ!
俺は信じてる。
ACMは絶対に飛べるって!
結果がっ…
噂は当たったようです。2週間遅れという。
今日の正午、都内のチームに書類審査の結果が届いたという書き込みが鳥人間SNSでありました。
そして、ドキドキしていると、夕方に現代表からACMにも届いたという連絡が!!
ACMでは慣習的に「みんなが集まって結果発表」となっているので、まだドキドキは続いています。
明日、ついに判るわけです。
行きたい。
琵琶湖に行きたい。
もう現役部員ではないけれど。
プラットホームには上がらないけれど。
行きたい。
まだ、自分はあの場所に「忘れ物」をしているような気がする。
代表を経験して、サークルを率いる立場になってから、忘れ物に気づいた。
その忘れ物を見つけに。琵琶湖に行きたい。
それが、今の夢だから。
一抹の不安
理大祭が無事終わりました。
今年は2店舗出店ながら、現役メンバーが本当に頑張っていて、理大祭自体の客足は少なかったにも関わらず高い売り上げを上げていました!素晴らしい!
きっと、1,2年生にとっては飛行機を飛ばすのに必要な「チームワーク」も学んでもらえたと思います。
隠居の私も、早朝に京都への「合格祈願」
から夜行バス
で帰って来て、部屋でシャワーを浴びてから理大祭へ行きました。
とはいえ、隠居の身です![]()
少しお手伝いをし、お土産を差し入れしたら、あまり邪魔にならないように理大祭を色々見物して遊んでいました(笑)
なんといっても、昨年までは鳥人間と兼部していた茶道部があり、中でも茶道部は理大祭が活動の集大成(鳥人間でいう鳥コン)なので、3日間それだけで手一杯。他のサークルの出展はほとんど見たことがありません。
それらから解放された今年、私は理大祭で絶対にやりたかったことがありました。
それは、「鳥人間サークルの後輩達が他サークルで活躍している姿を見る」ことです。
本当は昨年、代表を務めている時にしたかったのですが… 引退する茶道部に付きっきりで実現しませんでした。
ACMの部員の何人かは他サークルと兼部しています。そこでもきっと頑張ってるはずなので、その頑張っている姿、そしてACMとは違う一面が見たいと考えていました。
そこで今年は、パンフレットで事前に調べて、天文部のプラネタリウム、ジャグリング部のショー、電気工学研究会の展示などを見ました。
これが、どれも素晴らしく感動してしまいました。
プラネタリウムは学生が作ったとは思えない精巧さで美しい星が見れました。
ジャグリングは驚くような技の連発で、終わった後に無心で拍手していました。
電気工学研究会では「超電磁砲(レールガン)」を実演していてビックリ(笑)
前々からの希望が実現できて大満足の理大祭でした![]()
さて…
話は変わりますが、今の私には気が気でないことが…
というか、全国のバードマンが感じていることでしょう…
そう、「書類審査の合否結果」です。
予定ではもう届いている頃ですが、未だ音沙汰無しのようです。
他チームも同様みたいなので、合否の違いによる遅れではない模様。(そもそも、合否で送付時期に違いがあるかは不明ですが…)
SNSでも遅れを指摘する声がありましたが…
私は信じています。きっと、単なる審査の遅れか、送付作業の遅れだと思います。
何よりも大事なのは「合否」ですから!
高校時代の師の教えからか、私は代表を務めていた当時、何通りかの結果を考える「場合分け」をして計画・行動するように心掛けていました。
でも、代表の職を辞した今、この書類審査の結果だけは「場合分け」をすることができません。
合格し、来年は琵琶湖で後輩を応援しに行くことしか考えられないのです。
実は先週、早々に彦根ビューホテル(旧彦根プリンスホテル)の予約をしようとしていました。
問い合わせたら半年前からの予約開始ということで、断念したんですが…
ホテルの予約といっても、部員が不眠不休で頑張っている中、私がのうのうと泊まるわけではありません(笑)
来年7月、両親が結婚25周年(銀婚)なので、サプライズプレゼントとして鳥人間コンテスト観戦に招待したいのです。(このブログは知らないから言っても大丈夫だと…)
コンテスト用に制作中の5号機は今年9月に引退した5期メンバーも制作に大きく関わっていました。
私も、現役時代に構造設計や部品設計をしているので、決して「他人事」ではないのです。
なので、今まで迷惑をかけた両親に、詫びになるかは疑問ですが、学生時代のの集大成として5号機が飛ぶ姿を見て欲しい…
そういう小さな夢があります。
だから、なんとしても琵琶湖に行きたい。コンテストに出たい。
今まで決して諦めずに、ACMを、そしてACMのメンバーを信じ続けてきてくれた最上級生メンバーの顔を見てもそう強く感じる。
特に2007年にプラットホームへ上がったことのないメンバーに、あの最高の景色を見せてあげたい。
活き活きと飛行機を作る1、2年生の顔を見ても感じる。
コンテスト遠征の3日間、言葉にできない興奮で満ちた、記憶に深く刻みつけられるような経験をさせてあげたい。
行かなきゃ。行かなきゃだめなんだ。
いや、選択肢は無い。
行くんだ。