AKIRA’s Bar -4ページ目

Ackeyの満腹日記 -天ぷら 八坂 圓堂-

皆さ〜ん、ごきげんいかがですか?

ワタクシ天ぷら 八坂 圓堂さんの天ぷらいただいてまいりました。

今回は、お昼の葵コースを。


まずは先付け。

汲み上げ湯葉ですね。



天ぷらの1品目、とうもろこしです。

関西ではごく一般的なとうもろこしの天ぷらも、東京ではほとんど見ませんね。



これは、海老のすり身をパンに塗って天ぷらに仕上げた、海老パンです。



ここで早くも天ぷらの王様、海老の登場です。



これも珍しい1品。

茹でて裏ごししたエンドウ豆を再びサヤに詰めて揚げたエンドウ豆のコロッケです。



これは、椎茸の海老のすり身詰め。

肉厚で大ぶりの椎茸にプリプリの海老すり身。

美味にございます。



半兵衛編さんの蓬麩の天ぷら。



このお魚、、、、何だったかな。

鮎?(いいかげん😅)



これも、何かお魚の大葉巻き。

お魚なんだったか、何で覚えてないんだ〜



タラの芽。

やはり春の天ぷらには欠かせないですね。



そしてこちらも、これを食べないと春野菜を食べたとは言えない、、と個人的に思ってます菜の花です。

やはり、これも欠かせません。


こちらは、穴子。



コースには含まれてないけど、もう少し春野菜が食べたかったので、アスパラを追加。


天ぷらが一通り終わって、メインまでの間、会席料理で言う「お凌ぎ」や「強肴」に当たる1品。

サラダです。


メインは天丼か、このかき揚げとご飯を別にして食べるかを選べます。

ワタクシは、天丼にしました。



ラストのお水菓子はピンクグレープフルーツのグラニテ。


天ぷら三昧!
思う存分堪能しました。

ごちそう様でした。

「美味なるものには力あり」by Ackey


Ackeyの満腹日記 -元祖 釜めし 春-

皆さ〜ん、ごきげんいかがですか?


久しぶりに元祖 釜めし春さんに行って来ました。


関東地方限定だろうけど、昔はCMやってたんですよね。

当時、小学生くらいだったと思うけど、すでにその時点で「レトロだなぁ」って思うようなナレーションに古い映像、お姉さんが目の前に釜めしが運ばれて来てワァ〜👏って拍手する姿が印象的でした。


そんな春さんですが、創業は1926年(大正15)と言うことですから、今年で96年!もうすぐ100年を迎える老舗中の老舗です。



春さんは、浅草の本店と、上野にも店舗があります。


今回お邪魔しましたのは上野店で楓コースをいただきます。

まずは先付け。

この後、お造りなんだけど、たこ刺し??、、、、


お造り。



天ぷら。


焼き鳥。



茶碗蒸し。


そして、〆めにして、メインディッシュの釜めしでございます。


ジャ〜ん!

今回は五目釜めしにしました。

えび、椎茸、鶏肉、たけのこ、三つ葉。


ごちそう様でした。


「美味なるものには力あり」 by Ackey




Ackeyのおスルスルさん京めぐり -百萬遍 知恩寺 「手づくり市」-

皆さ〜ん、ごきげんいかがですか?


毎月15日恒例の百萬遍 知恩寺さんの手づくり市に行って来ました。



百萬遍と言うユニークな名前の由来は、元弘元年(1331年)第8世法主善阿(ぜんな)上人の時代まで遡ります。


この時代、京都に疫病が蔓延した際に後醍醐天皇の勅命により空円(善阿上人)がお堂にこもり、お念仏を唱え続け、見事に疫病を鎮めました。

この時に唱えられたお念仏が100万回(京都の言葉で「百万遍」)に及んだことから、帝より「百萬遍」の勅号が下賜され、弘法大師(空海)の筆による「大利剣名号」の掛け軸と540顆の大きな念珠も下賜されています。


この大念珠、本堂の壁に鴨居に沿って飾られています。

このお念珠をみんなで輪になってお念仏を唱えながら繰って行く「大念珠繰り」と言う、いわゆる数珠廻しも有名ですね。






たくさんのお店が出ていますね。



ちょうど昼のおつとめの時間だったのか、本堂ではお坊様たちによるお念仏が唱えられていました。

お坊様、10人以上いらしたので、圧巻の迫力です。


コロナ退散!





Ackeyの おスルスルさん京めぐり -「京の冬の旅」西陣 興聖寺-

皆さ〜ん、ごきげんいかがですか?


一年で最も観光客の少ない冬の時期に京都にお客さんを呼び込もうと始められたキャンペーン「京の冬の旅」

今年で56回目を迎えるそうです。


通常は非公開部分も、この「京の冬の旅」の期間中特別公開されるお寺もあって、かなり貴重な機会です。


と言うことで、「京の冬の旅」に乗じてワタクシ行ってまいりました。


西陣興聖寺さん。





古田織部ゆかりのお寺と言うことで、別名「織部寺」とも呼ばれています。


古田織部と言えば、織部の焼き物、、、

今の今まで、てっきり陶工さんなのかと思っていましたが、実は武将だったんですね。

(ワタクシ、単なるおバカ?)


千利休に弟子入りし「利休七哲」の1人に数えられる茶人でもあり、茶道織部流の祖となりました。


その自由で個性的な美意識は茶器や建築、庭園など広い分野で「織部好み」として大変流行したそうです。


ま、今でもこのように名が残っているわけですからね。


よく考えてみると、千利休は元々は堺の商人、それに対して織部は武将。


武士が商人に弟子入りするって、凄いことですよね。


そんな興聖寺さんが「京の冬の旅」の特別公開に参加されるのはナント!40年ぶりとのこと。







この回廊を渡って、まずは方丈へ。

「青波(せいは)」の襖絵を拝見します。






クリスチャン•ラッセンの絵を思わせる鮮やかな海の青ですが、これは海中写真家の杏橋幹彦さんが20年前にフィジーで撮影された写真データを襖に写したものだと言うことです。


お寺さんの方丈の襖絵としてはかなり斬新ですね。


そして、天井にも四季を表した絵が。










そして、今回一番楽しみにしていたのが、こちら

「降り蹲踞」






美しかったです。

本当に素晴らしい。


この後、織部のお茶室「了雲庵」を拝見しました。







最初「こうしょうじ」と聞いて、同じ堀川通りの西本願寺さんに隣接している「興正寺」さんと勘違いしていましたが、思いがけず、素晴らしいものを見せていただく機会に恵まれました。


ありがとうございました。





Ackeyのおスルスルさん京めぐり -新京極六角•京極かねよ恒例「かねよ寄席」

皆さ〜ん、ごきげんいかがですか?


新京極六角にある老舗の鰻屋•京極かねよさん。


こちらのお店で毎月最終月曜日に行われる


「かねよ寄席」


そう、こちらのお店で落語が聴けるんです。


実はずっと以前から来たかったのですが、月に1回しかないと言うスケジュールの上、コロナで寄席のイベント自体の中止が相次ぎ、、、

そんなこんなで今回、ようやく伺うことができました。


ザ!老舗って感じの店構えでしょう?


これです!これ!

ワクワク💕


かねよ寄席の料金は¥2,600でかねよ特製うなぎ丼(または、きんし丼)付き。


寄席のお代金とうなぎ丼で¥2,600

では、寄席のない日にうなぎだけ食べに来たら?


うなぎ丼の並は¥2,600

、、、、、??

ん?


これって、少し前にスマートフォン売り場でよく目にした「実質無料」ってヤツ?


並んだ順番待ちをしている間に、ガラス越しにうなぎを焼いているところが見えます。


おいしそ〜

こりゃ、期待が高まりますね。


順番が来てお代金を払って2階に上がって、まずはお丼をいただきます。

秘伝のタレで香ばしく焼き上げたうなぎはまさに絶品です。

うなぎをいただくと、大広間に移動していよいよ寄席が始まります。

すでに大広間には高座が設えてあります。


この日のご出演は


桂 弥っこさん

桂 二乗さん

桂 米ニさん


久しぶりに大笑いしました。


枕でお話しされた、コロナ禍で仕事が減ってしまった時、ニ乗さんがUberEatsの配達員を始められ、かねよさんに何度も商品を受取りにやって来て、その度に「???」な反応をする店員さんとのやりとり、お届け先で、玄関を開けた娘さんが配達員であるニ乗さんに気づいて、、奥に向かって「お母さ〜ん、噺家さんが届けてくれはった!」


顔さしてるやん!!


それと、藤森から山科まで深夜にたこ焼きを配達したお話し。


そして、米ニ師匠の部分で、「三条通りを歩いておりましたら、UberEatsの配達員がやけに親しそうにこちらに近づいて来るので「なんや?」と思っていたらあの男(ニ乗さん)でしたわ」


など、UberEatsネタが面白かったです。


この、うなぎと落語の組合わせって、最高ですね。

次回はきんし丼をいただいてみようっと!🥢


またぜひ聴きに来たいです。


ありがとうございました。


Ackey