先日の採集品になります。
同じガマから出た綺麗な兄弟です。
ん～兄は左ということにしておきましょうか。
珍しい花崗岩中の石英脈から産したものになります。
そう大きいものではありませんが、
煙色がやや独特で結晶質が普通より一段きれーな感じです。
小さくても存在感のある水晶はいいなと思います。
弟の方が入っているのでズームしますと、
緑色の内包物がしっかり入っておりますねー
ぼやっとしたのは緑泥石とみまして、
緑の針状の内包物は角閃石類でしょうか？
でも全結晶が緑色だと「緑簾石」の可能性が高いような。
一部の針に強い光沢が認められるので、
それも緑簾石を裏付ける要素かなと思います。
なーんか緑簾石のような針が出ると、
記事にしたくなるんですよね。
なんでかっていうと、
個人的には採集品で緑簾石はわりと珍しいんです。
緑簾石は岩体や産地によっては、
かなり普通にみられる基本的な鉱物種ですが。
なんか偏見かもしれませんが、
緑簾石は「ショボい産状」にくるような・・・
ふ忘れてくださいねｗｗ
でも花崗岩でいえば山口のあれとか立派ですよね。
花崗岩の緑簾石が目立って凄いって案外ないものなんですよ。
小規模な産状の小さい結晶の中には、
意外な個性を発揮する子達がいるもんです。(。-ω-)zzz. . .