アッシェンバッハの彼岸から -83ページ目

いまさら勝手に『パリ・ジュテーム』


パリ・ジュテーム   (2006 仏=独=リヒテンシュタイン=スイス)





どーでもいいのだけれど、こんなにがんばって書いたのにアップするの忘れてたー。

これ書いたのが3月7日ということで、かなり旬を過ぎてますが、

せっかく書いたので載せときます。まだ・・・ぎりぎり、観れるはず。

5分×18篇を1篇ずつあーだこーだ書くことなんて、よほど暇か仕事でもなきゃやらないよなふつう。

ということで、これは仕事で書いたもの。ちょっとだけ好き勝手に変更して転載してみます。

『パリところどころ』が観たくなってきた。



■18区モンマルトル⇒★★頑張ったことは認める。でも狭い世界で毒づきまくってる主人公には何だか共感してしまう。

■5区セーヌ河岸⇒★★★★パリといえど宗教と価値観はさまざま。とにかく女の子が綺麗で、男の子が可愛い。

■4区マレ地区★★★⇒美しきパリジャン!!ゲイinパリ。ガス・ヴァン・サントでマレ地区ですから。で、ギャスパー・ウリエルの美しいこと美しいこと。『ハンニバルライジング』になんか出ないでほしかった。

■1区チュイルリー⇒★★★アメリカ人観光客の自嘲。もーブシェミが出てるだけで最高。相変わらずのクシャミこらえ顔。でも観光客ってこんな気分。そしてフランス人にとってのアメリカ人って。このイタさがコーエンかと。

■16区、16区から遠く離れて★★★★★⇒わたしが個人的にいちばん好きだったのはこれ。タイトルはゴダール映画のパクリ?科白はほとんどない。あるのは、美しき移民女性の子守唄だけ。窓の外の景色が美しい。ほんの5分なのに長編の良作を観たような後味を残す。

■13区シュワジー門⇒★★やっぱクリストファー・ドイルって意味不明。いいから撮影だけにしといてくれ。でも肩へのキスはさすがパリの紳士ですな。

■12区バスティーユ★★★★⇒恋じゃこうはいかない。

■2区ヴィクトワール広場⇒★★★日本の諏訪敦彦×フランスを代表する女優ビノシュ×おなじみハリウッドの怪優デフォーという興奮の組み合わせ。諏訪の『M/OTHER』とか大好きなんだけどな。でも、これは何だか生かせてなくて中途半端。諏訪は即興演出の人らしい。

■7区エッフェル塔⇒★★★これまた異色。アニメふうの非日常世界がエッフェル塔のふもとに。ユーモラスで超キュート。

■17区モンソー公園⇒★★★フランスのロリータ小悪魔サニエと大俳優ニック・ノルティ。そしてアルフォンソ・キュアロンが最近お気に入りらしいロング&ワンショットで撮りきる短編は、退屈な入りから意外なオチのあるラストまでを文字通り一気に見せる。そんだけ。

■3区デ・ザンファン・ルージュ地区⇒★★★☆マギー・ギレンホールがキレイじゃなくてもったいない。わざと?『主人公は僕だった』の彼女はあんなに可愛いのに。華やかな群集の中の小さな孤独。

■19区お祭り広場⇒★★パリって美しい白人たちが闊歩してるだけの場所じゃない。よくまとまってるんだけどラストショットが致命的に安い。はー、残念。

■9区ピガール⇒★★★何しろファニー・アルダンは私の生涯の憧れであります。

■8区マドレーヌ界隈⇒★★映画オタクが初めて撮ったみたいな作品。芸術的試みは理解するが、パリじゃなくてもいいよねえ。

■20区ペール・ラシェーズ墓地⇒★★★役者も好き。ワイルドも好き。だけど何だか惜しいなあ。喧嘩する映画が個人的にダメなんだ。

■10区フォブール・サン・ドニ⇒★★★★一瞬の中に永遠。あっという間の数ヶ月と重く長い一瞬を、ティクヴァらしい早回し&疾走感溢れる映像で。アミダラじゃなくデニム姿のポートマンも魅力的。

■6区カルチェラタン★★★★★⇒贅沢!これ1本だけでも観る価値あり。何しろジーナ・ローランズ&ベン・ギャザラ@カルチェラタンですよ。この時点で満点。洒脱な会話に酔って。監督ドパルデューがカフェのオヤジなのもしゃれてる(米映画ならさしずめキュートなウェイトレスってとこでしょうか)

■14区★★★★☆⇒地味だけど印象的。当たり前の日常とささやかな夢。ひとりぼっちの異邦人の目に突然、見えたものは。こういう日常の中の非日常、これを垣間見たいがために私は映画を観ている。