自由の羽 | ちょこっと幸せニューヨーク

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*NY在住シンガーソングライターCHOCO。ビジネス、音楽活動、アーティストサポートのお仕事、3児の子育て、大好きなことで溢れるニューヨーク生活。毎日もがきながらも感じている幸せのおすそ分け*

 

 

 

ここ最近、「ザ・アメリカン」な問題が色々と発生しました。

 

 

 

 

 

オンラインスクールに必須ということで、

 

 

 

 

 

先日Amazonで、長女(念願)のラップトップを購入した時のこと。

 

 

 

 

そこまで機能性やブランドにこだわらず、お手頃なものを購入したからか、

 

 

 

 

2週間もしないうちに、「ウィィイーーーン」てすんごい変な音が出だして、滝汗

 

 

 

 

 

ある朝、うんともすんとも言わなくなりました。ゲッソリ

 

 

 

 

 

カスタマーサビスに連絡し、事情を説明したところ、

 

 

 

 

 

「OK!商品を返送してくれればすぐ返金します〜」とのこと。(←よくある感じかな?あせる

 

 

 

 

 

ポストオフィスとかも行きたくない時期だけど、、、

 

 

 

 

 

仕方ないので、すぐ言われる通りに。

そして新しく別のものをまたオンラインで購入。

 

 

 

 

 

届くまでは(イヤイヤ)私のラップトップで宿題をさせといて、

 

 

 

 

 

無事に新しいラップトップが送られて来たので、ホッとしたのですが、、、

 

 

 

 

 

今度は、そのラップトップと電源コードが、全く違う品種。

 

 

 

 

 

 

ソケットにハマらないやん(笑)

 

 

 

 

 

 

今度ばかりはキレるより大爆笑笑い泣き

 

 

 

 

 

 

なんでそうなる!?

 

 

 

 

 

漫才か!って心の中でツッコミました。

 

 

 

 

 

半笑いと半ギレで、再度カスタマーサービスに連絡し、

 

 

 

 

 

後日たいそう丁寧な謝罪メールも来ました。

(そこにも笑ってしまうw)

 

 

 

 

 

わざとやってる?って疑りそうでしたが、

 

 

 

 

 

現在、新しいのを送ってもらっているところ。

 

 

 

 

 

今度こそマトモなものが到着することを祈ります・・・ニヤニヤ

 

 

 

 

 

 

そして、別の問題も。

 

 

 

 

 

 

しかも、

 

 

 

 

 

 

「お金」について。






実は、失業保険の申請をしまして。

 

 

 


 

現在ニューヨークの失業保険の機関はパンク状態で、オンラインは不備があり。

 

 

 

 


まず申請登録するだけに、朝から夕方までざっと数百回、何日間も電話をかけまくり、

 

 

 

 

 

やっと繋がり、どうにか登録が済んでホッとしていたのも束の間。

 

 

 

 

 

機関側の手違いで、名前の情報が変えられていて、情報変更が出来ず、

 

 

 

 

 

その後、最低でも3週間以内にバンクカード受け取れるはずが送られて来ず、

 

 

 

 

 

待つこと一ヶ月半。。。

その後、問い合わせた機関のウェブサイト登録ページでは

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ前に「配達済み」扱いとなっていましたガーン

 

 

 

 

 

 

嘘でしょ!?ってことが多々起こります...ポーン

 

 

 

 

 

 

そして、その後もまた電話をかけまくること何時間 x 何日。ガーン

 

 

 

 

 

 

これまでの貯金で、三ヶ月無収入の不足分をやりくりしていたのも限界に近づき、

 

 

 

 

 

 

家賃の支払も滞納し出し・・・(人生初かもガーン)。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に大変でした。

 

 

 

 

 



粘り強くリサーチして、

機関に連絡しまくって、

 

 

 

 

 

 

幸いにもなんとか解決し、受け取れることになりました。えーん(申請後の2ヶ月分はちゃんと貯まってましたキラキラお願い

 

 

 

 

 

あちらの手違いx2回で済んだので良かったのですが、

 

 

 

 

 

なんせ、ツッコミどころが多い米国では、

 

 

 

 

 

政府や機関側のミスで、こちらがトラブルに巻き込まれるなんて日常茶飯事。

 

 

 

 

 

全て自己責任なので、

解決したければ、自分が立ち上がって戦うしかない。

 

 

 

 

 

まさにこの言葉通り。

 

 

 

 

The squeaky wheel gets the grease

いちばんきしむ車輪が油を注してもらえる

 

 

 

 

 

「問題があるなら、声を張り上げないと誰も聞いてくれない」という意味。

 

 

 

 

 

アメリカでの生き方を代表することわざそのものだな、と思います。にやり汗

 

 

 

 

 

 

ただし、こういう言われもあります↓

 

 

 

 

 

The squeaky wheel doesn't always get the grease,

sometimes it just gets replaced.

 

いちばんきしむ車輪がいつも油を注してもらえるわけじゃない。

時には、ただ交換されてしまうこともある。

 

 

 

 

不満や文句をキーキー言ってると、他と取り替えられてしまう、という意味ニヤニヤ

 

 

 

 

 

 

そしてさらに。

 

 

 

 

The squeaky wheel gets the grease but the quacking duck gets shot.

 

いちばんきしむ車輪は油を注してもらえるが、うるさいアヒルは撃たれる。

 

 

 

 

 

油を注すひと(運転する側)にとって重要なら聞き入れてもらえるけれど、

 

 

そうでない場合は消される、

というまあまあシニカルな話し滝汗

 

 

 

 

 

とはいえ、自分の生活=命が危うくなれば、

立ち上がるしかありません。

 

 

 

 

 

誰だってお金の問題って、できれば避けたいことだし・・・汗

 

 

 

 

 

普段、あんまりお金に細かくないというか、シビアではない私なのですが、

 

 

 

 

 

大きな行動は起こせない今のこの状況下で、

 

 

 

 

 

 

「お金がない」というのは致命的。

 

 

 

 

 

 

自分だけならともかく、

家族全員共倒れになり兼ねない問題。

 

 

 

 

 

さすがに、今後について色々と考えさせられました・・・チーン

 

 

 

 

 

 

同じような思いをしてる方が、世界中どれほどいるのだろう。

 

 

 

 

 

 

少し前のことですが、近所に買い物に出た時。

 

 

 

 

 

 

道で、「お金を恵んで欲しい」という紙を掲げた女の子を偶然二人見かけました。

 

 

 

 

 

一人は21歳の(おそらく)シングルマザーで、生まれたばかりの男の子の赤ちゃんを育てるお金が無いとのこと、

 

 

 

 

 

もう一人はティーンくらいで、三人の弟を世話しなければいけないと。

 

 

 

 

 

米国市民や合法で滞在している人たちあれば、様々な手当が受けられるはずであるし、

 

 

 

 

 

例えそうでなくても、

現在ニューヨーク市では、指定された学校を一般解放し、

 

 

 

 

 

ご飯が食べられない人たちにも、ブレックファストとランチを提供(テイクアウトのみ)していて、

 

 

 

 

 

食べるものに困っている方(ホームレスなども)は、お腹を満たすことは可能なはず。

 

 

 

 

 

 

でも移民が多いこの街で、

 

 

 

 

 

仕事やビザや保険の問題、

家賃の問題、

ちゃんとした情報が受け取られているのかどうか、

家族や親がいるのかどうかなども、

 

 

 

 

 

それぞれの家庭の事情までは分からない。

 

 

 

 

 

それらの事情がある子達なのかもと、

実際に目の当たりにすると、

 

 

 

 

 

 

 

本当に胸が痛みました。

 

 

 

 

 

 

その時はキャッシュを持ってなかったのですが、

 

 

 

 

 

その場しのぎでしかないんじゃないのか、

根底にある実際の問題はキャッシュではないんじゃないのか、

渡すのが正しいのかどうかも、分からなかった。

 

 

 

 

 

ニューヨークでなくても、私たちと似たような、もしくはもっともっと酷い現実に向き合っている方々も、

 

 

 

 

 

世界中にたくさん、いらっしゃるのだろうと思います。

 

 

 

 

 

もし何かあっても、

なんとなく「お金さえあれば」雨風凌いでいけるような気がするし、

 

 

 

 

 

それがないと、選択肢を奪われ、

行動範囲も限られてくる。

 

 

 

 



使う機会がなければ、お金は「ただの紙切れやコイン」だけど、






人間社会では、自由の選択をさせてくれるものであり、





行動の制限を取っ払うもの。でもあります。

 

 

 

 

 

お金って、自由に羽ばたける翼なのです。






翼を下さい、という歌がありますが、その翼の部分をお金にしてみると。

 

 

 

 

 

 

「いま私の願い事が 叶うならば、お金が欲しい」

 

 

 

 

 

 

歌詞に生活感が出て、そりゃもうグッと身近に感じられます。(笑)

 

 

 



だって、キレイごとじゃなく、
お金って大事なものですよね。

自由になるために。

 





一人一人の命が平等とされ、

生まれた時から、それぞれに必要な額だけの「自由の羽」が保障されていたら、

 

 

 

 

 

争いや犯罪も、

差別なんかもなくなるのかもしれないな、と

 

 

 

 

 

マジメに考えてしまいます。真顔

 

 

 



お金があることで見えてくる”その先の未来”に、

私たちは価値を見出しているから、

 

 

 

 

 

お金を頂き、執着せずに遣うことができ、

 

 

 

 

 

お金が、世界を旅する。

 

 

 

 

 

街で見た少女たちに、

 

 

 

 

 

せめて家や、食べるものの心配が要らないような環境が見つかりますように、と願うばかり。

 

 

 


 

お金に惑わされて、

または振り回されて、

 

 

 

 

 

自由の羽を失う人たちが減りますように。

 

 

 

 

 

世界中の皆さんに、

必要最低限のお金と、

生活基盤がちゃんとありますように。

 

 

 

 

 

それ以外のことは、どうにでもできる気がする。

 

 

 

 

 

あなたの家族や周りにいる人たちにとって、あなたは、

 

 

 

 

 

お金があっても、無くても、

唯一無二の貴重な存在であるはずだから。

 

 

 

 

 

十分な資源のもと、

この状況を切り抜けることが出来ますように。

 

 

 

 

 

このパンデミックが解決したあとも、

 

 

 

 


あなたの自由の羽が、

奪われませんように。

 

 

 

 

 

 

心から祈っています。

 

 

 

 

 

キラキラ虹