翌日、30日ほぼ快晴。
秩父鉱山の山奥に入り込むように登山口まで進む、わりと細い道だがしっかりとしていた。
途中、とっくの昔に営業は止めている秩父鉱山郵便局という看板があった、往時が偲ばれる遺景だ。
駐車場には先行者が6台ほど、ここに10台、近くに5台ほど、計15台ほどの限定となる入山者ルートだ。
登山道を少し入ったところにこんな花が咲いていた。
名前を調べたが、見つからなかった。
八丁峠までは少し急登だが普通の登山道だ。
そこを過ぎると、鎖場が続く。鎖もしっかりあり、一歩一歩慎重に進めば問題はない。
少し登ると八ヶ岳連峰が綺麗に見えた。雪が映える。
これを南や北アルプスだと思っている人もいた。
浅間山も、かっこいい山だ。今は警戒レベル2の為、頂上までは行けないそうだ。
今日のメインは、秩父の方だ。武甲山という形のいい山が印象的だった。
このような所をいくつも超え行く、今日は昨日とは全く違う少し上級者向けの登山道だ。
山の形も、日ごろ見ている形と少し違う。
手前の岩山が双子山というそうだ。Nさんがしっかり解説して下さる。
中央が秩父市内方面。埼玉にも田舎はあるんだ。
今歩いてきた稜線。距離は3kmほどだが、時間も休憩を入れて3時間ほど。
頂上は狭く混雑していた。
これで33座目の百名山、あと67座。楽しいものを作っていただいた深田久弥氏に感謝。
例年なら、山全体に咲いているアカヤシオ、今年は遅いみたいだ。
帰りに、甲府市内を過ぎたSAから富士山を。
濃い二日間だった。N氏に感謝。明日からの後半戦も楽しみだ。