人工血管て何? その10  人工血管の本質3 | 日々是シャント 〜群馬のシャント専門医のブログ〜

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透析用バスキュラーアクセス(いわゆるシャント)専門医が日々の透析からシャント、アクセスそして腎移植までの相談内容を分かりやすく?詳しく紹介していくブログです。

さて人工血管を必要とする状況ですとか、移植するイメージについてこれまで話を進めてきましたが、
肝心の人工血管とはどんなもの?について説明が遅れていました。ここからじっくりお話しします。

まずは素材、についてではなく、人工血管そのものをご覧いただきましょう。

前回、
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いろいろなパターンがあるとお話ししました。このように様々なデザインに対応するためには、人工血管そのものが柔軟性に富んでいないといけません。

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これが人工血管です。このように

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伸びたり縮んだり、自由自在です。

触った感じは
血管穿刺の際に手に巻く、ゴムの駆血帯の表面をサラサラすべすべにした感じ
・・・といえばいいのでしょうか?

時間を忘れていつまでも触っていたくなる

そんな感じです。