途中の道端には、おそらく流されて損傷し廃棄されたレジャーボートが何艇も放置されていました。
後で聞いた話ですけどれ、廃棄された釣り船はすぐに撤去されたようですが、レジャーボートなどはなかなか優先順位が低いようです。
その船たちを見て、胸騒ぎを覚えました。

そこには、学生時代に母船としていたモーターボートが変わり果てた姿で放棄されていました・・・
おそらく津波にさらわれてさまよっていたのでしょう、船体はボロボロで、いくつも大穴が空いていました。
船体には ”処分してください” と大きく書かれています。

当時の面影は、朽ち果てたコンパスとヨット用ロープ(シートといいます)からわずかに感じ取れました。
ヨット部の母船、シーラカンス号・・・
こんな形での再会となるとは・・・

陸の船置き場は、まさに”船の墓場”となっていました。

土砂崩れも起こっており、危険で近づくことができません。