
前回のイラストの解説です。
こちらでは
左側が、皮膚から遠いところにある表在静脈に
右側が、皮膚から近いところにある表在静脈に
それぞれ動脈とのシャント吻合部を作成したものです。
左側は、シャント音はするけど外から触ってもわかりにくいシャント
右側は、皮膚からわかりやすく穿刺もしやすい良いシャント
となるわけです。
みな、右側みたいなシャントになればいいのですが、左側みたいなシャントの方も結構いらっしゃいます。
程度にもよりますが、させないことはない!ともいえます。
普通のやり方ではさしにくくても、超音波診断装置(いわゆるエコー)を使って毎回穿刺している施設もあります。
皮膚から近いところにあるけれど細い表在静脈には、
そもそも動脈とのシャント吻合部を作成できません。