
血管がもともと発達していたところの感染です。
正確には血管の壁が厚くなっているところに感染の首座がありました。
血管の横断面の超音波検査所見を見てみましょう。

写真の上がわが皮膚になります。
青丸がいわゆる血管の外壁になります。
中の一番大きな赤い領域が血管の内腔、つまり血液が通っている空間となります。
青丸と赤エリアの隙間がつまりは血管の壁そのものの厚み、ということになります。
結構狭いでしょ?
その上に3つある小さな赤い領域は血管の壁が感染して自壊し、このなかを通っている血液ということになります。
ということで、あえて言葉で言うのならば、
三つの赤エリアから皮膚にかけての血管の壁の厚みのところの感染、ということになります。