①安全に出血点を確認し、この穴を閉じる
②出来る限り血腫を取り除く
③透析アクセスとして今後使えるか見極める
です。
まずは下のように、

出血していないところで動脈の上流①と下流②を確保します。こうすると出血を止めることができ、安全に出血点へ斬り込んでいく事ができます。
出血点まで丁寧に血管を剥離し、穴を閉鎖!します。
その後、血の塊をスプーンみたいなもので取り出します。ちなみに上腕の腫れの原因になっていた出血は、ほとんどが筋肉の隙間だったりして取りきれないこともあります。
ブログで書くと簡単ですが、それなりに緊張したりもします
(^▽^;)
最後に煙突(ドレーン)を挿入して手術終了です。

あと2週間もするとずいぶん綺麗になります。安心してください。
次回、今回の教訓をまとめます。