レポートに名前を付けて保存します。

[F12]キーを押すと、[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。

ここでは、[R_県別製品別売上数量]とします。

保存したレポート[R_県別製品別売上数量]をレポートビューで開くと、以下のようになります。

プロパティの項目が多いと見つけるのも大変だということがあります。

プロパティの右上にある[プロパティを昇順で並べ替え]ボタンをクリックすると、昇順に並べ替えができます。

[プロパティを昇順で並べ替え]ボタンを再度クリックすると、降順になるわけではありません。既定の順番になります。

昇順に並べ替えたほうが[重複データ非表示]は探しやすくなるかもしれません。


 

タイトル、タグ、分類、作成者

[情報]ウィンドウの[プロパティ](プロパティをすべて表示した場合)

タイトル、タグ、コメント、状態、分類、サブタイトル、ハイパーリンクの起点、会社、管理者、作成者

詳細プロパティ

タイトル、サブタイトル、作成者、管理者、会社名、分類、キーワード、コメント、ハイパーリンクの起点

[情報]ウィンドウの[プロパティ]を変更する

[ファイル]タブを開きます。


[情報]画面の[プロパティ]欄にプロパティを追加できます。



一番下の[プロパティをすべて表示]をクリックすると、すべて表示できます。

レン

=LEN(文字列) :文字列の文字数を返します。半角文字と全角文字との区別はされません

 レンビー

=LENB(文字列) :文字列のバイト数を返します。

    一般的には半角文字は1Byte(バイト) :全角文字は2Byteですが、UNICODOでは半角文字も2Byteです。

    ついでに1Byte=8Bit(ビット)です。



半角文字と全角文字が混在しているか否かを判断するには?

=IF(LEN(A1)*2=LENB(A1),"全角文字",IF(LEN(A1)=LENB(A1),"半角文字","混在している"))

とします。

入力した文字列のふりがなを表示するには

Excel2007以降は、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]をクリックします。

Excel2003以前は、メニューバーの【書式】→【ふりがな】→【表示/非表示】を選択します。




ふりがなが意図しないものであったら、書き換えることができます。

漢字の入力されているセルを選択します。

Excel2007以降は、[ホーム]タブの[ふりがな]→[ふりがなの編集]をクリックします。

Excel2003以前は、メニューバーの【書式】→【ふりがな】→【編集】を選択します。



ふりがなを表示し、セルをダブルクリックしてセルにカーソルを表示してから、ふりがな部分をクリックしても編集が可能です。

(ステップアップ)VBAでふりがなを作成する

隣のセルなどに、ふりがなを表示した方がデータを使い回す場合には便利です。

他のシートからの参照、外部データをインポートした場合にはふりがな情報が欠落します。

VBAのGetPhoneticメソッドでふりがなを振ることが可能です。


 

フォネティック

=PHONETIC(セル番地)

入力時のふりがなを別のセルに取出します。

取出すセルに「=PHONETIC(セル番地)」と入力します。


 

表示されるふりがなは設定された文字(ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ)で表示されます。

Excel2007以降は漢字の入力されているセルを選択して、[ふりがな]→[ふりがなの設定]を実行します。

Excel2003以前は漢字の入力されているセルを選択して、【書式】→【ふりがな】→【設定】を選択します。


 

ふりがなタブで種類を選択します。

下図では「ひらがな」を選択しています。

別の関数を使う例

B列の文字列に"A"を含む時は1、"B"を含む時は2、いずれも含まないときは0としたい。

両方含む時は"A"を優先して1、とします。

=IF(FIND("A",A2),1,IF(FIND("B",A2),2,0)) とすれば良さそうですが、FIND関数がエラーとなるときにうまく計算できません。

=IF(LEN(A1)>LEN(SUBSTITUTE(A1,"A","")),1,IF(LEN(A1)>LEN(SUBSTITUTE(A1,"B","")),2,0))

とすると良さそうです。


 

文字列が開始位置から何番目にあるかを返します    

 サーチ

=SEARCH(検索文字列,対象,開始位置)

  (注) 英字の大文字と小文字を区別できませんが、ワイルドカード文字を使用できます。

FIND関数と似ています。文字列が含まれるか否かを調べることもできます。

上のFIND関数との違いに注意してください。


 

【使用例1】B2セルの住所から、「県」の文字位置を求め、県名や県名を除いた住所を取り出す例です。



【使用例2】特定の文字の後ろの文字列を取り出します。

特定の文字「_」(アンダーバー)の後ろの文字列を取り出してみます。

C2セルに=IF(LEN($B2)=0,"",MID($B2,FIND("_",$B2)+1,LEN($B2))) としています。




「_」が含まれない時。#VALUE!エラーとなっていしまいます。

対策として、対象セルの後ろに &"_" と「_」を付与しておきます。するとエラーが出なくなります。

D2セルでは=IF(LEN($B2)=0,"",MID($B2,FIND("_",$B2&"_")+1,LEN($B2))) としました。


 

 

【使用例3】

文字列が含まれるか否かを調べることもできます。

大文字と小文字は区別されますので、含まれない場合は「#VALUE!」となります。

ワイルドカードは使えませんので、「#VALUE!」となります。


 

LEFTB(文字列,[バイト数])  :文字列の先頭から指定されたバイト数の文字を返す。

RIGHTB(文字列,[バイト数])  :文字列の末尾 (右端) から指定されたバイト数の文字を返す。

 バイト数を省略すると1を指定したことになります(1の時は省略できる)。

MIDB(文字列,開始位置,バイト数) :文字列の任意の位置から指定されたバイト数の文字を返す。

 半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。ただしUNICODOでは半角文字も2Byteです。

文字列が開始位置から何番目にあるかを返します    

 ファインド

=FIND(検索文字列,対象,開始位置)

  (注) 英字の大文字と小文字を区別できる代わりに、ワイルドカード文字を使用することができません。