入力した文字列のふりがなを表示するには
Excel2007以降は、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]をクリックします。
Excel2003以前は、メニューバーの【書式】→【ふりがな】→【表示/非表示】を選択します。
ふりがなが意図しないものであったら、書き換えることができます。
漢字の入力されているセルを選択します。
Excel2007以降は、[ホーム]タブの[ふりがな]→[ふりがなの編集]をクリックします。
Excel2003以前は、メニューバーの【書式】→【ふりがな】→【編集】を選択します。
ふりがなを表示し、セルをダブルクリックしてセルにカーソルを表示してから、ふりがな部分をクリックしても編集が可能です。
(ステップアップ)VBAでふりがなを作成する
隣のセルなどに、ふりがなを表示した方がデータを使い回す場合には便利です。
他のシートからの参照、外部データをインポートした場合にはふりがな情報が欠落します。
VBAのGetPhoneticメソッドでふりがなを振ることが可能です。
別の関数を使う例
B列の文字列に"A"を含む時は1、"B"を含む時は2、いずれも含まないときは0としたい。
両方含む時は"A"を優先して1、とします。
=IF(FIND("A",A2),1,IF(FIND("B",A2),2,0)) とすれば良さそうですが、FIND関数がエラーとなるときにうまく計算できません。
=IF(LEN(A1)>LEN(SUBSTITUTE(A1,"A","")),1,IF(LEN(A1)>LEN(SUBSTITUTE(A1,"B","")),2,0))
とすると良さそうです。
文字列が開始位置から何番目にあるかを返します
サーチ
=SEARCH(検索文字列,対象,開始位置)
(注) 英字の大文字と小文字を区別できませんが、ワイルドカード文字を使用できます。
FIND関数と似ています。文字列が含まれるか否かを調べることもできます。
上のFIND関数との違いに注意してください。
【使用例1】B2セルの住所から、「県」の文字位置を求め、県名や県名を除いた住所を取り出す例です。
【使用例2】特定の文字の後ろの文字列を取り出します。
特定の文字「_」(アンダーバー)の後ろの文字列を取り出してみます。
C2セルに=IF(LEN($B2)=0,"",MID($B2,FIND("_",$B2)+1,LEN($B2))) としています。
「_」が含まれない時。#VALUE!エラーとなっていしまいます。
対策として、対象セルの後ろに &"_" と「_」を付与しておきます。するとエラーが出なくなります。
D2セルでは=IF(LEN($B2)=0,"",MID($B2,FIND("_",$B2&"_")+1,LEN($B2))) としました。
【使用例3】
文字列が含まれるか否かを調べることもできます。
大文字と小文字は区別されますので、含まれない場合は「#VALUE!」となります。
ワイルドカードは使えませんので、「#VALUE!」となります。
LEFTB(文字列,[バイト数]) :文字列の先頭から指定されたバイト数の文字を返す。
RIGHTB(文字列,[バイト数]) :文字列の末尾 (右端) から指定されたバイト数の文字を返す。
バイト数を省略すると1を指定したことになります(1の時は省略できる)。
MIDB(文字列,開始位置,バイト数) :文字列の任意の位置から指定されたバイト数の文字を返す。
半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。ただしUNICODOでは半角文字も2Byteです。
文字列が開始位置から何番目にあるかを返します
ファインド
=FIND(検索文字列,対象,開始位置)
(注) 英字の大文字と小文字を区別できる代わりに、ワイルドカード文字を使用することができません。