オウムを肩に乗せた不思議なペルーのおじいさんからのメッセージ☆あきらめない心 その2) | 笑顔里美☆世界中の子供達に夢と笑顔を!さとみ先生前向きパワー全開!愛♡と笑顔^^で人と人をつなぐ旅♡

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冒険と学びと愛と平和を愛する人。世界50ヵ国以上を歩く。ペルーの孤児院にて自分の天職を知る。多くの素晴らしき出会いを通し、幸せ探し自分探しの旅は南米でピリオドを打つ。今度は愛と笑顔で私が世界に恩返しをする番だ!

あきらめない心!ペルーのオウムのおじいさんからのメッセージ☆vol2

 

 

ペルーの孤児院でボランティア教師として働いていた時代。

 

言葉の壁、

 

人間関係、

 

そして

 

孤独感などから

 

何度も何度も涙を流していた、

 

泣き虫な私。

 

 

 

それでもがんばり続けることができていたのは、

 

孤児院のこども達とのかけがえのない心の交流があったからだった。

 

 

 

しかし、

 

孤児院での任期も残りわずか1ヶ月となったある日、

 

私はなんとも情けないことに

 

悲劇のヒロインとしてその地を去ろうとしていた。

 

 

 

私の小さい時からの悪い癖で

 

私は

 

自分が本当に傷つけられる前に自分から去ろうとする。

 

 

人に嫌われるのが

 

本当に痛かったから

 

「あなた嫌い」と言われる前に

 

その人から私が去った。

 

 

 

 

ところが

 

そんな私に

 

奇跡がおきるのです!


 


 

次の日に孤児院を後にしようと

 

荷造りまで終えていた

 

ラ・トンボラ:チャリティーバザール最終日。

 

 

 

陽の光がオレンジ色を増し、

 

長く横に伸び始め、

 

白茶けた山脇にある家々のドアと窓の影が

 

一層濃くなり始めた頃、

 

バザール最終日も

 

例年にない大盛況の内に幕を閉じようとしていた。

 

 

 

「よかった。。。。。

 

無事に 笑顔の私のままでここを去れる。。。」

 

 

と思ったその時、

 

白髪頭に白いひげをはやした老人の姿が

 

私の視界に飛び込んできた。

 

 

その老人の右肩には

 

緑色のオウムが乗っていた。

 

 

老人はゆったりとした足取りではあるが、

 

何の迷いもなく

 

真っすぐ私に向かって近づいてきた。

 

 

そして私の目の前で

 

「ピタッ!」

 

と立ち止まった。

 

 

すると、

 

老人の右肩の上にいる緑色のオウムが

 

「クンクン」

 

と何やら私の胸の辺りを嗅ぎ、

 

そして少しの間、私を観察した。

 

 

それからオウムは

 

彼のくちばしを使って、

 

白髪の老人が抱えている白茶けた木箱から何やら小さな細い筒をつまみ出し、

 

「はい、とって!」

 

と言わんばかりにそれを私に突き出した。

 

 

 

私は呆然としながらも、

 

オウムのくちばしからその小さな細い筒を受け取った。

 

 

すると

 

緑色のオウムを右肩に乗せた痩せた白髪の老人は

 

私の前から無言で立ち去って行った。

 

 

 

 

白鬚と白髪のおじいさんの肩にいたオウムが選んで私にくれたその紙には

 

驚愕のメッセージの数々が綴られていた。

 


 

(スペイン語を日本語に翻訳したバージョンです。)
 

 

 

「踏みとどまりなさい。

 

あなたには今の困難を乗り越えるのに十分以上の力があります。

 

あなた自身の生き方を切り開けます。

 

(中略)正しい路線上に居ます。

 

強い意志の力を持つ事によって、

 

あなたは自分自身を哀れむことなく、

 

文句を言う事なく、

 

多くの困難に耐えられます。

 

物事はあなたの使命を貫いていける様、

 

力強く助けるでしょう。」


 

 

 

その夜

 

私は そのメッセージを握りしめながら

 

号泣した。

 

 

そして私は

 

とどまった。

 

 

 

苦しくなってしまったり、

 

辛くなってしまうと

 

色々な言い訳をつけて

 

いつも途中で逃げ出してしまっていた自分。

 

 

そんな情けない自分が

 

苦しくて悲しい状況の中においてもなお、

 

逃げずに踏みとどまり

 

どんな結果になろうとも、

 

最後までやり遂げる覚悟が出来た瞬間であった。


 

 

この大いなるメッセージのおかげで

 

 

私は 

 

人に嫌われるのが怖くて、

 

弱虫で泣き虫な自分で、

 

情けない自分を認める勇気がなかった自分を

 

初めて乗り越えることが出来た。

 

 

 

 

 

オウムからこのメッセージを受け取ってから3週間後、

 

 

私は 孤児院があるモケーグア市に貢献した人間として

 

モケーグア市から表彰された。

 

 

 

そして孤児院のこども達は勿論、

 

人間関係で悩んでいた人達との間にあった誤解は

 

あんなに悩んでいたのは嘘だったかのように

 

なんともあっけなく解けた。

 

 

そして

 

感動のクリスマスを孤児院のみんなと迎える事ができた。

 


 


 


江黒里美☆世界中の子供達に夢と笑顔を!足利&東京から世界へ!さとみ先生前向きパワー全開!愛と笑顔^^で人と人をつなぐ旅 


 

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手帳にはさんで常に持ち歩いている大切なメッセージ。