黒髪の美人セラピスト2
オーナーのプロフィールには 「○○県出身」 とあり、
【そう言えば以前あるサイトがきっかけで知ることに
なったOさんも○○県出身だったなぁ。】
【もしかしてオーナーとAさんが同じ人だったりして】
【いや何となく違う感じがするな】
【でも同じだったら面白いかな】 【いや、面白くないな】
【だってOさんの施術を受けに来たのではないからな】
などと来店前には思ったが、駅に着いた時にはどうや
って時間を潰そうかと思案していた。 駅前のこともあ
り何とか予約時間10分前に電話をすると、
「キャピキャピの!ウフフっっ!」
と明るくテンションの高いギャル系の声で駅からお店
までの道順を説明してもらい、
【電話の人がオーナーかなぁ】 【何か心配】
と一抹の不安を抱いてお店のチャイムを押す。
「いらっしゃいませ」
そこには僕に顔が見えないように長い髪を顔の前に下
げていて、
【何だ!この人は!】 【それにしても髪が長いな】
とそのセラピストさんが、
「よっちゃん様、お待ちしておりました」
と出迎えてくれたのだ。
入り口のすぐ左のベッドの部屋に案内されて、
「本日担当しますエーと申します」
【エーって変なの。たしかHPもエーって表記だったな】
【やっぱりオーナーの施術じゃないな】
【指名すればよかったな】
と後悔しきり。 【でもOさんに似ているな】 などと
思いながら初回なので100分の施術料金を払って、
「シャワーをどうぞ」
「終わったらこの紙ショーツに履き替えて下さい」 と
ビニール袋に入った茶色の紙ショーツを渡されシャワ
ールームへ。 そこはさっぱりとした男っぽい感じだっ
たが、仕事の後だったのでポンプから液体せっけんを
押し出して丹念に身体を洗った。 そしてシャワール
ームから出てタオルで身体を拭いて渡された紙ショー
ツを広げてみると! 今まで見たことが無いタイプの
下腹部を布で覆っているだけのT型の髪ショーツなの
だ。 しかも面積が小さい!
【ん~ん、これだと普通でもはみ出してしまうなぁ】
【大きくしたら尚更だなぁ】
などとこの時点での紙ショーツ日本一に決定した余り
にも嬉しい紙ショーツを穿かせてくれるオーナーに感
謝したが、
【このショーツでオーナーの施術だったら下半身が爆発
したのに】 と無念さを滲ませたのだ。
妄想の世界から我に帰ると奥の部屋でさっきの電話の
オーナーと思われるキャピキャピの声の主とセラピスト
さんと思われる会話で何やら賑やかだ。 そして僕がド
アを開けて 「終わりました」 と言うと、途端にシーンと
静まりかえってしまい、何かこれからいけないことが始
まるような淫靡さが感じられた。 そしてエーさんに案内
されてさっきの部屋に戻ったのだった。
つづく