ヘンタイよっちゃんのブログ -233ページ目

似たもの同士7

暫く経って心の傷が癒えた僕はまた仕事が終わった夜

にウズウズしてしまい何処へ行こうか思案していた。

風○法のせいなのか分からないが、店舗タイプのメンズ

エステは23時受付終了で24時閉店が一般的で仕事が

終わった時間が23時を回っていたので半ば諦めかけて

いた。


【そう言えばH町のエステ店は遅くまでやっていたな】

【しかしまたあのセラピストだと嫌だな】 

【そうだ、あのセラピストは月曜出勤と言っていたな】 

【今日は火曜日だから大丈夫だろう】 

【違うセラピストさんなら優しくしてくれるかも】


そう思った僕は行動が早い。 早速お店にダイヤルし、

手持ちが少ないと店長と交渉をし少し割り引いてもらっ

たのだが、だがしかし、余計な事を言ってしまった・・・。


「前回はHさんにお世話になりました」 

「よっちゃん様、前回はありがとうございました。 本日

は火曜日ですがHは出勤しておりますよ」 

「えっ !!! 」 「・・・・・・」


人が良い僕は断り切れずに、 「は、はぃ」 と店長の

言葉を受け入れてしまったのだった。



玄関に出迎えてくれたセラピストは、

「指名ありがとう」 

「手持ちが無いから今日は延長出来ないんだ」 

そう伝えると、マッサージに入ってもセラピストは 

「今日は延長が無いって言ってましたね」 と何回も

言うのだ。 但し今回はそれ以外はしゃべらない。



僕は 【違うセラピストではなかったが、2回目なので

当然のように時間内で嬉しいサービスをしてくれるだ

ろう】 と思い込んでタカをくくっていた。

施術の残り時間が少なくなってきた頃あお向けになっ

たが、 「延長しないって言ってましたよね」 と言って

鼠径部に手を掛けて一度なぞると、今度は踵を返して

肩のほうに行ってしまい 「丁度時間となりました」 。


「!」 


前回と同じ意地の悪いやり方だ。

【フンッ!延長しない客にはサービスしませんからね】

僕にはセラピストの心の声が確かに聞こえた。


セラピストは最後まで延長を期待していたようだったが、

僕はこのセラピストには  【絶対に延長料金を払いた

くない】 一心で頑なに 「延長出来ない」 と断って、2

回目の来店だからと傲慢な気持ちで予約時間内で楽し

いサービスを期待してしまったセコイ僕と、延長が無け

れば絶対に○キ○キないセラピストとの似たもの同士

の対決はこうして痛み分けに終わったのだった。 

こうやって今日もまた高い授業料を払ってトボトボと家

路を急ぐ悲しくも情けない僕がいた。




                          この章おわり




なおこの話は事実を元にした創作です。