似たもの同士5
もう諦めていたころに、
「あお向けでお願いします」
【今更あお向けって、もう時間無いじゃないか】
普通あお向けの施術では首や肩回り、デコルテ、腕、
手、指、腹部、脚全体、足裏など順番はお店やセラピ
ストさんによって違うのだが、腹部は無いとしてもこれ
が基本なのだがそのセラピストは脚集中だ。
【まあ残り時間も少ないから鼠径部は無いだろうな】
マットの横から施術していたセラピストは今度は僕の
脚を広げてその間に膝立ちで、掛かっているタオルを
取り去って、両手を使って鼠径部を集中的に下から上
に流すように何度も繰り返し、そしてその両手の幅を
狭めてゆき紙ショーツの上から僕の○と○を挟んで
ゆっくりとストロークをし、敏感な僕が反応して大きく
してしまったところで、
「は~ぃ、時間です」
【なんという意地の悪いことをするんだ!】
セラピストの意向を読み取った僕は、
【どうせもう二度とこのセラピストには合わないだろうから、
餞別をくれてやる!】
「延長しますか」
「30分」
この延長を勝ち取った瞬間のセラピストの笑顔は笑え
た。 セラピストはしてやったりと思っているのだろうが、
僕は織り込み済みだ。 延長料金をいそいそと店長に
届けたセラピストは戻ってきて、今度はたっぷりのオ
イルを紙ショーツの上から垂らして両手を使って前後
する。 あんなに早く終わって欲しかったのに、すっか
りコーフンしてきた図々しい僕は、
「お姉さんのぱんつ見たいな」
暫く考えた後、セラピストは、
「あたしは具だけは見せない主義だから」
「具だけは見せなければいいから」
「?」
以外に押しに弱いタイプで断れない性質だと思ったの
だった。
つづく