■21世紀の赤ちゃん、半数は100歳まで生きる

富裕国で現在のペースで長寿命化が続けば、新生児の半数以上は100歳まで生きるとしたデンマークの研究チームによる論文が、2日付の英医学専門誌「ランセット」に発表された。
サザン・デンマーク大学のカール・クリスチャンセン教授らの研究によると、20世紀の100年間、先進国の大半において、平均寿命が30年前後延びていたことがわかった。
1950年の場合、先進国で80歳の人が90歳まで生き延びられる確率は、女性で15-16%、男性で12%だったが、2002年には、女性で37%、男性で25%まで上昇している。長寿国として知られる日本では、今や80歳代女性の半数以上が90歳まで生きている。
論文は、「先進国において、19、20世紀に見られた長寿命化が、同様のペースで21世紀も続いた場合、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本など、平均寿命の高い国々では、2000年以降に生まれた新生児の大部分が100歳の誕生日を祝うことができるだろう」と結論づけている。
さらに、寿命が延びた場合も、体の自由がきかなくなったり、介護に頼る割合が、過去に比べて軽減している事実も示されているという。
■永遠の若さが現実に?英研究者がネズミの老化抑制に成功
■弁護士に変装「出口はどちらかね」 堂々尋ねて脱獄した男

脱獄の手段としてよく聞くのはシーツでロープを作ったり、壁に穴を開けたりするやり方だが、米ニューヨーク州の刑務所の服役囚がこのほど、はるかに簡単な方法で脱獄に成功した――「出口はどっち?」と尋ねたのだ。複数の米メディアが1日伝えた。
ロナルド・タックマン受刑者(56)は、別件の連続強盗罪で出廷するため、9月30日に刑務所からニューヨーク市内の刑事裁判所に移送された。
ところが、スーツにネクタイ姿のタックマン受刑者を見かけた裁判所員が、弁護士と勘違い。「先生、こんなところでどうなさったのですか?」と聞いた。
タックマン受刑者は、まったく動揺することなく「出口はどちらかね」とこの所員に尋ね、ロビーに出る道順を教えてもらうと、裁判所の玄関から堂々と歩いて出て行ったという。
その後タックマン受刑者はマンハッタンに暮らす母親(81)の元を訪れ、服を着替えるとすぐに立ち去り、消息を絶った。「帰ってきた息子はずいぶんと着飾っていた。てっきり釈放されたのかと思っていました」と母親は地元NY1テレビに語った。
■実は「変装の名人」
実はタックマン受刑者は「変装の名人」として知られ、過去に帽子やサングラス、おもちゃの付け鼻、ニセ拳銃などを活用していた。強盗罪で服役するため刑務所に移送されていた1985年には、石けんで作った偽の拳銃を使って看守を人質にとり逃亡しようとした。また、拳銃の形をしたライターで強盗を働いたこともあった。
タックマン受刑者の弁護士は、「彼は危険人物ではない。強盗罪で終身刑となる可能性もあったため、パニックに陥って逃亡したのだろう」と話している。
ちなみに、タックマン受刑者が逃亡に成功した翌日の10月1日は、同受刑者の56歳の誕生日だった。
■最古の猿人、440万年前の全身骨格化石を発見

エチオピアで1992年に発見された440万年前のラミダス猿人の化石は、全身骨格がわかる化石としては人類最古で、人類進化の初期段階について多くの手掛かりを与えてくれる――。10か国から成る発掘チームが1日、計11の論文を英科学誌「サイエンス」に発表した。
この化石はエチオピアのアファール地域で発掘されたもので、94年に最古の人類とされるアルディピテクス属のラミダス猿人と断定され、「アルディ」と名付けられた。
アルディは女性で、身長約120センチ、体重約50キロと推定される。脳の大きさはチンパンジーと同じくらいだが、顔はチンパンジーより小さい。人類の大きな特徴である門歯と犬歯の縮小が起きていた。チンパンジーの前歯が果物をかじれるように大きいことを考えると、アルディはチンパンジーよりもはるかに雑食だったと考えられるという。
「アルディ」発見より前は、人類の最古の祖先は400万~100万年前の脳が小さい猿人アウストラロピテクスとされてきた。最も有名な化石人骨は約320万年前の「ルーシー」で、1974年に今回のアルディ発掘現場から72キロ北で発見された。
「ルーシー」の発見に基づいて、これまで人類の初期の祖先はチンパンジーに似た骨格を持っており、これがヒトとチンパンジーの遺伝子的な類似を説明していると考えられてきた。しかしアルディの骨格はこの仮説とは異なる。ある研究者によると、アルディはチンパンジーでもヒトでもなく、手はチンパンジーのものよりも原始的だという。
■愛知県豊橋鉄道、ドア開けたまま900m走行

2日午前8時35分ごろ、愛知県田原市の豊橋鉄道渥美線神戸駅―豊島駅間で、三河田原発新豊橋行き普通電車(3両編成)の先頭車両のドアが開いたまま走行しているのを車掌が発見し、神戸駅から約900メートル地点で非常停止させた。
乗客約50人にけがはなかった。国土交通省の運輸安全委員会は3日、事故調査官2人を派遣して調査する。
豊橋鉄道によると、開いていたドアは、車両左側3か所にあるドアのうちの先頭の1か所。電車は神戸駅でドアを開けて乗客を乗り降りさせ、車掌がドアを閉めた際は、ドアが開いていることを示すランプが消えたという。車両を点検したところ、ドアを開閉させるベルトの金具が折れていたことがわかり、豊橋鉄道が原因を調べている。

