大学院留学の持ち物について | Warwick大学院留学への道

Warwick大学院留学への道

2017年10月より、イギリスWarwick大学院でマスター(MA in ELT)を開始しました。同じ大学or分野の志望をしている方の少しでもお役に立てればと思います。

本当は大学院留学が全て終わってからの方が正確に情報を伝えられると思うのですが、Pre-sessionalに向けて荷物の準備を始める方もいらっしゃると思いますので、今の時点での参考としてお伝えしたいと思います。とは言え、あくまでも私個人としての意見ですので、専攻するコースによっても必要なものが違うと思いますし、生活習慣の違いももちろんあると思いますので、あくまでも1つの参考にしていただければと思います。

 

<持って来て正解だったもの>

○電子辞書

とにかくエッセイを書くのに必須です。citationをparaphraseするときにはsynonymや例文がすぐに出てくるので本当に便利。エッセイ作成だけではなく、授業中にも知らない単語が出てくるので必ず授業に持って行って重宝していました。今の時代、スマホを使ってネットで調べることももちろんできますが、ネット環境によってはページを開くまで時間がかかったりするし、synonymや例文検索がすぐにできますし、使い慣れた電子辞書の方が私には合っていました。

○リュック

これは完全に私の好みですが(笑)、重たい荷物を運ぶときには両手が自由になるリュックが便利です。最近のリュックにはノートパソコンを入れるスペースが背中側についていますよね。たまたま仕事用に買ったリュックにパソコンスペースがあったので、今まではショルダータイプを使っていて肩が痛くなって大変だったので、パソコンはリュックに入れて持って来ることにしました。するとこのリュック、パソコンを運ぶ以外にも買い物や小旅行などの際にもとても便利ということがわかりました。買い物では1週間分の重たい荷物を背負って歩かなければならないので、リュックは本当に役に立ちます(前にも言いましたがキャンパス近くのテスコは徒歩20分)。特にアジア圏の学生はキャリーバッグをこちらで買って使っている人が多いですけどね。後は授業でパソコンを使うこともありますし、課題のために何冊も図書館で本を借りたときにもリュックは便利です!

○排水溝シート

これはバスルームの形態にもよりますが・・・イギリスの排水溝は、日本よりももっと髪の毛が詰まりやすいような気がします。Pre-sessional中に住んでいた寮では排水溝シートを使っていたので、髪の毛が詰まることはありませんでしたが、シートを使っていない友達は詰まってしまって、液体パイプクリーナーを買っていました。まあ、最初からパイプクリーナーを買えばいいのかもしれませんが、どれくらい効果があるのかわからないので、私はシート派です(笑)。ちなみに現在の住まいのシャワールームは排水溝が大きすぎてシートのサイズが合わないので使っていません。週1回のクリーナーサービスの方がきれいにしてくれますが、たった1週間でもすぐに水の流れが悪くなります。

○エコバッグ

日本もほとんどそうだと思いますが、イギリスもスーパーはもちろん、衣料品店や日用品店でも袋は有料のところがほとんどです。もちろんエコバッグはイギリスでも手に入りますが、クオリティーと使い慣れたものを優先するなら、日本から持って来るといいと思います。他にも、荷物を運ぶのにも使えますしね。

 

<あると便利なもの>

○iPad

日本でもそろそろ必要かなーと思いつつまだ買っていなかったのですが、あったらもっと便利だったなと思いました。どのモジュールもレクチャーで使ったパワーポイントのスライドや、pre-readingやreading listのPDFファイルをオンライン上で見ることができるようになっています。授業中に過去のパワーポイントを見たり、pre-readingの内容について話し合うときなどはiPadがあると本当に便利です。スマホでももちろん見ることはできますが、画面が小さくて見づらく目が疲れます。特にpre-readingはPDFファイルなので、家でパソコン上で読むのも疲れます。同タイトルの本が図書館にあることもありますが、たいてい1冊とかしかないので、紙面で読みたい人との争奪戦になります。それに例えばどうしてもロンドンに出かける用事があって、でもreadingをしないと間に合わないから電車の中で読んだりすることがあるのですが、スマホだと小さすぎて疲れますし、大事な部分をマーキングすることもできません。そのため、わざわざプリントアウトして持って行ったりしていました。タッチペン付きのiPadを持っている友達は、readingをしながら画面上で大事な部分をペンでハイライトしたりしていて、いいなーと羨ましく見ていました。

それからこれはYoung Learners専攻の人に限りますが、このモジュールのアサインメントの選択肢の一つが、自分で絵本を作るというものでした。もちろん絵のクオリティーは評価に入りませんが、テクノロジーに詳しくない私にとっては、パソコン上で絵を描くことがとても大変でした。きっとiPadでペンを使って描くことができれば一番簡単だったかと思います。

○書類整理用ファイル

特にTerm1ではモジュールごとにハンドアウトが配られることが多く、クリアファイルを2枚しか持って来ていなかったのでそれらを整理するのが大変でした。年末に日本に帰ったときにクリアファイルをさらに数枚持って来たのでTerm2では大丈夫でした。私はあまりこちらで荷物を増やしたくないのでクリアファイルで済ませましたが、パンチで穴を開けてリングファイルに収納したり、書類挟みのようなものを使っているクラスメートもいました。人それぞれの好みですが、何か1つ書類を整理できるものがあると便利です。

○輪ゴム

日本ではスーパーに行くとタダで手に入り、買わなくても家庭に必ずあるかと思いますが、こちらでは買わないと手に入りません。でも、私もまさか使うことはないと思って最初は持って来ていなかったのですが、特に開けた食品の袋を閉じておいたり何かを留めたりするときに無いと不便を感じました。あるのが当たり前すぎて、それが無くなったときに初めてどんなに便利かに気付いたみたいな感じですね(笑)。輪ゴムも、日本に一時帰国したときにたくさん持って帰って来ました。

○イヤホン

私は普段音楽を聴くのは専ら通勤途中の車の中なので、イヤホンを使うことがほとんどありません。でも、スマホのイヤホンだけではなく、パソコンのイヤホンが必要になるときがありました。Term1のSpoken Interactionというモジュールのアサインメントが、録音した会話を分析するというもので、録音データを文章に起こす際に、イヤホンは必須!スピーカーからではなかなか正確に聞こえません。それに例えば図書館で作業をするときにも、スピーカーから音を流すことはできないのでイヤホンが必要です。ポンドランド(百均みたいなお店)に行ってイヤホンを買って来たのですが、それはスマホにしか合わず、パソコンでは使えませんでした。結局Term1は終わってしまいましたが、一時帰国の際にパソコン用イヤホンを購入。

○付箋

literatureを探すときにはほとんどオンライン上で読むことができるのですが、中にはもちろんprint bookもあったり、前述したようにPDFをプリントアウトすることもあります。そのときに、citationに使いたい部分に印をつけるという意味で、付箋があると便利です。もちろん無くても何とかなりますけどね。

○モバイルバッテリー

例えばロンドンなどに日帰り旅行をする際、どうしても道順を調べたり電車のeチケットを使ったりしてスマホを使うことが多くなります。そうするとバッテリーの減りが速い!バッテリーが切れたら電車に乗れなくなるので、なるべくバッテリーを節約するためにヒマな時でもあまりスマホをいじらないようにしたりしていました(笑)。モバイルバッテリーがあったらいいなーと思うのですが、今は何とか無しでも頑張っています。

 

<持って来なくて良かったもの>

○ノート

イギリスでは筆記用具関連のクオリティーが低いというのはわかっていたので、ルーズリーフとリングファイルを日本で買って持って来ました。ロンドンでの英語コース時代には、ライティングの宿題でA4サイズの紙に書くようにと指定されたこともあったのですが、大学院ではアサインメントの提出は全てオンライン上なので、紙で提出するということはありません。Pre-sessionalのときも、最初の提出のみ紙でも可でしたが、それ以後は全てパソコンで作ってプリントアウトでした。ライティングの宿題を出されることもありましたが、紙を指定されることもなく、もらったプリントの裏紙を使って提出しているクラスメートもいました。というわけで、提出用にA4サイズのノートやルーズリーフを用意する必要はありません。

そして普段の授業でのnote takingですが、これもまたどんなノートに書こうが自由!そのノートを提出することももちろんないですし。立派なリングファイルを使っている人もいれば、手帳タイプ、メモ帳タイプとみんな様々です。こうなると、わざわざ日本で買って来なくても、イギリスでクオリティーの低い安いノートでも十分だったかなと思いました。実際に私は日本から持って来たリングファイルはかさばるので、途中からStudy Innの入居時にもらったA5サイズくらいのリングノートを使っています。

○ペン

私はてっきり、大学院では教科書のようなものを買わされて、それにマーキングやハイライトをするのにペンが必要になると思って持って来たのですが、結局教科書を買うということはなく、前述したようにオンライン上でPDFファイルを見ることがほとんどです。そうなるともちろんハイライトなんてできないのでペンは必要無し!ただ、ハンドアウトにハイライトをすることはありますので、ペンが全く必要ないわけではありません。ボールペンとハイライトペン数本があれば私は十分でした。

○布製エコバッグ

ショッピングのためのナイロン製エコバッグではなく、布製です。授業道具を入れるのに必要かなーといくつか持って来たのですが、マスターが始まる前週のWelcome weekで色々な体験イベント等に参加したら、布製エコバッグをたくさんもらって必要なくなりました(笑)。それにInduction weekの初日に、ELTのdepartmentであるApplied Linguisticのロゴの入ったバッグももらって、バッグだらけ!こちらは逆に、一時帰国の際にいくつか持ち帰りました。笑

 

今のところ思いついたものをザっと並べてみましたが、最初に言ったようにあくまでも私の場合ですので、ここに書いたものが絶対ではありません。また何か必要なもの等が増えましたら、その都度紹介していきたいと思います。何かの参考になれば幸いです。