Term2のモジュール | Warwick大学院留学への道

Warwick大学院留学への道

2017年10月より、イギリスWarwick大学院でマスター(MA in ELT)を開始しました。同じ大学or分野の志望をしている方の少しでもお役に立てればと思います。

現在、dissertation作成の真っ最中です。まだ本文のコアな部分は全然進んでおらず、昨日やっとintroductionを書き終わってスーパーバイザーにメールで送ったところです。と言うのも、データコレクションがなかなか上手くいかず、やっと来週からお願いしていた人たちがデータ収集をし始めるというところで(本当は5月から既にお願いしている)、このデータコレクションが終わらないとコアな部分は全く書けないのです。

そうは言っても、literature reviewの部分はデータ収集に関係なく書くことはできるのですが、literature readingは私の最も嫌い&苦手なことなので例によってやる気にならず。。。そんなこんなでまずはやっとintroductionを先に書いたというわけですが、こんなんで間に合うのだろうか(--;)

 

さて、すっかり遅くなってしまいましたが、Term2のモジュールを紹介します。Term2のモジュールは必修と選択に分かれます。

 

必修モジュールは

・Professional Practice

・専攻科目(私の場合はEnglish for Young Learners)

・Research Methodology for English Language Teaching

の3つのみです。

 

1つ目のProfessional Practice(PP)は教職経験の有る・無しで分かれます。教職経験無しのグループは、クラスメートを生徒に見立てて模擬授業のようなことをしたようですが、私たち経験有りグループは模擬授業のようなことはせず、主にテキストブックやICTなどの教材について学び、アサインメントもオリジナルの教材を作ることが課題でした。このPPは1コマ2時間で週2コマあり、Term1に比べると専門性が増したコアな内容になっていました。そのため、経験有りとは言ってもミニマムの経験しかない私にとっては、授業中当てられないように必死に祈るちょっと苦痛な時間になっておりました。笑

2つ目の専攻科目は、週1コマ2時間です。やっと自分が一番学びたかったことを専門的に学べるし、先生もその道の権威なのでとてもタメになったし楽しみな時間でもありました。

3つ目のResearch MethodologyはTerm1から引き続き週1コマ1時間で、dissertation作成のために必要な知識や技術を学びます。

 

次に選択モジュールですが、ELT生(専攻科目のない生徒)は2つ選ばなければいけませんが、その他の生徒は次の中から1つを必ず選ばなければいけません。

・ICT in ELT

・Literature and Drama in ELT

・Management and Leadership in ELT

・Language Testing

・Teacher Education and Development

・English for Young Learners

・English for Academic and Professional Purposes

・English in International Development

・ Teaching Language and Culture

全部で9つありますが、希望者が少ない場合は開講されないこともあります。また、私の専攻であるYoung Learnersがあることからわかるように、上記のいくつかは専攻科目生と一緒にモジュールを取ることになります。そのため、タイムスケジュールは全て重ならないようになっています。ちなみに週1コマ2時間です。

 

実はこのオプショナルモジュールを決めるのにすごく苦労しました。マスターが始まったのが昨年10月2日ですが、この選択モジュールの希望締切が10月20日ということで、2週間ちょっとしかなかったのです。正直言って、私にとってはこの中のどれも絶対に必要!というものがありませんでした。消去法でいくと最後に3つほど残ったのですが、問題はその中のどれに決めるか。各モジュールについての簡単な説明はありますが、やはりそれだけでは詳しくわかりません。各モジュール担当の教官に詳細を聞きに行ったら喜んで教えてくれるよ!というアドバイスのもと、3人の先生に聞きに行ってみましたが、先生方もいつもオフィスにいるわけではありません。Term1は時間割がタイトだったので、授業の合間を縫って先生がオフィスにいるか見に行ったり、メールでアポを取ったりして話を聞きに行きました。先生方はもちろん自分のモジュールを取ってほしいので丁寧に教えてくれますし、聞いただけではちゃんと理解できているか自信のない私のために、去年のアサインメントの課題も含めたモジュール内容をメールで送ってくれたりもしました。

ただ、もう1つの問題は、この10月上旬の時点では先生方のことがよくわかっていないということ。Term2まで終えてみて、やはりモジュールを担当する先生が誰かということはとても重要だとわかりました。でも、10月の時点では上記の選択モジュールを担当する先生全ての授業を受けているわけではありません。話を聞きに行ってとても親切でいいなーと思った先生も、Termの後半で初めて授業を受けたら全然私の好きではないやり方をしていて、その先生のモジュールを選ばなくて本当に良かったと思いました(Term1のところで書いている、授業が苦痛だった先生のことです)。このようなことも10月上旬では全然わかりません。

結局、もちろんモジュール内容に興味もありましたが、担当する先生を重視で(笑)私はTeacher Education and Developmentを選びました。先生方は思った通り素晴らしかったですが、正直内容は私の思っていたのとは少し違っていたし、私のキャリアにはおそらく直結するものではなかったので(全く役に立たないわけではないけど)選択が正しかったかどうかはわかりません。でもかと言って、他に適切な選択肢がなかったのですけどね。。。

来年も選択希望の締切が10月中になるかはわかりませんが、選択するときには事前に色々情報を集めて熟考することをお勧めします。

 

Term1に比べるとTerm2のモジュールはレクチャー形式よりもセミナー形式が多く、しかも1コマ2時間のものばかりだったのでかなり内容が濃く感じました。時間割的に言うと、どの選択モジュールを選ぶかによっても違いますが、私の場合は上手く月・水・金に全てのモジュールが収まったので、大学に通うのは週3日になって楽になりました。お弁当を作らなければいけないのも1日だけに減ったし。笑

ちなみにTerm2は1月2週目から始まり、3月3週目で終わりました。イースターホリデーが1ヶ月以上あるので旅行に出かけた人も多いですが、私はずっとアサインメントに取り掛かっていてどこにも行かずでした。。。(T_T)