アコモデーション探しに悪戦苦闘③ | Warwick大学院留学への道

Warwick大学院留学への道

2017年10月より、イギリスWarwick大学院でマスター(MA in ELT)を開始しました。同じ大学or分野の志望をしている方の少しでもお役に立てればと思います。

いよいよビューイングです。本当はせっかくコベントリーまで行くなら、たくさんの物件を見たかったのですが、何せ自分の日程アレンジが直前だったことと、なかなか先方から返事が来なかったこと、そして最初にビューイングに行こうとしていた物件2の家主の都合でコーチを午後以降の便にしてしまったため、時間的に無理が生じ、結局物件4と6の2件しか見ることができませんでした。

それでは各物件を実際に見てみてのメリット・デメリットをまとめたいと思います。

 

物件4)studio room、バス通学、不動産エージェント

この物件は目下改装中のため、内装を見ることはできませんでした。でもそのかわり、この家によく似た内装になるという別の物件を見せてもらいました。ただしその別の物件も改装中のため、家具などが全部入った状態を見ることはできませんでした。

〇メリット

・(改装による)新築であること。

・Studioである上に、部屋には専用の洗濯機・乾燥機もついている!

・不動産エージェントがとても親切。

・手数料が良心的な金額で、しかもその半分は後に家賃に充てられるということ。

〇デメリット

・家賃が高い。(物件6と月£120も違う!)

・大学行きのバス停から遠い。(早足で徒歩12分くらい)

・フロアプランを見たところ、残っているStudioは一番面積が狭い様子。

・寝具や調理器具は自分で用意をする。

・完全なる新築のため、前の住人が置いていったなどの器具が1つもない。具体的に言うと、トースターやケトル、電子レンジ。エージェントに問い合わせたら、家のオーナーに聞いてみると言ってくれたが、取り付けてくれる保証はない。トースターやケトルはともかく、電子レンジがないのは痛い!

 

物件6)en-suite room、バス通学、不動産エージェント

この物件は改装されてまだ1年ほど。ホリデーで旅行中だという住人の許可を得て、その人の部屋を見せてもらいました。この家のstudioは1部屋しかないのですが既に予約が入っており、en-suiteの部屋を見せてもらいました。2部屋ずつで1つのキッチンをシェアする形です。

〇メリット

・改装1年なので、まだまだ新しくてきれい。必要な家具もそろっている。

・不動産エージェントが親切。引っ越す住人から、いらない調理道具を置いていくように頼むことができると言ってくれた。(もちろん保証はないけど)

・入居にあたってのリファレンスがいらない。

・家賃が物件4より月£120安い。

・CCTV、クリーニングサービス完備。

〇デメリット

・大学行きのバス停から遠い。(早足で徒歩15分弱)

・2人とは言え、キッチンをシェアしなければいけない。シェアする相手によって、当たりはずれが大きく違う。しかもシェアキッチンなのに小さくて狭い。

・電子レンジはあるが、ケトルやトースターは自分で用意しなければいけないかもしれない。

 

前回述べたように、このビューイングにこぎつけるまでにもすごく苦労したし、他のエージェントは返事さえくれないことが多いし、親切に対応してくれたこの2件のどちらかに決めるしかないと思っていました。

最初は物件6に傾いていました。キッチンをシェアしなければいけないものの、部屋は新しくてきれいだし、何しろ家賃が安い。物件4より安いというだけではなく、この条件で(en-suiteでクリーニングサービス付き、市中心部に徒歩圏)この家賃というのは一般的に考えても安い方。しかも調理器具は引っ越す人たちに交渉してくれる、その上他の場所に建設中のstudioに途中で引っ越せるように手配するとまで言ってくれました。まあ、契約を取り付けたいから色々言ってくれただけで、実現するかどうかはわからないんですけどね。

ただ・・・実際にキッチンを見てみてビックリ!1階のキッチンはそれほどひどくはなかったですが、狭いキッチンにスーツケースが3つほど置いてあって、何だこれ!?と思いました。スペースがあるならまだしも、こんな狭いところには嫌だな、でもシェアメイトにははっきり言えないだろうなと思いました。そして3階のキッチンが超絶的に汚かったのです!!3フロアの中で一番広いキッチンらしいのですが、ゴミをはじめとして様々な荷物が雑然と積み上がっていました。さらにコンロの上にはフライパンに調理した焼きそば的なものがそのまま入りっ放しで放置。シンクももちろん使い終わったものでいっぱい!こんなところで調理はできないし、広くてもゴミだらけでは何の意味もないと思いました。2人だけのシェアならいいかとも思っていましたが、現実のキッチンを見て一気にテンションが低下しました・・・(--;)

そうなるとやはり物件4か!?ということになるのですが、デメリットでも書いたように家賃が高い上に入居時の出費が多くなりそうだし、実際に中をビューイングしないまま決めていいのか?とも迷いました。ロンドンに戻って大家さんや友人に相談すると、やはりシェアが嫌なら家賃が高くてもstudioにした方がいいのでは?と口をそろえて言われ・・・確かに、いくら節約をしなければいけないとは言え、毎日の生活にストレスをためてまでお金を節約をするべきなのか、勉強に集中するには自分一人だけの空間にした方がいいのではないかとさんざん悩み、結局は物件4にすることに決めました。

日本への帰国が3日後に迫っていたので帰国前に決めてしまいたかったことと、どちらの物件も人気で、特に物件4の方はstudioがあと1部屋しか残っていなかったので早く返事をしなければいけなかったので、帰国前にエージェントに連絡をして「決めた!」と伝えました。

 

でも・・・エージェントに連絡をした後も心の中はモヤモヤしていて・・・

一番引っ掛かっていたのは、バス停までの距離なんです。ただでさえon-campusよりもバスに乗る分時間がかかるのに、高い家賃を払ってまでわざわざバス停から遠い場所に住む必要があるのかと。。。

ビューイングを終えた後に、実際に家からバス停まで歩いてみたのです。家のすぐ近くにもバス停はあるけど、その路線では大学に行かないので、バスを乗り換えるか大学行きのバスが通るバス停まで歩く必要があります。かなりの早足で歩きましたがそれでも12~13分くらい。そのとき1回きりとか、たまの散歩であれば全然問題ありませんが、雨や雪が降っていたり寒かったり、買い物をして荷物をたくさん持っていたり・・・ということを想像すると、やはり高い家賃と割に合わないなと思い始めました。

それに、どこも満室だしこの物件も早く埋まりそうだからとたった2つの選択肢の中から焦って決めてしまったけど、他にもまだ探せばいい物件がこれからも出てくるかも・・・?とか思ったり。

物件4を契約するには、その後の手続きは全てオンライン上になり、エージェントから送られてくるメールに従ってシステムに登録して手続きを進めることになります。そのメールが送られてくるまで少し日が空いたことと、ちょうど日本への帰国と重なったこともあって、「日本に帰って落ち着いたら手続きを進める」と言っておきました。そして日本に帰国してバタバタしているフリをして(笑)手続きはまだ進めず、その間に他の物件探しも再開しました。向こうから催促してくるまで、このまま物件探しを続けようと。

 

この頃ようやく大学のアコモデーションサービスの規約を読んで、もし大学に申し込んでどこかの物件が割り当てられても、チャージされることなく断れるということがわかりました。(Pre-sessionalの方は、一度申し込んだら断ることができません。デポジットだけではなく、期間中全ての家賃を支払わなければいけないようです。)ただし、一度断ると二度とお願いすることはできません。そしてどこの物件に割り当てられたかがわかるのは9月上旬とのこと。

そこで考えたのは、物件4をホールドするための手数料を支払っておいて、一応大学にも申し込んで、もし希望する物件に割り当てられれば手数料は惜しいけど高額ではないのでそちらは捨てることにし、もし希望物件でなければそのまま物件4に住めばいいのではということ。ギリギリまで、自分の納得いく物件探しをした方がいいと改めて考え直しました。

こうして、大学のアコモデーションサービスに申し込んだのは7月7日のことでした。サイトがオープンしてもう1ヶ月以上が経っているので、ダメ元でしたが当初の希望通りStudy Innを第1希望にしました。

そして相変わらずSpareRoomやRightmoveのサイトで物件を探し、特に新着物件を見逃さないように頻繁にアプリを開いてチェックするようになりました。(この時点でまだ物件4のデポジットを払っていません。)

すると・・・目を疑うような奇跡が起こったのです・・・!!!

 

ああ、また長くなってしまったので続きはまた次回に・・・ちょっと引っ張りすぎですね^^;

 

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