アコモデーション探しに悪戦苦闘④ | Warwick大学院留学への道

Warwick大学院留学への道

2017年10月より、イギリスWarwick大学院でマスター(MA in ELT)を開始しました。同じ大学or分野の志望をしている方の少しでもお役に立てればと思います。

ビューイングに行って物件4に一度は決めたものの、日本への一時帰国を理由に契約はまだ進めず、他の物件探しを続けていました。ある日、いつも通り不動産サイトを見ていたら、目を疑うような広告が!

 

何と、Study Innが募集広告に出ていたのです!!大学と提携している民間学生寮が、広告に挙がることはほとんどありません。なぜならもちろん、大学を通さないと勝手に契約はできないからです。でも、たまに広告を見ることがあったのですが、それはたいてい「Short term/summr let」と言って、夏の間の短期間のレントです。おそらく9月中旬まで契約していて家賃も支払い済みだけど、もう大学を卒業していたり自分の国に帰省したりして、夏の間は寮に住まないのでサブレット(又貸し)をするためのものです。

今回もきっとShort letだろうと思っておそるおそる詳細を読んでみると・・・何と契約は9月中旬から来年9月1日まで。つまり、Academic year 2017/18の学生向けでした。

奇跡は起こるものだと思って、速攻で広告主に連絡を取りました。しかもその広告は出されたばかりで、新着物件に連絡を取るためには手数料を払わなければいけないのですが、もちろん払いましたよ!笑

 

結果は・・・たぶん私が一番に問い合わせたみたいで(しょっちゅうサイトをチェックしていて良かった・・・)見事にその物件を譲り受けることができました!広告主になぜStudy Innを広告に出したのか聞いてみたら、その人はCoventry Universityの学部を卒業したばかり。学部生の3年間はずっとStudy Innに住んでいて満足していたけど、第1希望のマスターはロンドンの大学。でもその大学に行けるかどうかは、最終成績が出るまでわからず、もし第1希望がダメだったらそのままCoventry大学のマスターに進むつもりだったそう。結果が出る前にStudy Innの契約を更新しなければいけなかったので更新手続きをしたけど、結果的にはロンドンの大学に行けることになったので、契約を引き継いでくれる人を探していたとのこと。この契約を引き継ぐ人のことを「replacement」と言いますが、サブレットとは全然意味が違います。

実はこの物件はTwinのStudioなのですが、1人で住んでももちろんOK。家賃もシングルのStudioよりも週£3高いだけなので、2人分のスペースを使えるならむしろラッキーかもと思いました。実際にその広告主も1人で住んでいて、とても快適だったと言っていました。

喜び勇んでその人と連絡を取り合いながら、Study Innにもこれからどのように手続きを踏んでいったらいいのか問い合わせをしたりしていました。すると、またもや目を疑うようなメールが!!

 

何と、諦めていた大学のアコモデーションサービスから連絡が来て、Study Innに決まったとのこと!!

え?え?またStudy Inn??でも今replacementの手続き進めちゃってるし、どうしよう??と思いました。

この後Study Innから直接オファーが来て、手続きを進めるようにと書いていました。そしてもし断るのであれば、なるべく早くStudy Innに直接断るようにと書いてありました。

このとき、ちょっと困ったなーと思いました。ただでさえ繁忙期でなかなかStudy Innとメールの行き来がスムーズにいってなかったのに、replacementの契約をするわ大学からのオファーは断るわ、でも同じ名前だしできっと混乱するかなーと思ったのです。

とりあえずStudy Innからのオファーを見てみると、Studioにはいくつか種類があって選べるのですが、残っていたのはDeluxより上のちょっと家賃が高くて広めの物件。それならやっぱりreplacementのTwinの方が断然安いので、replacementはもう断れない段階に来ていたし大学の方を断ることにしました。

Study Inn側が困惑しないように、慎重に経緯を説明したメールを送り、少し時間はかかりましたがデポジットの支払い方法のメールも来て、やっと正式に契約ができることになって一安心。

この時点でやっと物件4に断りの連絡をしました。一度は決めたと言っておきながらやっぱりやめますと言うのは罪悪感でいっぱいでしたが、「全然いいですよ。もしまた必要なことがあったらいつでも連絡をください」と言ってくれて、本当に親切な不動産屋さんだなぁと思いました。

 

ちなみに大学からオファーが来たのは7月13日、つまり申請してから一週間も経たないで返事が来ました。その時点で第1希望のStudy Innをオファーされたので、やはり「fully booked」というのは大学側が部屋をおさえているという意味だったみたいですね。早とちりして諦めないで、もっと早く申請していたら希望通りの安い部屋がまだ空いていたかもしれません。でも、案外空いているものなんだなあとびっくりしました。なのでもし来年、off-campusの寮を第1希望にする場合は、頻繁にアコモデーションのサイトをチェックすることをお勧めします。大学側から「サイトがオープンした」というお知らせはありませんので。

それから、FacebookにWarwickの大学院生向けのコミュニティーがあり、そこでも現役学生が夏季期間だけのサブレットの募集を出していたりします。私はPre-sessionalのオファーが来たときに寮を既に申し込んでしまいましたが、定価よりも安い家賃が提示されているので、大学にお願いしないでこのサイトの学生と直接やりとりをして決めれば良かったのでは?と思いました。ところがしばらくして、Pre-sessionalのスタッフから「サブレットをすることは大学の規則に反しているので絶対に受けないように」という警告が出されていました。よく考えたら、そりゃそうだよねと思いました。大学側としてはPre-sessionalの学生から家賃を取れなくなってしまうのですから。なので、サブレットにはご注意を!

 

というわけで苦節約1ヶ月のアコモデーション探しでしたが、最終的には自分の第1希望の学生寮に入ることができました。本当にその寮にして良かったかは、実際に住んでみてからまたお知らせします。私はPre-sessionalの間はon-campusの寮に入りますので、そちらとの比較もできると思います。

次回、アコモデーション探しのポイント&アドバイスをまとめてこのシリーズの終わりとしたいと思います。

 

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