ロンドン留学中のアコモデーション | Warwick大学院留学への道

Warwick大学院留学への道

2017年10月より、イギリスWarwick大学院でマスター(MA in ELT)を開始しました。同じ大学or分野の志望をしている方の少しでもお役に立てればと思います。

実はその後もコベントリーでのアコモデーション探しが難航していたのですが、やっとのことで決着がつきそう!しかも私が当初第1希望にしていた学生寮に入れるかも!!喜び勇んでそのことを記事に書こうと思ったのですが、ロンドンでのアコモデーションについてまだ書いていなかったので、そちらを先に紹介しようと思います。

 

留学するにあたって、学校選びとアコモデーション探しはとても重要ですよね。私は交通費節約のために学校まで徒歩で行ける物件を探していたので、学校とアコモデーションは同時に探していました。交通費だけではなく、昼食を家でとることができたのも食費の節約になりました。

学校選びに関しては以前に書いていますので、今回はアコモデーション探しの私のこだわりについてです(笑)。私にとっての最重要条件は、En-suiteであること!En-suiteとは、専用のバスルーム(またはシャワールーム)付きの部屋のことです。私はとにかく他人とシェアをするのが苦手なのですが、前回の留学で滞在した3件中2件はバスルームシェア、1件は部屋の隣にあるシャワールームをほぼ専用で使えましたが、ゲストが来たときにはシェアでした。その後2回旅行で訪れたときに、En-suiteの部屋に滞在したのですが、何て楽なのだろう!と思いました。お風呂上がりにどんな格好で歩いていても気にする必要がない!(笑)他人に気を遣う必要もない!もちろんEn-suiteの方がシェアよりも家賃は高くなりますが、今回は多少高くても絶対En-suiteにする!!と決めていました。

 

ところが・・・

学校はCity and Islington Collegeにほぼ決めたものの、徒歩圏やバスで通える範囲の物件が数件あったので連絡してみると、「長期じゃないと難しい。」と言われました。私の滞在期間はちょうど12週間で、約3ヶ月。旅行のような数週間の短期ではないので受け入れてくれると思っていたのですが、甘かったようです。それにだいたいの物件はなるべく空白期間を作らないように、入居日の1ヶ月前くらいにならないと予約を受け付けてくれません。例えば私は何でも早めに準備したい性格なので(笑)、去年の12月くらいから問い合わせを始めました。もし私がその物件を12月の時点で4月から3ヶ月抑えてしまうと、もし1月から長期で入りたい人がいるとその人は1~3月の短期でしか入れません。当然その人は違う物件を探しますよね。でも、渡英1ヶ月前に果たして自分の希望する物件が残っているかどうか?

 

それからもう1つ、学生寮も探しました。学生寮はその学校(主に大学)付属のものと、民間企業が経営しているものの2種類があります。民間学生寮の場合、フルタイムの学生であれば誰でも入れます。

私がこの民間学生寮に目を付けた理由は、Studioタイプの部屋が多かったからです。Studioとは、En-suiteバスルームの他に部屋に専用のキッチンがついている、日本の独り暮らし用アパートみたいな形です。これはまさに私の理想とする形!En-suiteよりもさらにプライバシーが保て、誰とも何もシェアをしなくてよい!しかも最近の学生寮は新しく建てられたものが多くて、建物は近代的でとてもきれい!これだ!と思って連絡を取ってみると、相手はとても親切で好意的なのですが、何せ年度途中なのでなかなかStudioタイプの空きがない。先ほどと同じく、もっと直前になると空き状況がわかるので近くなったらまた連絡してと言われる。そして何より家賃がかなり高い!一般的なシェアハウスの2倍近くするかな。

私が学生寮を諦める決め手となったのは、シェアハウス等と違って学生寮の場合、布団や食器、調理用具等を自分で用意しなければいけないということです。寮が提供してくれるのは、バスルームやキッチンの設備とベッドのマットレスだけ。1年住むならともかく、たった3ヶ月のために全ての道具をそろえるのはお金がかかりすぎるので諦めました。

 

こんな感じで色々試行錯誤したのですが、結局私のように3ヶ月ほどの滞在の場合は、最初から「短期可」と謳っている物件のみを探すのが一番ということがわかりました。そうなると、カレッジの近くにある短期物件は今までも何回か注目したことのあった1件のみ。この物件は「リビング・バスルーム専用」という魅力的な謳い文句だったのですが、難点が2つ。1つはバスルームは専用だけどEn-suiteではなく、部屋の横にあること。もう1つは学生寮ほどではないにしろ、家賃が高いこと。

1点目に関しては、まあ部屋のすぐ横にあるならいいかと妥協することに。2点目に関しては、少し離れた場所にある短期可のEn-suiteを借りて交通費をかけて学校に通った場合と金額を比べてみると、そんなに変わらないことがわかったので、この物件に決めることにしました。

 

広告にはあまり室内の詳しいことは載っていなかったのですが、実際に滞在してみるとこの物件にして本当に良かったと思いました。

まず、私の部屋は1階にあるのですがベッドルームとリビングの間にドアがあるものの二間続きになっていて、ドアを開け放つととても広い!リビングにはソファ、テレビ、テーブル、デスク、チェア、チェスト、ケトル、お茶セットが備わっていて、とても快適。ベッドルームにはワードローブが2つもあって、収納力が十分!そしてヘアドライヤーとタオル(バスタオル・フェイスタオル)は貸し出してくれるので、それもお得!

そして何より助かったのは、大家さんがバスルームの掃除とシーツ・タオル類の洗濯をしてくれること。これらが全て含まれてあの料金設定ならば、それは納得でした。

大家さんはオーストラリア出身の70歳前後の女性ですが、日本の不動産会社と提携していて日本人を専門に受け入れているので、日本のことをよく理解しており、日本文化にもとても興味があるようです。会話もいつもゆっくりわかりやすくしゃべってくれるし、私の拙い英語も辛抱強く聞いてくれるので、英語の練習にうってつけでした。私の学校の愚痴なんかもよく共感しながら聞いてくれました。でも、必要以上に干渉したりはしないので、お互いにとても過ごしやすい関係だったと思います。たった3ヶ月の滞在でしたがお別れするのが寂しかったです。

 

こんな感じでとても楽しく過ごせたのですが、1つだけちょっと困ったことが・・・。やはり大家さんの家なので、たまに大家さんがお客さんを招いて食事をしたりします。食事をするのはもちろんキッチンダイニングか、キッチンから続いているガーデン。でもキッチンは私の使っているバスルームのすぐ隣りにあります。なので、バスルームを使うのにとても気を遣いました。昼間はいいのですが、みんなで楽しくディナーを食べているときにシャワーを使うのはさすがに気が引けます。お風呂上がりの姿をお客さんに見せるのはどうかと。。。まあ、友達いわく、イギリス人はあまりそういうの気にしないのでは?と言いますが、試してみたことはありません(笑)。それに、大家さんがみんなに食事を振る舞うためにキッチンを使っているので、その間私がキッチンを使うことも憚られます。まあ、たいてい私はご飯を作り置きしていたので、マイクロウェーブで温めるだけで済みましたけどね。

一般的に大家さんとの同居は避けられることが多いようですが(色々ルールにうるさかったり干渉してきたりするらしいです)、私の場合はとてもいい大家さんに恵まれました。ただ、大家さんと一緒に住むとこういった点で気を遣うんだなあとわかりました。

 

私のロンドンでのアコモデーションはこんな感じでした。カレッジ付近の交通網がとても利便性がよく、バスでもtubeでもどの方面にも行けたのでとても便利だったのも良かったです。またロンドンに滞在することがあったら、この物件にまた住みたいなとも思います。ただ1つ、近くにお店がないのが不便でしたけどね。一番近いTescoまで歩いて10分弱。やっぱり徒歩5分以内にお店1件はほしいですね。

さて、このロンドンでの経験を踏まえていよいよ大学でのアコモデーション探しになるわけですが、それはまた別記事で・・・。それまでに、今交渉している物件と正式契約できているといいな!

 

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