ロシアからのボリショイバレエ公演でした
今回こそ
会場はオペラ・ガルニエで
オペラ座へ向かいました
(前回は会場を間違えてしまいましたから~)
→大みそかのバレエ公演の模様はコチラ
オペラ・ガルニエに到着したのが
午後7時10分頃で
いつもより入口付近が混雑しているな~、と
遠目に眺めながら進んでいくと
その昔
オペラ座のドレスコードは
男性は蝶ネクタイ
女性はノースリーブのロングドレスだったと
聞いたことがありますが
この日は
ロングドレスやスーツ、蝶ネクタイの人で溢れていて
ネットでチケットを予約した時には気がつかなかったのですが
どうやら
不定期にある、gala公演とのことでした
ガラ公演と聞くと
各演目のハイライト公演のようなイメージがあったのですが
辞書で調べてみると
galaとは
大祭典、祝祭、特別上演という意味もあるそうで
偶然
galaの日に当たって
新年からラッキー
この日の席は
3階バルコニー席の3列目
カテゴリー4で50ユーロの席で
コートを掛けておける大好きなバルコン席で
私達の後ろにはもう席がないので
椅子が高くなっていますが
見えにくい時はちょっと立ち上がって観ることも出来ます
とびきり華やかな人達が
向こう側のバルコンにたくさん見えました
Ballet du Theatre Bolchoi
「Illusions Perdues」 Alexei RATMANSKY
初演は2011年モスクワボリショイバレエ団と新しい演目で
19世紀に活躍した小説家バルザックの
「Illusions Perdues=幻滅」を題材にして
振付家ラトマンスキーが手がけた
三幕からなるバレエとのことでした
音楽 Leonid DESYATNIKOV
振付 Alexei RATMANSKY
衣装 Jerome KAPLAN
照明 Vincent MILLET
あらすじを調べてみましたが
新しい演目のせいか
ほとんど詳しいことがわからなくて...
原作のバルザック作「幻滅」は
田舎でつつましい暮らしをしながら
詩人であり野心をもつ青年Lucienが
貴族婦人に出会ってから人生が変わり
欲望、嫉妬、陰謀の渦巻く花形出版業界に入り
のし上がって出世していく物語。
バレエ演目「幻滅」ではこのLucienが
作曲家という設定になっていて
のし上がっていき、バレエダンサーの可憐な恋人Coralieを捨て
お金持ちの貴婦人Flolieと結ばれるのですが
やはりCoralieが好きだ、と戻った時には
Coralieはいなくなっていて
絶望に暮れる
みたいなストーリーでした。
私はバルコン席の一番後ろの席だったので
幕間には
お部屋を出て行く人達のために
一番最初に席を立たなくてはいけなかったのですが
ドアを出るとすぐに
シャンパンやカナッペが準備されていて
自然と
一番に取りに行くことが出来たのでした、うふふ
しかも
シャンパンもジュースもカナッペも
すべて取り放題で
大みそかのバレエ公演の日は
チケット代が普通より高かったのですが
この日はチケット代はそのままで
飲み物おつまみ取り放題
シャンパンはRuinart
カナッペもどれも美味しく
幕間は二回あり
シャンパンとジュースと
おつまみをいくつか頂き
チケット代50ユーロは価値があります~
31日の公演の時よりもさらに
華やかなドレス姿の人達が多くて
シャンパンもすすみます~
大みそかの時のように
肩出しドレスを着てくればよかったです...
演目はというと...
迫力ある踊りも難しい踊りもあまりなくて
私の私見では
普通...の演目だったのですが
(あくまでも私見です、すみません)
Coralie役のEvgenia OBRATZSOVAと
かのザハロワの相手役として実力ある男性ダンサーと聞いていた
Lucien役のDavid HALLBERGを観るのを楽しみにしていたので
オブラスツォーワの安定して美しいダンスと
背が高くて力強いデイビッド ホールバーグのダンスを満喫しました
バレエ公演の後は
お食事出来るようにテーブルが用意されていて
どうやったらここで
バレエ公演の後
お食事出来るのかしら~と思いながら
夢の空間を
あとにしました