美術史美術館。 | つれづれパリ日記

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パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

にわかフンデルトヴァッサー博士となった後は
相変わらず、雪がちらつく中
滞在ホテル近くの
Kunsthistorisches Museum Wien=美術史美術館へ
足を運びました


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マリア・テレジア像を横目に見て


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少し並んで
美術史美術館の入口で入館料を払うと
建物の入って左側の
美術工芸収集室への入場の時間指定をされて
チケットに表示されている時間内に入場しないと入れないようだったので
先に
美術工芸収集室コーナーから見てまわることにしました


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この美術館で
絵画を見てまわるのが目的だったのですが
予想以上の
美術品の数に
驚いたのでした~


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すごく細かい細工が施された
名品の数々は
2000点くらい展示されているとのことで
とても
ひとつひとつゆっくり見てまわることが出来ませんでした


栄華を極めた
ハプスブルグ家の歴代皇帝が収集した
中世からルネッサンス、バロック時代の財宝、珍品の数々を所蔵した
この美術館の所蔵品は
世界で最も重要な美術工芸品コレクション美術館のひとつだそうです


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どれも
ため息の出る、素晴らしい細工の芸術品ばかりで
ハプスブルグ家の栄光が
この収集から推し量ることが出来ます


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古代文明エリアへ

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NHKの番組を観て知った、という友人情報によると
古代ギリシャ・エジプト文明時代は
人々は肌が浅黒く
遺跡はカラフルに彩られた色付きだったということです


それを
白人至上主義にすべく、遺跡はすべて白く塗られたのだか
色が落ちて白くなってしまったかなんだかで
今現存する遺跡はすべて
白いのだそうです


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そして
古代エジプト文明エリアへ


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エジプトのミイラコーナーは素通り

怖いので
ルーブル美術館でも
ミイラコレクションは覗いたことがありません~


長~く歩いて
やっと美術品収集コーナーから出ることが出来て
絵画コーナーへ移動しました


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絵画コーナー入口の回廊上には
19世紀末に活発になった
ウィーン分離派と称する、若い芸術家達が起こした芸術運動
Jugendstil=ユーゲントシュティールを指揮した
画家グスタフ・クリムトの壁画がありました


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カラヴァッジョ作
(1571-1610年、バロック期のイタリア人画家)

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ベラスケス作
(1599-1660年、バロック期のスペイン人画家)

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アンチンボルド作
(1527-1593年、動植物、果物、書籍、道具などを組み合わせて
表現する肖像画画家、ミラノ出身のマニエリスムの画家)

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ブリューゲル作「バベル」
(1525/30-1569年、ブラバンド公国、現在のベルギー出身の画家)

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ブリューゲル作

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ブリューゲル作「農民の婚礼」

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ブリューゲル作「雪の中の狩人」

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ブリューゲル作「子供の遊び」

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フェルメール作「絵画芸術」
(1632-1675年、オランダ人画家)
フェルメール特有の綺麗な青色でした
→以前、フェルメール展へ行った時の模様はコチラ

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ルーベンス作

(1577-1640年、バロック期のフランドル画家)

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デューラー作「ベネチア女性」
(1471-1528年、ドイツのルネッサンス期の画家)

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館内のカフェスペースもまた
素晴らしい空間でしたが
大行列だったため、お茶しませんでした~、残念


絵画も見応えがあり
素晴らしいコレクションの
美術史美術館でした

 
                          to be continued~