アウガルテン工房の見学ですが
イースター休暇だったので
工房内のお店と博物館を見学することにしました
ホテルのコンシエルジュにアウガルテン工房のことを聞いた時に
併設されているレストランを薦められたので
まず、敷地内のレストラン「Decor」へ行き
ランチを食べました
→レストラン情報はまた次回に
アウガルテンのショップは
美術館のようでした
アウガルテンでポピュラーな
マリア・テレジアシリーズ
1717年にマリア・テレジアの父
デゥ・パキエによって設立されたアウガルテンは
女王マリア・テレジアの援助により窯が国有化され
美しい磁器の数々が生み出された、とのことです
ハンガリーの陶器「Herend」で
ウィーンの薔薇シリーズが有名ですが
アウガルテンでもウィーンの薔薇シリーズが
作られているのですね～
オーストリア・ハンガリー帝国として
オーストリアとハンガリーはかつて同じ国だった背景から
「ロブマイヤー」のお店で
ハンガリーの陶器「Herend」を見かけたのでしょうか。
激しく対立した歴史的背景のあるこの地域ですが
栄華を極めたハプスブルグ家が崩壊しても
時を経て
美しい陶器が今も作られている結果
こうやって
私も工房を見学出来るのですね～。
美術館のようなショップエリアを眺めた後は
その先にある
アウガルテン・ミュージアムへ
真ん中に
窯が再現されていて
その周りに名品の数々が
展示されていました
陶磁器が大好きなので
ウィーンの中心から電車と徒歩で20分くらいの
アウガルテン工房でしたが
足を運んでみてよかったです～
帰り道には
アウガルテンの敷地内の先に
ウィーンのシンボルとなっている
「ウィーンのガウディ」とも称される
現代建築家兼画家、HUNDERTWASSERの
ゴミ焼却所が見えました
実際は
こんな感じらしく、ウィーンでも世界的にも有名な
この施設なのですが
ゴミ焼却所なので
排出されるダイオキシン排出量はほぼゼロだとのことですが
遠くから眺めるだけで満足
後で友人から聞いた話ですが
大阪の埋立地にある舞洲ゴミ処理場も
この、フンデルトヴァッサーのデザインによる建築とのことで
莫大な税金が使われて大批判を浴びた、とのことですが
フンデルトヴァッサーが悪いのではなくて
当時の大阪の行政のお金の使い方が悪いんですよね～
ミュージアム見学の後は
ウィーンの中心Stephansplatz近くにある
アウガルテン直営店へ移動
手作り、手書きということで
結構お値段の張るアウガルテン
でも、せっかくのウィーン旅行記念なので
アウガルテンの食器が欲しくて
小さいお皿を2枚購入
アウガルテン直営店から出てすぐの場所にある
1928年創業のチョコレート屋さん
「Altmann & Kuhne」は
店舗とパッケージデザインを
20世紀初めにウィーン各地で沸き起こった芸術運動のひとつとして
工芸、家具などを幅広く手がけた、ウィーン工房の設立者で建築家の
ヨーゼフ・ホフマンが手がけた、とのことで
是非覗いてみたかったチョコレート屋さんでした
1928年の創業からずっと変わらないという
パッケージがすご～く可愛いかったのですが
このパッケージ入りのチョコレートは
アウガルテンのお皿くらい高価なお値段だったので
一番小さいサイズのチョコを
ひとつだけ、買いました
「Altmann & Kuhne」
住所： Graben 30, 1010 Wien
最寄り駅： Stephansplatz
そして
再び、「ロブマイヤー」へ戻り
ワイングラスの数々のほかに
素敵な食器がたくさんあり
→写真は、「ロブマイヤー」店内にある、「herend」の食器類です
なかなか店内を出ることが出来ませんでしたが
夕方ウィーンに到着する友人ちゃんと合流するべく
お買い物をして預かってもらっていたグラスをピックアップして
ホテルへ戻りました
to be continued～