ロブマイヤーとアウガルテン。 | つれづれパリ日記

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パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

2泊3日で
ウイーン旅行へ行ってきました


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学生時代の同級生の友人ちゃんが
オーストリア航空で、ウィーン経由でパリ入りするというので
ウィーンで待ち合わせして
数日ウィーン観光してから一緒にパリ入りする、
という今回の旅行計画となり
15、6年振りくらいの
久し振りのウィーン観光が実現しました


友人ちゃんは
夕方ウィーン着でしたが
私は、時間を有効利用しようと
またまた早朝7時15分シャルル・ド・ゴール発のフライトを取り
早朝5時前起きで午前中にウィーン入りするという計画で
飛行機の中で爆睡する予定でしたが
なんか、ワクワクして眠れないんですよね~


窓から見える澄んだ空色と白い山々の光景にうっとり


パリからウィーンまでは
1時間40分のフライト時間でした


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前回は
19世紀末の有名な画家、グスタフ・クリムトと
エゴン・シーレの絵画を観たくて
ウィーン・ザルツブルグ旅行をしたのですが
今回は
友人ちゃんの提案の
ウィーンカフェ巡り旅行


でも、空港にこうやって大々的に宣伝されていたら
やはり
また、クリムトの絵を観に行きたくなります~


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今回のウィーン旅行は
ウィーンオペラ座のすぐ横の
Bristol Hotelを予約しました


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前回のフィレンツェ旅行の時は
モダンなホテルに宿泊しましたが
→前回の、フィレンツェ旅行の時の模様はコチラ

今回のウィーンのHotel Bristolは
ザ・クラシックという雰囲気の
豪華絢爛な内装のホテルでした


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イースターだったので
飾り付けが
イースター仕様


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ロビー横には
ロブマイヤーの名品が飾ってあり
気分が高揚します~


ロブマイヤーとは

1823年、ガラス細工職人ヨーゼフ・ロブマイヤーは、ウィーンに小さなガラス店をオープンしました。これが、今日のロブマイヤーの礎となったのです。上質なクリスタル製品を扱っていたことから、次第に人々に知られるところとなり、1835年にはハプスブルク家から皇室御用達の称号を賜り、その名声を確立します。その後は、世界博覧会やパリ万博等で次々にゴールドメダルやグランプリを獲得し、そのクオリティは世界的な評価を得るところとなります。
また、ロブマイヤーはグラスのみならず、シャンデリアにおいても「光の彫刻」と称賛され、世界の王宮や教会、オペラハウス等の名立たる建築に欠かすことの出来ない、彩りと輝きを添えています。
今や6代目を数える老舗は、創業当時からの伝統を守り、ガラス工芸の魅力を現代に伝えています。高度な熟練技術から生み出されるガラス製品は、繊細な美術工芸を愛する世界の人々から高く評価されています。テオフィル・ハンセン、ヨーゼフ・ホフマン、アドルフ・ロースなど名高い芸術家のデザインによって創造された名作の数々は、ニューヨークの近代美術館にあるデザイン・コレクション、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館、ウィーンのMAK(応用美術館)などに展示されています。
ロブマイヤーは今日もなお卓越した工芸家とともに、時代のニーズに応えるガラス工芸品の創作に取り組んでいます。ロブマイヤーの願いは、モダンな日常生活にふさわしいシックでエレガントなガラス製品を送り出すことです。」
(ロブマイヤー、HPより)


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ホテルに自然に置かれている調度品の数々も
素敵です


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そしてお部屋は


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お部屋の中に廊下があって
入口でコートを掛けたり、荷物を置いたり出来ます


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午前10時半頃ホテルに到着した今回も
「もう、お部屋の準備が出来ています
と言われ
午前中にホテルにチェックインしてお荷物を置くことが出来たのでした

前回のフィレンツェのホテルもそうでしたが
まだ、旅行のオフシーズンでお部屋が空いていて
こうやって午前中に到着しても
チェックインさせてもらえるのでしょうか

親切な対応が嬉しかったです

そして、荷物を置いて
暖かくしてすぐに出発


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ダウンコートに帽子、エトール、手袋、カシミアセーターにブーツ

このところヨーロッパは寒くて
出発時、パリの気温は5℃
到着時、ウィーンの気温は1℃でした


今、ロンドンへ行っている友人からは
ロンドンが雪模様だ~、とメールが来ました


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最初に足早く向かったのは
ウィーン市内の中心
ケルントナー通りにある
’ワイングラスのエルメス’「Lobmeyr」


合流する友人ちゃんは
ほとんどワインを飲まないので
「ロブマイヤー」には先に一人で行こう、と決めていたのでした


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ショーウィンドーを眺めているだけですでにワクワク

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美術館のような店内は
優美で美しく、細工も細かい素晴らしい品々ばかり


ロブマイヤーのアンティークグラスから
現代のグラスまでがすべて売り物というのが
信じられないくらいです~


そして店内では
ロブマイヤーのグラスの他に
ハンガリーの陶器「Herend」も
たくさん売られていました


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ふるさと日本が懐かしくなる
漆器コーナーもありました


お店の人に聞いてみたところ
やはり、made in Japanだったのですが
サンフランシスコの会社から仕入れているそうですよ~


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シャンデリアもすべて
お値段が付いていたのですが
ふと目に入ったシャンデリアの値段は
300万円くらいでした~


素敵な素敵な店内で
以前から欲しいと思っていた形のワイングラスを選び
お支払いを済ませて
後で取りに来ます、とグラスを預かってもらい
地下鉄に乗り
次なる目的地へ向かいました


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乗り換えの地下鉄の構内

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3月末ですが
まだまだ寒々しい光景の広がる
アウガルテンの工場と美術館のあるエリア


イースター休みで
工場内の見学は出来ない、とのことですが
一度行ってみたかった、アウガルテンの工場


アウガルテンとはオーストリアの磁器陶器の名称で
ヨーロッパではマイセンに次ぐ古い磁器工房で
1718年創設ののち、ハプスブルグ家栄光の時代
女王マリア・テレジアによって皇室直属の磁器窯になった
現在も手作り手書きで作り出されている
陶器なんです


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最寄り駅は地下鉄2番線Taborstrasse駅で
徒歩5分くらいの場所にあります


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長くなりましたので
続きは明日に~


              to be continued~