坂東玉三郎パリ公演を
観に行って来ました~
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
(画像は劇場のHPよりお借りしました)
広告を見た時は
「京劇!?」と思いましたが
調べてみると
「昆劇」とは
中国の明の時代(1573-1620年)ごろ
古典的な舞台演劇である戯曲の一形式として流行して
清の時代に入る1620年以降、序々に衰退していった
中国古来の楽器と唄の地方劇とのことで
京劇とは
清の時代の1790年頃から
北京を中心に発達した古典演劇の戯曲のひとつ、とのことで
昆劇のほうが
その歴史が古く
ユネスコ世界遺産に認定されているのだそうです
![サーチ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/264.gif)
坂東玉三郎さんは
2月5日からの3日間の「地唄」公演の後
10日から7日間
この、昆劇「Le Pavillon aux pivoines」
=「牡丹邸」の公演で
パリ公演中で
この昆劇「Le Pavillon aux pivoines」は
ヨーロッパで初演とのことです
![耳](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/103.gif)
坂東玉三郎さんは
小さい時から昆劇に慣れ親しんだのがご縁で
2009年に初めて
昆劇の日中合同開催を実現させたのだそうです。
→詳しくは
人民綱日本語版特別インタビューをどうぞ
![チョキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/105.gif)
先週はカテゴリー4の席で
少し見にくかったのですが
今晩はカテゴリー3の48.5ユーロの席で
結構見やすくて、満足でした
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
→先週の「地唄」舞公演の模様は
コチラをどうぞ
![チョキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/105.gif)
昆劇では
歌舞伎役者ではなく
もう一人の
中国語で美しく唄を歌う
上品であでやかで、時に、消え入りそうなくらい繊細で優美な
坂東玉三郎さんが
いらっしゃいました
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
玉三郎さんは
中国に半年!?くらい滞在し
中国語と
唄の発声練習などの猛特訓をされたそうです
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
昆劇を見ていると
小さい頃慣れ親しんだ
竜宮城や、スサノオノミコトの住む国のようなイメージが沸いてきて
どこか懐かしい気持ちになり
私達の文化は中国大陸からきて
ルーツは大陸にあるのだな、と
実感しました。
「Le Pavillon aux pivoines」
=「牡丹邸」
9部作
promenade=散歩
Le Reve interrompu=途中までの夢
Le Portrait=肖像画
La Pretresse=巫女祭
Mort=死
Jugement aux enfers=地獄での判決
Decouverte et amour du portrait=発見された肖像画
Union au monde des tenebres=地獄の世界への結合
Retour a la vie=復活
第一幕
1-3部 1時間5分
15分休憩
第二幕
4-6部 50分
15分休憩
第三幕
7-9部 45分
合計3時間10分の大作でした。
あらすじ
春になり
16歳の美しい娘(坂東玉三郎)が
春のお庭の美しさを堪能し
うららかな春の日差しのもと
うとうと眠りにおち
夢の中で、美しい殿方と出会う。
母親に起こされた娘は
夢を思い出しながら
筆で美しく殿方を描く。
秋の中秋の名月
満月を堪能しながらも、悲しげではかなげな娘は
母と使用人の前で息絶えてしまう。
地獄では、美しい娘が地獄に落ちるかどうかの
判決が行われる。
亡霊となった娘は
殿方のいるお部屋の窓辺に現れ、
殿方に、埋められているお墓を掘り起こし
自分を探し出して欲しい、と頼んで消え去る。
殿方は娘を探し出し
娘は美しく生き返る。
フランス語の字幕を見ながら
美しい中国楽器の音色と声をうっとり聴きながら
昆劇を堪能していて
ところどころわからない単語もあり
とてもざっくりなあらすじですみません
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
中国の京劇を
今まで観たことがなく
知識も無かったのですが
今回の坂東玉三郎さんのパリ公演で
初めて、地唄舞を見て
昆劇というものに触れ
とてもいい機会に恵まれました~
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
そして
歌舞伎という枠を超えて挑戦し続ける
美しい坂東玉三郎さまを
これからも
応援しています~
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)