冬休み旅行5日目は、2ヶ国目、ポルトガル。
夜行バスで約8時間かけ、ポルトガルの首都、リスボンへ。

アンダルシア辺りはALSAっていうバス会社が便数も多くて便利。
ただ、オンラインでは日本のクレジットが使えないという。
旅行シーズンじゃなかったら、早めにバスターミナル行ったら
チケットは買えると思います。

夜行バスといっても、勿論日本みたいな上等なバスじゃなくて、
普通の観光バス。
日本は電車が高いから、夜行バスがこんだけ発達してるんやろうなー。

ポルトガルとスペインは時差が1時間あって、謎の朝5時半到着。
そして、スペインと同じで、朝がめっちゃ遅い。笑
ホステルのお兄さんが親切で、荷物置かせてもらって、
さらに朝ごはんも食べさせてもらった。ラッキー。

そんなこんなして、若干リスボン観光。


ポルトガルその1 

多分コメルシオ広場。反対側には海が見えます。
残念ながら、この日はあいにくの天気で、景色が…


ポルトガルその2 

サンタ・ジュスタのエレベーター。
バイシャ地区っていう旧市街は谷になってて、
左右には崖があり、その上のバイロアルト地区へのエレベーター。
1902年建設らしいけど、凄い立派なエレベーターで、
ゴシック・リバイバル様式だそうです。

 

これ登るのに5ユーロするらしくて、
普通に近くの駅にエスカレーターがあるので、それを利用して上へ。
こんな感じの装飾がなされています。

ちなみに、エレベーターの麓には
無印良品がありました。すげー。

ぽるとが 


眺めはこんな感じ。まさにヨーロッパ。

ポルトガルその5 


晴れた夏の日ならもっと映えるんやろうなーって感じ。

そうこうして時間が潰れたから、
この日の目的地、シントラへ。
1時間に4本くらい電車が出てて、30分くらい。
若干ボロくて、なんかビビってたけど、
まあ何も起きずに到着。

シントラその1 

駅はキレイでした。
街自体は全然大きくないんやけど、世界遺産に登録された建物とか、
リスボンに来たら、ここもセットで観光する感じらしい。

シントラその2 

正面のお城みたいなんが1つ目の世界遺産。
その名もシントラ宮殿。世界遺産にしてはみすぼらしい感が。笑
そして、この時すでに雲行きが怪しい…

シントラその4 

中は結構美麗で、見応えはそれなりにある。

シントラその3 

世界遺産かー、まあ確かにこんな山奥にこんなデカイもん
建ててるんやもんなー。的な、浅い感想。笑

そこから、普通の人間はバスに乗って山を登るんやけど、
自らの若さを信じて、徒歩で山を登ること30分。

全然到着せんぞ、次の目的地に。
しかも登山道みたいになってるし。

結局45分くらいかけて、ムーア人の城壁に到着。
これも世界遺産に登録されてます。
ただ…


シントラその5 

予想通りの展開すぎて、もう、
視界ゼロ。笑
それはそれで雰囲気は出てるけど…

シントラその6 

全く周りが見えへんくて、風も強いし、めっちゃ怖い。笑
7~8世紀に造られたらしくて、ムスリムの人らってほんま逞しい。
晴れてたらそれなりにいい景色が楽しめるらしいです!

ここからまた20分くらい歩いて、
最後の目的地、ペーナ宮殿へ。
趣味の悪い外観で割と有名らしい。ネット情報。
天気が悪くなかったら、写真10枚くらい使って、
どれくらい趣味が悪いかをご提示したいところやけど、
どれもこれももやーっ、とした写真になってしまいました。涙

シントラその7 

建物自体は、山の頂上にあって、
しかもかなり大きな建物で、晴れてたら物凄く壮観だと
予想がつきます。

シントラその9 

結構細かい部屋が多かった印象。
どれも特徴のある部屋ばかりで、どれだけ豊かやったかが、
良く分かる、素晴らしい宮殿だと思います。

シントラその8 

まだ修復中のところもあるらしく、
修復の方法の展示とかもあって、それも興味深かったですね。

ここを出て、また1時間くらいかけて山を下り、
次なる目的地、ロカ岬へ。

ロカ岬はユーラシア大陸最西端に位置しているそうです!

シントラその10 

ユーラシア大陸の東の端のちっぽけな島国から、
西の果てまで来たなんて、物凄い感慨深い。
しかもまだ21歳で。本当、留学を許してくれた親に感謝です。

シントラその11 

しかも若干晴れてるやないかい!!
日頃の行いとしか考えられへん。笑
ユーラシア大陸最西端到達証明書が売ってて、
ミーハーなもんで、買っちゃいました。

ミーハー気分を味わいたい方は、是非どうぞ。笑
10ユーロでしっかりした紙のが貰えます。

ちなみに、このロカ岬で、日本人の方と遭遇しました。
帰りは一緒に帰ってきたんですが、凄いもんですよね、こんな異国の地で。
讀賣ジャイアンツの話でめっちゃ盛り上がりました。笑

まあそんなこんなで、5日目も無事?更けて行きました。
次回はリスボンの市内観光です!

冬休み4日目はセビリアを観光してきた。
セビリアと言えば、オペラ「セビリアの理髪師」で有名ですよね。

セビリアその1 

3日目の晩にセビリアに到着して、
ホステルに向かって歩いてると、謎の近代建築に。
Metropol Parasolっていうらしいけど、なんて訳すんやろ。
次の日も通ったけど、
パラソルの上にも登れるらしい。知らんかった。 
街の中心の広場みたいな感じ。レストランとかがあった。 

ちなみに、この日泊まったホステルはめっちゃ良かった。


翌日(4日目)は、まずセビリアのアルカサルへ。

セビリアその2 

アルカサルの横に大聖堂があった。
世界で3番目に大きい大聖堂らしい。
確かに、こうしてみると、もはや城みたい。笑

アルカサルは、確か学割があったはず。
マラガのアルカサバ、グラナダのアルハンブラ、
コルドバのアルカサル、と見てきたけど、
アルハンブラの次に大きかった気がする。立派。

セビリアその4 

こんなデカいタペストリーがあって。

セビリアその3 

庭も立派やで。
まあ若干、どこがどこのアルカサルか分からん感はある。
セビリアは横にさらに公園が広がってて、
感覚的には他の庭園よりも半端なく広く感じた。

全部見るのに軽く2時間はかかった。
若干飽きてきてたのもあって、早足やったけど、
こういうのが好きな人、セビリア目当てに来てる人なら、
もっと時間かかるんじゃないかな。

大聖堂、アルカサルの隣に、インディアス古文書館があって、
この3つで合わせて世界遺産に登録されてるらしい。

セビリアその5 

これがインディアス古文書館。
ルネサンス時代の、イタリアっぽい建物、らしい。
なかなか立派でキレイな建物やった。あとめっちゃ古文書。
特設展示もあったけど、スペイン語だけやったから、
雰囲気だけ楽しんできた。

そのあとは旧市街からちょっと歩いて、
川沿いにある、黄金の塔に登ってきた。

セビリアその6 

川を見張るやつやったらしい。
なんでここに来たかというと、近くに闘牛場があるんです。
マエストランサ闘牛場。
スペインと言えば闘牛でしょ!ってことで、
勿論、冬に闘牛はやってないんやけど、
見学ツアーがあったので参加。若干高かった記憶。

セビリアその7 

闘牛場って凄いな。なんかモンスターファームを思い出す。

モンスターファーム2 PlayStation the Best/テクモ
¥2,940
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見学ツアーに参加しないと中には入れなくて、
スペイン語と英語で解説が。

セビリアその8 

展示室もあって、こういう服とかが見れた。
カッコいいな、闘牛士。悲しい職業やったみたいけど。

大聖堂でミサがあったので、時間を潰してた途中に、
救済病院(割と普通の病院)のとなりの教会にふらっと入ってみた。

セビリアその9 

めっちゃ豪華やん!
でも祭壇の絵画とか、彫刻とかは死を連想させるもので、
教会って色んな役割を担ってるんやなー、と感じました。

大聖堂行く前にご飯食べよ、ってなって、
パエリアを食べました。

セビリアその10 
スペインは、昼でもビールでしょ!みたいなノリやし、
ついつい頼んじゃった。
パンは勝手に出されるんやけど、
手をつけへんかったらお金は払わんでいいらしい。
ご飯あんねんからパンいらんやろ。ってやつ。
ちなみに、オリーブはめちゃおいしくて、ビールに合う。

昼食後、気分が変わって、先にスペイン広場に行ってきた。

セビリアその11 

1929年の万博の時に建設されて、割と新しいらしいけど、
ムデハル様式っていうのが採用されたらしい。
広場はめっちゃ広いし、その横にある公園がもっと広い。
セビリアはあちこちに広場があるイメージ。

その広場を突っ切るのに軽く20分はかかった。

セビリアその12 

12月やのにこんな気温やったから、
ほんまに汗だくになってしまった。笑

そこから歩いてまた市街地に戻って、
ついに大聖堂に!

セビリアその13 

建物内部は広すぎてもはや写真撮れへんかった。
左にあるのがヒラルダの塔。
100㍍以上あったけど、登ってきた。

見晴らしは最高。

セビリアその16 

アンダルシア地方はどこも高層ビルがそんなにないし、
昔ながらの建物も多くて、
タイムトリップしたような錯覚に陥る。

人々も凄いゆったりしてて、
立派なショッピングストリートもあって、観光客も多いんやけど、
心が洗われるというか、なんというか。

アンダルシア、ほんとに来て良かった。


セビリアその15 


夜行バス乗る前に、小さな遊園地とスケートリンクがあったので、
撮ってきた。氷溶けるで。笑

セビリアは人口も多いし、活気もあって、
買い物するのも楽しめそうな街でした。
次は2ヶ国目、ポルトガル編です!
ラップランド地方、Kirunaから帰ってきました!
オーロラもちゃっかり見ちゃいましたし、
学校の企画の旅行だったので、友達もいっぱいできました!

今日は冬休み旅行3日目のコルドバ旅行記を。

前日のじゅんきに続いて、この日はじゅんきの彼女さんに
案内してもらいました!
こんなとこに留学出来るとかいいなぁ…笑

この日はたまたま、早朝にメスキータが無料開放されてて、
早起きして行ってきました(と言っても7時起きくらい)

コルドバその1 

物凄く広い建物で、イスラムな柱が立ち並んでて、
キリスト教の時代にもちゃんと保存されてたなんて、
ほんと凄いことですよね。
一部は改修されてて、キリスト教の教会らしさもありました。

コルドバその2 

人類の偉大さを感じます!

そこから朝ごはんを食べて、
ホステルをチェックアウトして、街歩きを開始。


コルドバその3 

ローマ橋の反対側から旧市街地を望む。
天気が悪かったのがちょっと残念ですが…
そして、なんとか、山本さんと合流。

シナゴーグ(ユダヤ人教会)へ行き、
ユダヤ人街を歩きました。白い壁がほんとキレイでした。
古くからの街で道幅も狭く、異国情緒が溢れてる。


コルドバその8

 

どこか忘れましたが素敵な中庭(パティオ)に入り、

コルドバその4
 
花の小径を通り

コルドバその5 

めっちゃ旧市街を満喫しました。
コルドバはグラナダよりも小さい街らしいけど、
その分かわいらしい街並みが残されてます。

コルドバのパティオコンペティションみたいなのがあって、
立派なパティオにはこういう風に賞が贈られるそうです。
いいすなぁー。文化を大事にしてる。
こんな所にホームステイしてるとか、ほんませこい。

コルドバその6 

ここで山本さんとお別れして、アルカサルへ。
どの街にもイスラムの遺跡というか建物というかが残ってて、
ムスリムはほんと凄い力を持ってたんだなぁ、と実感しますね。

コルドバその7 

建物も美しく、

コルドバその9 

こういう庭園もあり、非常に立派でした。
その後も時間があったので、旧市街地以外も散策し、

コルドバその10 
 
こういう広場を見つけたりしました。
日曜だった(確か)ので店も閉まり、人も少ないですが…

コルドバの旧市街は割とこじんまりした所で、
その中に魅力が凝縮されてる、観光しやすい街で、
ホステルのシャワーが水やったこと以外は最高の街でした。
1泊10ユーロ以下やったしまあしゃーないんかも。笑

初対面やったのに良くしてくれた、山本さん、本当にありがとう!

次はアンダルシアの首都、セビリアです!
明日からラップランド地方のKirunaに行ってきます!
学校からバスが出て、50人程のツアーになります。
ただ、知らない人ばっかりなので、友達が出来るかどうか…

オーロラが見れるかは分かんないですが、
折角北欧に来てるので、雰囲気だけでも味わえればなー、と思います。

そろそろ授業のプロジェクトとかも忙しくなってきてて、
怠惰な生活をストップしないといけないような気がします!
今日はグラナダについて書きます!

グラナダと言えば、アルハンブラ宮殿。
世界史で学習して以来、死ぬまでには訪れたいと思っていましたが、
まさかこんなに早く来れるとは!

グラナダには高校時代の友人が留学してまして、
そこに泊めてもらって、街案内もしてもらいました。
じゅんき、ありがとう!
人口30万人弱の中規模な街なのですが、
市街地には結構な数の店があり、スペインのお国柄で、
平日の昼間でも街は結構賑やかでした。
(スペイン人についてはまた書きたいと思います)

晩について、バルでタパスをつまむという、
アンダルシアンなスタイルも体験しました!

翌日は朝から市内観光。
アンダルシア屈指の歴史都市な訳で、
観光客向けなんでしょうが、ムスリム系のお店が多い!

グラナダその1 

ムスリム通りみたいなのがあって、服とかお土産とか
エキゾチックな魅力がいっぱいです。
買い物だけでも丸1日かけられそうです。

アンダルシアの都市の旧市街地はこういう細い道ばっかりで、
気をつけないとすぐ迷っちゃいます。
治安はそんなに悪く感じなかったので、
そういうのも含めて異国情緒溢れる魅力的な街が作られてると。

ゆっくりとアルバイシン地区を散歩して、丘の頂上あたりに
アルハンブラを一望できる見晴らし台がありました。

グラナダその2 

アルバイシンは丘に沿った地域なのですが、
ムーア人(ムスリムの人)時代の影響が色濃く残っていて、
白い壁の建物と、入り組んだ街並みが印象的でした。

昼ご飯の後、一旦じゅんきと別れてアルハンブラへ。
アルバイシンも歩くのに2時間くらいかかったんですが、
アルハンブラはもっと充実してる。
ナスル朝時代は内部だけで一つの街みたいになってたらしいです。
人類の偉大さを感じます。


グラナダその3 

こういう宮殿もあって、

グラナダその5 

こういう遺跡みたいなところもあって、
さらに庭園があって。
アルハンブラの隣にヘネラリフェと呼ばれる地区もあり、
そっちはナスル朝の王族の別荘だったらしいです。

ちなみにアルハンブラからアルバイシン地区を眺めると、

グラナダその4 

こんな感じです。
住宅が密集してる感じが分かりますかね?

全部回るのに、大体4時間くらいかかりました。
もっと見ていたかった、というのが正直な感想ですね。
街からアルハンブラの入り口までが結構な距離なので、
丸1日かけるか、2日に分けるのをお勧めします。

旅行シーズンは人でごった返すそうですが、
12月中旬は全然混んでなくて、ラッキーでしたね。


そこからまたじゅんきと合流して、若干街をふらふら。
スペイン語喋れる日本人とかマジかっこよすぎて、
若干尊敬しました。
8年間も英語勉強してきて、まだそんな喋れない俺との差。笑
じゅんきほんまにありがとう!

グラナダはいいとこでした。リタイアしたらまた行きたい。
そして次の目的地、コルドバへ。