●きらく通信vol.29
着物きらくです。
入学式の着付けの仕事もひと段落つきました。
ここ数年ではなかった4月の入学シーズンでの桜の開花が見られ、着付けに向かう道中で沢山の場所の桜を見ることが出来ました。
意識して街を歩いていると、改めて感じたのは桜の花は日本中で見られるものだということ。
仕事場に向かう道中で見た桜はどの桜も素晴らしく、ゆっくりと歩いて行きました。
桜の根本に散った桜の花びらとたんぽぽの競演もなんだかいい感じで。(“いいちこ”の写真に出てきそう)
お茶のお稽古場となっているマンションからも見事な桜が。
お茶のお稽古では、いかに自分が日常の動作に無駄が多いのか思い知らされています。
着付けの場面でも無駄な動きを出来るだけ省くようにしているのですが、茶道は日常の場面で感じます。
i phoneの生みの親であるスティーブ・ジョブスも茶道に魅了されたそうですが、無駄のない、機能性の高い、シンプルなデザインはこの茶道や禅の精神からかなり影響を受けたのだろう、と想像に難くなく。
想像をしていたら、お稽古中に一人心の中で感動をしてしまい、楽しくて仕方がなくなりました。
ただの変人です(笑)
生徒さんにそのことを熱く語っていたら、
「面白い!」
と言ってくれました。
いつまで続けられるか分かりませんが、とにかく、茶道の世界に触れられることが楽しいです。
知れば知るほど、日本文化の凄さを感じさせられている茶道なのでした。
東急多摩川線矢口渡駅徒歩8分着物サロン『きらく』
完全予約制・時間応相談