フィンセント・ファン・ゴッホ《黄色い家》1888 ゴッホ美術館
ふと思い立って、シミュレーションゲームThe Sims4で、ゴッホの「黄色い家」を作ってみました。
<シムズ4は、シムと呼ばれる住民たちの暮らしを眺めたり、彼らが住む家を建てたりできるゲームです。私はこれでひたすら家を建てるのが好きです。
ゴッホがゴーギャンとの共同生活を送った南仏アルルのアパート。
カスタムコンテンツなし、拡張パック(課金アイテム)もあんまり持ってないですが、弱小スペックなりに頑張って再現してみたので見てください!
ででん。
フィンセント・ファン・ゴッホ《アルルの寝室》1888 ゴッホ美術館
テーブルの上とか細かいところも頑張った!
絵には描かれてないけど、弟テオからの手紙も置いてみました。
お部屋の反対側は想像で作った。
お手紙大好きゴッホさん、こっちにも手紙たくさん。
ゴッホ「拝啓、今日はラマの絵を描きました」
お隣のゴーギャンの部屋も想像で作ってみました。
ゴッホが用意した肘掛け椅子も置いたよ。
フィンセント・ファン・ゴッホ《ゴーギャンの肘掛け椅子》1888 ゴッホ美術館
間取りはこんな感じ。
アパート2階の廊下側がゴッホの寝室、その奥がゴーギャンの寝室になっている。
なので、ゴッホの部屋を通らないとゴーギャンは自室に帰れない笑
ゴーギャンのために自分より広い部屋を用意した!と言っていたゴッホだけど…もしかしてそれが目的だったのか?🤣
思惑通り?ゴーギャンと楽しそうに話すゴッホさん。たぶんラマの話をしている。
ゴッホの部屋に椅子が2脚あるのも、ゴーギャンとこうしてお話したかったからなのかな。
ちなみに、黄色い家の間取りはこちらのサイトを参考にしました。
正確には真四角の建物ではないですが、都合上、ゴッホさんの絵と同じように四角くしています。
▼《黄色い家》紙模型キット「3Dcarton」のウェブサイトより
さて1階は、アトリエとキッチンとして使っていたようです。ここらへんはさらに想像で作ってみました。
キッチンの暖炉であたたまるゴッホさん。
皿洗いジャンケンに負けたゴッホさんと、ほくそ笑む勝者ゴーギャンさん。
すっかり意気投合した二人、芸術談義に花を咲かせる。
会話中にスマホいじらない。というか19世紀末にスマホいじらない。
隣の部屋はアトリエ。
窓辺はサン・レミの病院のアトリエをイメージ。
フィンセント・ファン・ゴッホ《アトリエの窓》1889 ゴッホ美術館
描きながら、いくらで売れるか妄想するゴーギャンさん。
1階の間取り。
階段室を挟んでお隣に、ゴッホたち行きつけのカフェ、カフェ・ド・ラ・ガールも建ててみました。
この絵のカフェです。
フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェ》1888 イェール大学美術館
ででん。
ビリヤード台はないので、それっぽい色の机を置いた。
緑色のお酒は、画家たちが愛した悪魔のお酒「アブサン」のつもり。
アブサン飲みに(厨房から)来たゴッホさん。
ひと足先に飲んでるゴーギャンさん。
一緒に飲んでいるのは店の女主人、ジヌー夫人。黄色い家の大家さんでもあります。
ポール・ゴーギャン《アルルの夜のカフェで》1888 プーシキン美術館
ジヌー夫人「今月の家賃、まだなんだけど?」
ゴッホ「いやあのその」
ゴーギャン「おそらきれい」
この顔であるもいもい
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