ablindspotのブログ -393ページ目

見栄 


結婚する。




子供を産んだ。


別居した


離婚した


再婚した。



この年齢になると


これらのニュースが


わんさか飛び込んでくる。



あーそう


へー


大変だね


かわいいね


良かったね



俺の財布も大変だね




年取った犬がひらめく蝶に

反応を示さなくなるように




羽ばたいても 


蜘蛛の巣に引っ掛かっても


産卵しても




ふーんと思ってしまう。






とりわけ 男友達に


新生児の写真見せられても



悪いけど


感動なんて分かち合えない






「俺、新しいペット買ったんだけど

 

見る?というか見て、


ほらほらほらほら 


かわいいでしょ、



俺の亀」






別に亀と赤ん坊が似ているわけではないが


僕にとっては そのレベルのニュースである。





「良かったね。

 

 でも亀みたいで かわいくないね」





と答えるものなら 

そいつはきっと怒り狂うだろう





だから そうは答えはしないけど。






子供が嫌いなわけではなく


むしろ大好きで 遊ぼうと思ったら


人様の子供でも 永遠に遊んでいられる自信はある





ゆえに自分の子供なら 

なおさらかわいいのもよく分かるけど






「かわいい」を前提にされるこっちは


たまったものではない。









大倉山公園やメリケンパークを


散歩していると 犬コレをよく見かける。





「まあーお宅のワンちゃん


きれいなおべべ着て、どこいくの」




「いやー、お宅のワンちゃんこそ


お見合いですか??交配ですか??」




そんな犬たちは実に暑そうで


苦しそうだ。




おそるべし

自己顕示欲



飼い主の

洋服の一部と化している




動くアクセサリー




のとおんなじで





ちっちゃい子供が


ラルフやバーバリー着て


美容院とか行ったりして


パーマネントあてたりして



この子たちの将来はどうなるんだろう


と心配さえしてしまう









20代になったら 物欲がなくなり


「そんなの卒業したよ」のように


達観していれば 経済的だけど。。。。。








白洲次郎のように


ウルトラ御曹司であれば


そういう星の下に生まれた宿命があり 


大きな意味で親のTPOとしての子供の役割があると思う




競う相手がいないなかでの


圧倒的なエリート意識を持たせる子供の教育











そうでもない人間が


一流を知るためには


そこに到達するまでの


「這い上がっていくプロセス」が


もっとも大切なのであり





中流家庭としては


冬でも半袖 短パン体操着← 今は虐待扱いされるとのこと


近所のお下がりからはじまり




中学生になってお小遣いをためてジーパンを買い





床屋で寅刈りを経て


色気づいて美容院に行き




バイトして レッドウィングを買い






そうして「憧れ」を手に入れていく








そういう自分の中の


サクセスストーリーを重ねていくことが


この資本主義を生き抜く上で


必要なんだろうけど




前述のように 


諸行無常の世界がごとく


達観してしまえば


少なくとも この資本主義の世界で


生きていくのは とても難しい。



だけでは済まない。







経済学的には




若年層が購買欲を失う



国力が衰え



消費税もあがり



年金もなくなるんじゃないのかい




やばい不買運動せねば



でも甥っ子の出産祝い


ラルフのシャツ買ってしもた





まさに


自分達でまいた「種」



かわいさあまって


憎さ100倍













つづく
































































 

告白



丸いものが等間隔で

きれいにたくさん整列している姿がニガテ






すきなひとあんまりいないと思うけど




カエルの卵とか、フジツボとか


ラメとかスパンコールとか








肌がざわつくから








きのう

ブックデザイナーの 祖父江慎さんの話を聞いて


その理由がわかった








きれいに整列しているものたちには



近寄るな


というメッセージが込められている






そして

バランスよく均整のとれたものは




神聖な聖域のようなもの



または



死を連想させるようなものをイメージさせるのに向いている







祖父江さん曰く




若いときや


デザインに自信がないときは


左右対称や均整のとれたもの、平均を求めてしまうが



対 相手がいるようなデザインの場合や、コミュニケーションを必要とするデザインの場合は



アンバランスなものの方が



人は寄ってくるとのこと









なんかイヤとか



生理的にムリとかいうのにも



やっぱりそれ相応の理由があって



そうなるべくしてそうなる




摂理










じつわ



a blind spot のロゴも




よぉーく見ると




微妙に全部違う丸なのです










つづく












真実という嘘

大橋さんから

昨晩のブログが分かりにくいと

苦言を呈されたが



解釈は人それぞれ





そんな話。






僕は大学で社会学を専攻


一般教養


心理学  
 
哲学

KJ法

英語

中国語




etc




学科科目

フェミニズム


サブカル

文化人類学


都市形成

専門科目



政治社会学





とどのつまり


おのおのの考え方があり


物事に普遍の真理などあるわけない



という事を学んだ。







その社会学の対極にあるものが




理数系の学問であり

あちらの世界には
絶対真理が存在し

1+1=2でなりたっており


間違っても田んぼの『タ』ではないと

思っていた。


が 




しかし それは大間違いだったと
今更ながら気付いた。


    
    

     
    歯医者







今年の1月に被せものがとれた








僕は年三回
まじめに定期健診に通っている。





その歯医者は
なかなか予約が取れないため

(定期健診でも1カ月先のアポイント)





お客さんの紹介で
元町の新しい歯医者へ向かう。








定期健診は昨年末12月だったので

まさか虫歯が出来てるとは思いもしなかったが




元町のB先生いわく






たった1ヶ月で
「これだけ虫歯は進行するわけないよ

これを見つけられないなんて、Aは藪医者だな」と

言い放った。






「そりゃそうだ」と思い



そのB先生をちょっと信頼した私は


その部位の治療をやって頂いたが




治療後 どうにもこうにも痛みが治まらない。







治療後もらえなかった鎮痛剤を

2時間後にもらいに行ったほどの激痛





「一か月ほど 痛みは我慢してください
 じきに引いてきますから」



とBは私に語る







その後


2週間経っても 
いっこうに激痛は引くことなく




しまいには冷たいものは沁みず
温かいものに激痛が走るようになった



そのBは依然 変わらぬ様子で




「あと一カ月くらい様子見てみて」

ピコピコ 

ファミコンをしている

子供が母親に語るようようだ




初めて行った時の愛想はいずこへ









それでも

「うん、あたい信じる、だって先生だもの」







あまりの激痛で


顔を歪ませながら
寝不足の顔をしながら

接客していた私に





とあるお客様が

「たぶん そこヤブだよ」



そうか、ヤブか。


なるほど、それもあり得るね



二回連続 ヤブ投手か。


清原になりたい




懇意にしている

C歯医者さんを紹介してあげる


とのことで その先に向かった。






開けてびっくり

C先生曰く




「神経が腐りかけてるよ」との事






その日から
大がかりな治療が始まった





その部位とは別件で



私はBとCから

巨大な「歯根ノウホウ」があると診断された。






歯根ノウホウとは 歯ぐきの中に膿の袋ができる病気









Aは「巨大な」歯根ノウホウを定期健診で
見つけることもなかった


論外である



Bの見解




歯ぐきを切開しても

完全に取り除けないかもしれないから

今すぐに 歯を抜きなさい


そして三十万の新しい歯を作ろうじゃないか


未来は明るい








Cの見解





歯を抜いても結局


手術する必要があるね


とれないからね

抜いたら歯が勿体ないよ



最低5日間くらいは入院する

必要があるけどね






店は5日も閉められない






そこで
私はあらたに
遠くで開業している
D先生に話を聞いてみた。


「えーん先生、

大人って?お医者さんって?


僕は真実を知りたいだけ



何が本当なの??」





優しい心のD先生はわざわざ


三宮にある

D先生の友人の歯科医院をかり
出張診断してくれて




「手術の必要あり」と結論を出し


大病院のE先生を紹介してくれた







大病院のE先生は




「うん大丈夫、日帰りでいけるね」

と頭をなでるように

僕に語りかけた



「うわあ、先生

僕 入院しなくてもいいの」


「わあーいわあーい」



ハイジのような僕





僕は日帰りで手術をすまし



夕方には口の中は


血だらけのものの



店で仕込みをしていた。








それが2カ月前の話






B先生の元





被せものがとれた部位の治療が

6か月の期間を費やし

本日をもって終了した







D先生は
B先生の治療期間の長さに



「信じられない、なんだそりゃ」と


半分怒っていた


何が正しいのか?



もう理解不能だ



西から上ったお日様は東に沈むのか







わずか半年の間に

お見受けした歯科医の数


実に5名




ちょっとした癇癪持ちの

ロックスターのようだ


内田裕也だって

そこまで歯医者を変えないだろう






おのおのが

おのおのの



答えをもっている







専門家だって
十人十色



人間だもの











何事も疑ってかかるべし






ドラッカーは言った



全ての結果に自分の責任がある





歯医者のせいにしてはいけない


そこを選んだ自分が悪いのだ




これでいいのだ








つづく