自分を出せる場所:2017年7月8日
7月8日のポレポレの様子をお伝えします。
メンバーは少なめだったのですが、
慶應義塾大学文学部岡原正幸研究会の学生お二人と、
幼児教育を専攻されている学生の方が見学に来られました。
メンバーも積極的に話し掛け、喜んでいた様子でした。
さて、この日のテーマは・・・・・・
「あっ、おどろいた!」
メンバーの作品を見ると、
思わずこんな言葉がこぼれてしまうかもしれませんね。
私が事務作業を行っている間に、気が付くと
私の前のテーブルではこんなものができていました。
裕士くんが絵の具の箱に下絵を描いていたようです。
カブトガニのようですが、金ピカの背景に
「あっ、おどろいた!」
カブトガニが浮かび上がっていますね。
その後には、裕士くんお得意の構図で、
たくさん生き物を並べていました。
左の下のほうにいるのは「ザリガニ?」と尋ねると、
「ロブスターに驚いたんだよ〜!!」と教えてくれました。
見学の方に自己紹介をした後は、
いつものように歌いながら描いていた麻子さん。
カッパが登場!
水の中から出てきたのか、水しぶきがすごいですね。
こちらは自画像のようです。
鏡で寝ぐせになっているのを見て、「あっ、おどろいた!」
麻子さんの隣では、
後半のほうに来た大河原くんが描いていました。
前日が七夕ということで、天の河を描いたようです。
こんな星空が見えたら、「あっ、おどろいた!」
こちらは航海中の様子でしょうか?
航海中にずっと海の世界が続いている時に、
陸地が見えた時の感動は相当なものでしょうね。
ゆうまくんは前回の続きをまず仕上げていました。
こちらは「おどる」がテーマの時の作品。
インドの動物のお祭りの様子です。
こちらは前回の「上下」がテーマの時の作品。
鮮やかな色彩の作品に、「あっ、おどろいた!」
画用紙の縁に青い粉がたまっているようですが・・・・・・。
太一くんが勢いよく蜜蠟で描いた結果でした。
この日は「青の時代」到来といった感じで、
蜜蠟を塗るときは青が中心でした。

この日は絵の具も青が中心でした。
太一くんのお母さんによると、先日石垣島の陶器を見たそうで、
それが影響したかもしれないとのことでした。
調べてみると、ガラスと陶器を融合させて、
沖縄の海の色を表現する「石垣焼」を
制作されている方がいました。
みなさんも「石垣焼」で検索して調べてみてください。
石垣島のエメラルドグリーンの海にも見えませんか?
太一くんの作品は、太一くんの経験したもの、
記憶が詰まっているんだなと改めて感じました。

美名子さんは下地を塗った後、
何かイメージが湧いてきたようです。

木と聞いていたのですが、刷毛に墨をたっぷりとつけると、
ポンポンと紙の上に墨を飛び散らせ始めました。

それが終わったかと思うと、
「たのし〜い!」と言いながら、
白のパステルの粉を削ってかけ始めました。

できあがったのは、「秋の木」とのこと。

秋の木の後は、「夏の木」を描きました。

そしてこれが「春の木」とのことでした。
「あっ、おどろいた!!」
美名子さんが「コードブルー楽しみ!」と
山下智久さんの話を始めると、
美名子さんの後ろで座っている萌さんも
自然と話題に加わってきました。
最初はアジサイを描いていたのですが、
アジサイの後に登場したのは、アサガオでした。
力くんは前回の続きの作品を描き終えました。
「上下」というテーマでしたが、
2段ベッドを描いたようですね。
はしごは定規を使って慎重に描いていました。
これまで色鉛筆で描いていましたが、
この日はクレヨンを選んで描いていました。
学校を描いた絵とのこと。
やわらかいクレヨンを使っていたので、
画面全体に絵が広がってきて、
見ている私も「あっ、おどろいた!!」
今後どんなふうになっていくのが楽しみですね!
この日ですが、ショックを受けたという意味で、
「あっ、おどろいた!」という経験のあった方が何人かいて、
私やアレンさんに対して、
自分の気持ちを素直に吐き出していました。
当然ですが、自分の思うように行かないことはたくさんあるでしょう。
でも、それを溜め込まずに、
素直に気持ちを吐き出せる場があることは
すごく大事なことかなと思います。
ポレポレにいると、自分の思いを作品の中で吐き出したり、
作品という形ではなくても、作品を描いている過程の中で
言葉なり、態度なりで出している光景に立ち会うことがあります。
できあがった作品を見て、きっとすっきりしたのかな・・・という様子が
伝わってくる方もいます。
仮にそれまで怒っていたとしても、
帰るときの表情がちょこっとでも和らいでいるのがわかると、
大丈夫だろうな・・・・・・と感じます。
自分の出し方は人それぞれですが、
とにかくポレポレは自分を出せる場所であるといいなと思います。
そして、ポレポレで気分を発散させて、
穏やかな気分で日常生活のほうに戻っていただけたらうれしいです。
何度も塗り直しをして、
裕也くんはようやく納得の行く作品ができたようです。
サイモンさんとも、萌さんとも、自分とも対話をしながら、
これまで費やした制作期間は3ヶ月!!
その姿勢に、「あっ、おどろいた!!」
いつか裕也くんがこれまで描いてきた作品を
一同に並べてみたいですね!
岡原研究会のみなさんにも協力してもらえるといいな・・・・・・。
キットパスの皆画展
コンティオの2人が企画にかかわっている展覧会を紹介します。
ポレポレメンバーの佐々木卓也さんや結城周平さん、
東美名子さんが出展しています。
キットパスの皆画展
2017/7/4 (火)~8/12(土) ※日・月休み
8:00~20:00 (7/8 、7/29、最終日は17:00まで)
パン・オ・スリール
渋谷区渋谷1-4-6-1F
渋谷駅から徒歩5分、表参道駅から徒歩9分
詳しくはこちら
7月28日(金)の16:30~19:30には
周平さんの似顔絵ワークショップもあります。
お時間ある方は足を運んでくださいね。
キッドパスは障害のある方の積極的な雇用で知られる
日本理化学工業でつくられている画材です。
この展覧会を企画する"KAIDO!project"は、
日本理化学工業会長の大山泰弘さんが提唱する
「皆働社会(かいどうしゃかい)」に由来するそうです。
コンティオの2人もメンバーになっています。
障害のある人を含め、
様々な人たちの「働く」について考える機会を、
アートを通じて広めていくプロジェクトとのこと。
この機会にぜひ考えてみてはどうでしょうか?
落ち着いた雰囲気の中で:2017年6月24日
更新が遅くなってごめんなさい。
6月24日のポレポレの様子をお伝えします。
この日はメンバーが多かったのですが、
みなさん集中していたのか、落ち着いた雰囲気のポレポレでした。
この日のテーマは・・・・・・
「上 下」
メンバーの作品を見てみましょう。
スコットランド人・・・・・・?
楽器を吹いているようですが・・・・・・?
のりくんの絵でした。
この日は画面にずいぶんたくさんの人物がいます。
完成した作品はこちら。
上下のテーマに合わせて、
上のほうにはロケットや宇宙飛行士の姿が見られますが、
下のほうに集まっているのは・・・・・・
「おじさんたち7人が演奏しているところ」だそうです。
ベースを弾いているのは
元NHKアナウンサーの徳田章さん、
左で太鼓をたたいているのは
テノール歌手の新垣勉さんとのことです。
どうしてこの7人になったんだろう・・・・・・?
不思議な絵ですが、
新たな一面を見せてくれたのりくんでした。
周平くんは定規を手にしていたようですが・・・・・・。
テーマを気にしながらも、色を塗り分けるなど
周平くんの新たな面が出てきました。
上にあるのが左から水星・火星
下にあるのが左から金星・木星とのことです。
輪っかのある土星はどこに行ったんだろう・・・・・・?
太一くんは「ゴーヤを描く」と言いながら
緑色の蜜蠟を塗っていました。
家で育てているそうです。
蜜蠟の後は黄色の絵の具を塗っていて、
果たしてゴーヤになるのかと疑問だったのですが・・・・・・。
できあがった作品はこちら。
確かにゴーヤになっていました。
恐れ入りました。
絵の具を塗り終えるとペンで描くことに集中していました。
顔がいっぱいですね。
この絵は絵の具を塗らず、ここでおしまいにするそうです。
テーマは「人間」とのこと。
思い悩んでうずくまっている姿にも見えてきました。
奥深い作品です。
麻央ちゃんは最初絵の具のチューブを手にしていましたが・・・・・・
後から筆に持ち替えていました。
腕と絵の境目がだんだんなくなっています。
波のような、人々が踊っているような・・・・・・。
いろいろな見方ができますね。
こちらの方は新たにメンバーとして加わってくださいました。
麻央ちゃんに負けないくらい、
たくさんの色で画面が埋まっていきました。
見ていて元気になる絵ですね。
たくさんの写真を持参していたのは、久しぶりの蒼くん。
この日はいつもと違って、
背景を金色のクレヨンで塗っていたのですが、
動物たちが浮き出て見える効果が出ていますね。
ゆうまくんは下絵を描いた後、
この日も絵の具を使っていました。
「きれいなオーロラの空に鳥がとんでいたり
オーロラの海にしろくまとペンギンが泳いでいる絵」
を描いたそうです。
仕上がりは次回に持ち越しとなりましたが、
楽しみにしていてくださいね。
ポレポレの雰囲気を気に入ってくださって、
こちらも新たにメンバーに加わってくれました。
この日はプラスチック色鉛筆を使って描いていました。
画面をいっぱいに使って、顔を描いていたようですね。
今後ものびのびと描いてもらえたらうれしいです。
力くんは前回の作品の続きを、
細筆を使って慎重に描いていました。
自分のペースで描いてくださいね。
こちらの2人はいつものようにおしゃべりをしながら描いていました。
萌ちゃんは、テーマを聞くと、「本と同じみたい」と言っていました。
上下巻がある本をよく買うんだそうです。
本ではなくて、前回に続きあじさいを描いた後は・・・・・・
色彩を変えてひまわりを描きました。
裕也くんはムラが気になるということで、
以前の作品を塗り直していました。
あと1ヶ月かかるかな・・・・・・とのことですが、
抽象画は奥深いですね。
この日も終わり頃にやってきた大河原くん。
シーソーの上下のようですね。
時間帯は夕方かな・・・・・・?
前回苦戦していた裕士くんですが、
この日はテーマを聞くとすぐに描き始めました。
上下を意識した構図の作品です。
先ほどは屋外でしたが、
次に描いたのは屋内の絵でした。
テレビの形を見ていると、
裕士くんが昔住んでいた和室のようです。
見ていると何となく落ち着いた気分になりますね。
この日のポレポレの雰囲気とも重なってきました。
































































