アトリエ・ポレポレのブログ -48ページ目

ポレポレで大切にしたいこと:2022年4月23日

更新が遅くなって申し訳ありません。

4月23日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

少しずつですが、

活気が戻ってきたポレポレです。

 

この日は、他の用事があるけど、

どうしてもポレポレに来たくて、

20分程度描いてから

帰られたという方もいました。

ありがたい話ですね。

 

さて、この日のテーマは……。

 

 

「失敗、まちがう、

まちがっちゃった」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

久しぶりに来られた麻子さん。

 

 

「まちがって」ケチャップを

洋服につけてしまった場面を

描いたそうです。

 

みなさんもこういう経験は

あるでしょうか?

赤い色なので、

とっさにこういう状況になると、

心配されるかもしれませんね。

 

 

その前には、

「まちがう」ことがあるからか、

キャベツとレタスを描いていました。

 

 

 

 

裕士さんの作品でも、

同じ題材が取り入れられていたようです。

 

 

野菜だけでなく、魚の姿も見られます。

 

 

実際に見比べると

明らかに違いはあるけど、

つい「まちがっちゃう」ものが

たくさん集められていました。




その次の作品では、
たくさんの動物が登場していました。



ゾウが目立っていますが、
今回はつい「まちがっちゃう」生き物を

対比させて描いたようです。

 

 

 

 

美名子さんは、前回からの続きで、

クレヨンでニューヨークの

建物を描いていました。

 

 

建物を描くときには、

絵の具も使っていました。

 

 

使われている絵の具の中には、

こちらの顔彩も含まれています。

 

 

建物を描いた後には、

画面の下のほうに

クレヨンで色を付けて、

川に建物のネオンが映る場面を

描いていました。
 

 

川の色を当初は顔彩の絵の具で

塗ろうと思っていたそうですが、

適当な色が見つからなかったため、

蜜蝋クレヨンやペンの顔彩を使って

表現していました。

 

 

 

以前完成した作品を

紹介していなかったので、

この機会に紹介しておきます。

 

 

 

 

萌さんはハナミズキを

描くことにしたそうで、

「何色だっけ?」と

まわりに問い掛けていました。

 

『ハナミズキ』の歌詞の中に

登場しているから、

「薄紅色」ではないか、
という話も出ていましたが、
最終的には、自分のイメージする

色を使うことにしたそうです。

 

裕也さんは、

定規を使って画面を分割すると、

少しずつ色を塗り分けていました。

着実に進んでいるようです。

 

 

 

 

この日は早めに到着されたため、

余裕を持って描くことができた大河原さん。

 

 

最初に登場したのは、

「まちがいな道」という作品でした。

 

 

こちらの作品には、

「桜の日の和菓子」という

タイトルが付けられていました。

 

大河原さんの作品には、

和菓子がよく登場しますが、

植物の桜と桜餅を

「まちがう」ということだったようです。

 

 

こちらの作品には、

「カレンダーの失敗」という

タイトルが付けられていました。

「2」が抜けてしまったんですね。

 

 

最後に描いたこちらの作品には、

「まちがえず、失敗せず、明日にまがる道」

というタイトルが付けられていました。

 

「どうしてこんなタイトルを

思いつくんだろう……」と

いつも驚かされています。

 

 

 

 

一方で、ポレポレでは、

「失敗」だと思えたことが、

思いがけない効果を生むこともあるので、

「失敗」はないのかもしれません。

 

だから、ポレポレで描くときには、

「まちがう」ことも

大切にしてもらえたらと思います。

自分と向き合う場所:2022年4月9日

更新が遅くなり申し訳ありません。

4月9日のポレポレの様子をお伝えします。


この日のテーマは……。

 

 

「こまったこと!」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

「俺がガキの頃に……」と言いながら

絵を描いていた裕士さん。

大きな鬼の姿が見られます。

 

 

色を塗っていったのですが、

隣の子どもの顔に注目すると、

大量の涙が加えられていました。

 

 

子どもの上の部分は空いていたのですが、

背景の色を塗り進める途中に、

大きな丸と数字を描き始めました。

 

 

描き加えたのは、

金色の時計だったようです。

 

時間の理由は教えてもらえませんでしたが、

ご自身が子どもの頃の思い出のようです。

本当に「こまった」様子で

泣いていたんですね。

 

 

選曲中に、新宿のタワーレコードで、

中山ラビさんのコーナーが

設けられていたことを本人に伝えたところ、

思いを馳せていました。

 

 

中山ラビさんの曲を聞きながら、

次の作品を描き始めたのですが……。

 

 

過去に地元で台風の被害があったことを

思い出して描いていたようです。

 

この絵を描いているときに、

「なんでこんなことになるんだ!」と

災害の理不尽さに対して

怒りを表明されていた裕士さん。

 

今回のテーマをきっかけとして、

苦しい思いを昇華させていたようで、

「描く」ということの意味について

考えさせられた場面でした。

 

 

 

 

裕士さんのいるテーブルの反対側では、

萌さんがサイモンさんを

呼び出していました。

 

 

絵の具だけでなく、

クレヨンを使って描かれたこちらの作品は、

「花やしきの花吹雪」という

タイトルが付けられていました。

 

 

この日は来た時から

完成させようという

意欲が高まっていましたが、

まわりから励まされていたこともあり、

筆が勢いよく進んでいた裕也さん。

 

 

宣言通り、完成することができました。

「色とりどりの色」という

タイトルを付けたとのこと。

 

今後別の作品と組み合わせるそうなので、

後日改めて紹介したいと思います。

 

 

 

 

美名子さんは、前回の「桜」の絵の

続きに取り組んでいました。

 

 

前回は満開に近かった3331の桜も、

今回は葉桜に変わっていたので、

絵の中でも葉桜を描いているのかと

こちらは勝手に思っていたのですが、

本人が言うには、「梅」とのこと。

 

どうやら、描く中で、

「梅」に変わっていったようで、

それも美名子さんらしいな……と

笑ってしまいました。

 

 

「梅」に区切りを付けると、

「重い……」と言いながら、

新しい紙を準備していました。

 

 

今回は下塗りの段階から、

顔彩を使っていました。

下塗りの色は、本人によると

「抹茶と小豆」とのことでしたが……。

 

 

指を使って塗り込んでいくうちに、

小豆のほうが優勢になっていきました。

 

 

顔彩の筆ペンで

何を描いているのかと思ったら、

「ニューヨーク!」

「ワンちゃん!」とのこと。

 

和の色彩を用いながらも、

どんどんイメージが

変わっていく美名子さん。

今後はどうなっていくのでしょうか……?

 

 

 

 

遠足の絵の続きを描いていたこちらの方は、

パレットの中で、

「白の分割をしています」とのこと。

 

白墨と絵の具を混ぜて、

パステル調の色彩を次々とつくり出して

個々のキャラクターに塗っていました。

 

 

 

 

こちらは6年振りに来られた方の作品です。

 

小さなサイズで描こうと思いながらも、

サイモンさんに勧められ、

想定より大きな紙に描いていました。

 

ボールペンや色鉛筆等を使って

丁寧に作品を描かれていました。

また来られるのを楽しみにしていますね。

 

 

 

 

この日は地域の施設でアートの活動を

されているという方が見学に来られ、

サイモンさんとしばらく

話をされていました。

今後充実した活動になることを
願っています。

 

「描く」ということは楽しいこともあるし、

苦しいことでもありますが、

ポレポレは、ひとりひとりにとって、

自分と向き合う場所で

あるのかもしれないな……と

改めて考えさせられた一日でした。

桜の開花とともに:2022年3月26日

3月26日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

急に寒くなった日もありましたが、

3331を訪れると、桜が咲いていました。

 

この日のテーマは……。

 

 

「いちばんいって

みたいところ?」

 

コロナ禍の中では、

こういうことをよく考えたかもしれません。

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

前回からの続きに取り組んでいた

美名子さんは、上で紹介した

3331の桜を見てから、

桜の花びらを描き始めました。

 

 

桜の花びらがだんだんと

画面いっぱいに広がっていきました。

 

 

夕焼けの色を顔彩で塗っていましたが、

「鎌倉朱」という名前が

付いていたそうです。

 

 

白墨なども試しながら、

筆だけでなく指でも描いていました。

 

「襖絵になったらいいね」という

話が出ていましたが、

ご本人の頭の中では、

AKB48の『桜の花びらたち』という曲が

流れていたようです。

 

 

後から夕焼けの部分に

再び手を加えたところで、

続きは次回に持ち越しとなりました。

 

 

 

 

前回の続きを描き終えた萌さんが、

「ピンポーン!』と

サイモンさんを呼んでいました。

 

サイモンさんと話をする中で、

もう少し色を加えることにしたようで……。

 

 

黄緑色を加えて、

最終的にこのような作品になりました。

 

桜も咲いていますが、

「春の花」というタイトルとのことで、

見ていると明るい気持ちになりました。

 

その後は、この日のテーマを聞いて、

花やしきの絵を描くことにしたそうです。

観覧車や空中ブランコ、

メリーゴーランドを描いていました。

 

 

裕也さんは、

丹念に赤い色を塗っていました。

 

ご本人の口から、

「次回には完成しそうだな……」

という言葉が出るなど、

気持ちが乗っていたようです。

完成を楽しみにしています。

 

 

 

 

ご用事を済ませてから、

ポレポレに駆けつけていた大河原さん。

 

 

こちらの作品には、

「台湾へGo!」という

タイトルが付けられていました。

現地で食べてみたいものがあるそうです。

 

 

その後に描いたのは、

漫才の「サンパチマイク」でした。

「あの舞台に一度立ってみたいな……」

という思いがあるんですね。

 

 

 

 

こちらでは、

続きだった作品が完成しました。

 

古いほうの服は、

油などのしみがかなりついているそうです。

悲しそうな表情ですね……。

 

 

終わった後には、

この日のテーマにちなんだ

作品を描き始めました。

 

皆リュックサックを背負っているので

何かと思ったところ、

8名で遠足に行く場面とのことでした。

 

 

 

 

この日、隣のギャラリーでは、

ポストコロナアーツ基金の

上映会をやっていました。

 

ポレポレに関してもそうですが、

コロナ禍を迎えてから時間が経つ中で、

「ポストコロナ」といった

未来を見据えた視点も

必要になってくるよな……と

考えさせられました。