アトリエ・ポレポレのブログ -128ページ目

泉なおと初個展

ポレポレメンバーの泉くんが個展を行います。



泉なおと初個展
2015/1/14(水)~1/19(月) 9:00~21:00
(1/14(水)12:00~、1/19(月)~20:00)
勝田台ステーションギャラリー




泉くんは中学3年生で、空想の路線図や地図を描くなど、
自分の世界を広げています。

お父さんとの2人展は行ったことがあるそうですが、
個展は初めてとのこと。

若い年代から積極的に発表する機会が
あるというのはすばらしいことですね。

ちなみに、ポレポレは中学生も小学生も幼児さんも参加できます。
美名子さんは小学生の頃からずっと来ていますよ。

千葉方面にお住まいか、ご用のある方は、
ぜひ訪れてみてください。
よろしくお願いします。

12月13日(忘年会)

今年ももうすぐ終わりですね。

遅くなりましたが、12月13日のポレポレの様子をお伝えします。

この日は忘年会(クリスマス会)ということで、
特にテーマはなかったのですが・・・・・・



卓也くんが描いているように・・・・・・











自然とクリスマスの絵が集まりました。



もちろん、普段通りの絵を描く方もいます。



裕也くんはなんとか今年中に仕上げることができたようです。





陶芸の個展を終えた美名子さんは
この日も土色をベースにした作品を制作しています。
指で描きながら笑顔を浮かべていますね。





のりくんは今日も色鉛筆で描いています。



フック船長の絵かな?





麻央ちゃんも元気な姿を見せてくれました。



力の入った作品ですね。





展覧会を終えた太一くん。

展覧会のレセプションで三熊さんの隣で
自己紹介をしたことが自信になったのか、
「(本当はみくまさんですが)さんくまさん、私のお友達!」
と大きな声で叫んでいました。

本当はこの様子を撮影したかったのですが、
忘年会の準備で残念ながらできませんでした。



東京ミッドタウンのイルミネーションを描いたそうです。





さて、この日はいつもと異なり、
3時頃には絵を描くのに区切りを付け、
忘年会の準備を始めました。



乾杯の音頭は萌ちゃん。



サイモン家の七面鳥など、
たくさんの料理が並んでいます。



忘年会には、普段はなかなか来られない方も顔を出してくれます。
ポレポレの初期からかかわっている圭さんが、
オランダから帰国後間もないのに、
旦那さんとお子さんと一緒にすぐに駆けつけてくれました。

サイモンさんからも話がありましたが、当時は大学生だったのに、
今は大学の講師でもあり、いつの間にか母親に。
それだけの時間が経ってもポレポレが続いていて、
こうやって集まれるというのはすごいことですよね。



これは1年前の忘年会の写真ですが、
上の写真と比べると、お子さんの成長が感じられます。

お子さんがいると自然に人が集まってきて・・・・・・





メンバーもお母さんたちも大喜びでした。
太一くんが子ども好きだったとは知りませんでした。

お子さんを抱いてにこにこしている太郎くんのお母さんが
今年もケーキをつくってきてくれました。



ケーキに火をつけると、
今年も終わりに近付いているんだな・・・・・・としみじみします。



そして、この日は晴子ちゃんのお誕生日だったそうです。
みんなにお祝いされ、恥ずかしそうですね。



誕生日に描いた晴子ちゃんの作品です。
未来に向かって行きそうな絵ですね。





コンティオの2人も駆けつけてくれました。

この中には麻子さんも写っていますが・・・・・・



何の標識を描いたのかと思ったら、右は流行語大賞を受賞した、
「『ダメよ~ダメダメ』優先」という交通標識だそうです。

左は「ヒツジ通過」。
そういえば、来年は未年でしたね。



卓也くんもヒツジの絵を描いていました。
来年に向かって準備が始まっています。





サイモンさんと話す泉くん。
改めて紹介しますが、来年初の個展を行うそうです。



泉くんが描いた年賀状のデザインです。


来年はポレポレ20周年。
ポレポレ20周年を記念した展覧会が9/29~10/4に
世田谷美術館で開かれます。

毎年忘年会を楽しみにしていた
長塚さんの絵も展示する予定です。

(先週アワードの際、いつもの竹富島のお店に行きましたが、
太一くんが「深海」の絵の下に書いたことを思い出し、
私自身はどうしても複雑な思いに駆られました。)



展覧会に向けて、先日助成金の申請を試みたのですが、
それは残念ながら不採用でした。

でも、ポレポレの意義を伝えるために、
これからも可能性がある限り今後も挑戦していく予定です。

以前の記事で書き、その後特に触れていませんでしたが、
オンライン寄付サイトのGiveOneでは、
現在10万円近くの寄付が集まっています。

Webでの情報だけで全くかかわりのない方から、
それだけの寄付があるということはすごいことだと思います。
ありがとうございます。

今後もこちらで引き続き募集しています。
よろしくお願いします。



メンバーや親御さんの前で話をするサイモンさん。
ずっとかかわっているわけなので当然のことですが、
来年の展覧会に向けて気持ちが高ぶっているようです。

サイモンさんのほうから、展覧会に際し、
記念に残る物をつくるなら、何がいいかという問い掛けがありました。

その際、メンバーの中から、
これまでの歩みの記録集をつくってほしいという希望が出ました。
そんな希望にも応えていきたいと思っています。


今年は私にとって決していいことばかりではなかったですが、
転機となる出来事もいくつかありました。

来年はますます忙しくなりそうですが、
ポレポレの活動や展覧会に向けての過程など、
随時このブログで紹介していく予定です。
お楽しみに!

記憶の絵画

12/7、中野で美名子さんの展示を見た後、
Group Exhibition vol.2 HAKKAのパーティーがあったため、
横浜に向かいました。



横浜にはあまり行ったことがなかったのですが、
夜景を見に人が集うというのもわかる気がしました。





会場となったBankArt Studio NYKは、
昔銀行だった歴史的建造物を改装したギャラリーで、
横浜トリエンナーレでも使われています。

展示の際は、壁がコンクリートで、
電動ドリルでも穴がなかなか開けられず、
熱で貼り付けられるフックを使用しました。

私はそんな技術は持っていないので、
展覧会の事務局を担っている三熊さんたちに
ほとんど手伝っていただきました。
ありがとうございました。

この日、寄り道をしてしまったら、
パーティーの開始時間に間に合わず、
その間に太一くんは帰っていました。
申し訳ないことをしました。





会場の雰囲気はこんな感じでした。

三熊さんにパーティーの様子を聞いたところ、
太一くんは一番最初に自己紹介をしたそうで、
「村山太一です・・・・・・」と言うことができたそうです。
それだけもよかったなと思います。

前回のポレポレで、
「私が有名な村山太一です。センキュー、センキュー!」と
練習していた姿を目にしていたのですが、
その成果が出たようですね。



太一くんの作品はこのように展示されました。
それぞれ、「紅葉」「箱根の山」「深海」です。
右のほうにモニターが見えるかと思うのですが・・・・・・



このような形で、私も出展しました。
一見しただけでは想像もつかない、
「深海」の制作プロセスを上映しました。
その際使用していたパレットも展示しました。



今事務局を担当していて、
撮影する時間は準備の合間になってしまうのですが、
11/22はメンバーが少なめだったため、
このように撮影を行うことができました。

11/22のポレポレの様子を以前お伝えしましたが、
改めて記事にするといったのは、この青い作品でした。



この作品の制作プロセスを詳しく紹介します。

太一くんは、最初に身のまわりの出来事や
印象に残った人物の名前を鉛筆やペンで書きます。



よく見るとわかるのですが、この日は
亡くなられたばかりの高倉健さんの名前を書いていました。

その後は、大相撲の九州場所中だったこともあり、
逸ノ城関の名前を描いていました。

その後、太一くんが参加したこともある、
大森アート・ヴィレッジ・プロジェクトの方に
展覧会のお知らせをしたことを伝えると・・・・・・



ちょっと見づらいですが、運営母体の
まちづくりカフェ」という名前を書いていました。



先日チラシを持ってきてくれたということもあり、
展覧会の担当者である「カメラマン 三熊さん」と書きました。
そういう意味では、展覧会がなければ、
生まれなかった作品ということになりますね。

いろんな名前が出ていて、笑いながら見ていたのですが、
次の瞬間、私は言葉を失ってしまいました。



「セニモール 12月23日 長塚均」

3年前に亡くなられた長塚均さんの名前でした。

長塚さんの御通夜が行われたのが12月23日。
会場は取手セレモニーホールでした。
太一くんも参列していました。

「セニモール」=「セレモニーホール」だったんですね。
年末が近付いたこともあり、そのことをぱっと思ったのでしょうか?

茫然自失の私でした。



「12月20日 死去 長塚均」

12/20は、エイブル・アート・アワードのレセプションの日。
その後の忘年会で、本当に楽しそうだった長塚さんの姿は、
あれから3年近く経ってもまだ焼き付いています。
(このことは以前りかちゃんが書いた記事を読んでください。)

多くのメンバーはアワード1週間前のポレポレの忘年会で会ったのが
最後だったのですが、そのときもこんな感じでした。



長塚さんのブログによると、その日も予定通りの行動だったようですが、
いつものように酔っぱらった長塚さんをホテルに送り届けました。

結果的にそのまま旅立ったわけですが、
私は最後に送り届けた一人として、
やはりどこかでひっかかってはいます。

長塚さんと太一くんはそんなにかかわっている印象はなかったのですが、
「深海」の奥底には、長塚さんも姿も現していたんですね。

ポレポレってすごい場所だな・・・・・・と改めて思いました。
長くなってしまいごめんなさい。



長塚さんと同じくポレポレの仲間である美名子さんが
太一くんの後の場所で描いていたのですが・・・・・・



蜜蠟クレヨンで塗り始めてからも
近くで美名子さんが講評を受けていたので、
太一くんも何となく気にしていたようです。



蜜蠟クレヨンの後は、筆を使って青い色を塗り込み始めました。



先日出掛けた魚津水族館の記憶もあったようで、
「深海を描く!」と叫んでいました。



そういえば、思い出すと、この日は、
ペンでも青の時間が長かった気がしました。



筆で塗った後、ペインティングナイフで削っていたのですが・・・・・・



美名子さんのこの描き方に刺激を受けたのか・・・・・・



パレットをたたきつけたかと思ったら、
直接こすりつけて描き出しました。



そして、最後には手で描き出しました。
一言も発せず、夢中になって平泳ぎのように手を動かしていました。
サイモンさんに「気持ちよさそう~!」と声を掛けられていました。



この「深海」は、絵画という空間の中に、
さまざまな記憶が詰まっていて、
私にとっては忘れられない作品になりました。



この作品がどうやって制作されたか伝えることで、
深海の奥底には何が隠れているのか考えてもらえたら・・・・・・
そんなことを思い、映像を制作しました。

ちなみに、太一くんの右側にある作品は、
展覧会の事務局を担当している三熊さんの油絵です。
「深海」には三熊さんも登場しているので、
結果的に展示に反映されてよかったですね。



今回は太一くんしか取り上げられませんでしたが、
他のメンバーも多様な作品を生み出しています。

来年の世田谷美術館での展覧会では、
メンバーの作品を見てもらうと共に、
ポレポレという場所の意味についても考えてもらう機会にしたいと
決意をしながら会場を後にしたのでした。

今年のポレポレは12/13が最後です。
長塚さんも毎年楽しみにしていた忘年会の日です。