混沌としながらも心地よい時間と空間:2024年1月27日 | アトリエ・ポレポレのブログ

混沌としながらも心地よい時間と空間:2024年1月27日

1月27日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

 

本格的な寒さが続いていましたが、

この日は若干寒さが和らいでいました。

 

 

翌週には立春を迎えますが、

泉岳寺でもつぼみから

花が咲こうとする場面も目の当たりにして、

自然の力を感じました。

 

そんなこの日のテーマは……。

 

 

「みえるもの、

みえないもの」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

日差しを浴びながら描いていた裕士さん。

大きな双眼鏡が見えますが……。

 

 

双眼鏡と虫眼鏡が顔みたいですね。

虫眼鏡で見ているものは何でしょうか……。

想像してみてくださいね。

 

 

その次の作品では、

誰もが学校などで一度は

経験したことがあるものが

登場していました。

 

 

最近の健康診断では

デジタル機器での検査が多いでしょうか?

 

「だんだん下のほうが

見えなくなるんだよ!」と言っていた

裕士さんでした。

 

 

 

 

ポレポレにはお子さんの頃から

通っている美名子さん。

 

テーマを聞くと、「龍を描く!」

「『千と千尋の神隠し』の『ハク』!」

と言って、背景を塗り始めました。

 

 

龍の姿が徐々に浮かび上がって来ました。

雑巾を使って色を落としているようです。

 

 

龍の絵に区切りをつけると、

再び刷毛を使って

次の作品の準備をしていました。

 

 

 

 

色鉛筆を削るのに

時間がかかったとのことで、

この日に作品が完成しなかったことを

残念がっていた濱田さん。

 

次に来るとき完成するのを

楽しみにしています。

 

 

濱田さんと同じテーブルで

描いていたこちらの方は。

テーマにちなんだ絵ということで、

自分のキャラクターたちが

初日の出を眺めている場面を

描いていました。

 

 

こちらの色鮮やかな背景は、

チョークを使って塗っていました。

 

自分のキャラクターが

お餅を食べている場面とのこと。

お餅がすごく伸びていますが、

食べるときには気を付けてくださいね。

 

 

 

 

大河原さんもお餅の絵を描いていました。

 

「おもちの奥に見えるものは」という

タイトルが付けられていましたが、

奥には何が見えるでしょうか……?

 

 

能登地方の地震の被害に遭われた方を

心配されていた大河原さん。

改めてお見舞い申し上げます。

 

作品にも影響したようで、

こちらの作品には「津波の怪物」という

タイトルが付けられていました。

 

地殻変動などは

目に見えない部分があるので、

何かあったときの備えが必要だということを

考えさせられました。

 

 

 

 

大河原さんの後ろのテーブルで

描かれていますが、

この日はお子さんの体験の方が

3組来られて、

にぎやかな雰囲気でした。

 

恵方巻の付いたパーカーを着ていた子もいて

びっくりでした。

 

場所に入る前までに時間のかかった子、

勢いよく描いていた子など

それぞれの違いがありましたが、

自分のペースで取り組む姿が見られて

うれしかったです。

 

 

 

 

こちらの方は、

床屋さんに行くということで、

年越しそばの絵の背景を塗り終えたら

早めに帰られましたが……。

 

 

「体験の方に

プレゼントしてください」と言って、

自分が制作した編み物を置いていきました。

 

言われた通り、

体験のお子さんたちに渡しておきました。

 

 

甥っ子さんのお世話をすることもあって、

体験のお子さんの姿を見ると

うれしそうにしていた萌さん。

 

「あの子たちに見せたい!」と言って、

完成した作品を見せに行っていました。

 

「星に願いを」というタイトルの作品で、

願い事は3個あるそうです。

 

 

 

 

今回体験に来られたお子さんの

保護者の方と話をする機会がありましたが、

その中で、大学生の頃に東中野のアトリエに

来られたことがあるという方がいました。

萌さんのことも覚えているとのこと。

 

上に写真を載せておきましたが、

昔のブログの記事を確認したところ、

テラハウスでの最後の活動日に

りかちゃんが書いたブログの記事に

登場していました。

(当時の記事はこちら

 

2010年の記事だったので、

なんと14年ぶりに来られたようでした。

 

ポレポレのことを思い出して、

ホームページなどを見て、

お子さんと一緒に来られたそうです。

 

そんなふうに思ってもらえたことが

うれしかったですし、

ポレポレが気軽に来られる場所であること、

「誰もが自分を出せる時間と空間」として

変わらず活動を続けることの

大切さを感じました。

 

 

他にも久しぶりに来られた方がいて、

後で確認したところ、

こちらは6年半ぶりでした。

 

久しぶりに来られても、

普段いるかのように描いて

帰られた姿が印象に残り、

こういうことが起こるのも

ポレポレらしい一面だなと思いました。

 

 

 

 

体験の方などが多かったのは、

岡崎潤さんのデザインによる

こちらのチラシの効果も

あったかもしれません。

 

直近のブログのアクセス数が

珍しく増えていて

個人的にびっくりしました。

ありがとうございます。

 

 

この日のポレポレは、

思いがけない出来事が色々とあって

いつも以上に混沌としていましたが、

心地よい時間と空間でした。

 

第2・4土曜日に

泉岳寺方面に来られることがありましたら、

泉岳寺にお立ち寄りいただければ、

ポレポレの看板が出ていると思います。

 

ブログやホームページを見て

興味を示された方や、

久しぶりの方もお待ちしています!