紫式部ゆかりの地 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

源氏物語の作者紫式部にゆかりのある地。

福井県越前市、京都府宇治市、滋賀県大津市が連携し、まちづくり企画を行います。

それぞれの市に2つずつ設定された謎を解くことで紫式部にまつわる宝を見つけ、クリアした市が増えるほど豪華になる賞品が当たる抽選に応募できるというものです。



大河ドラマの舞台となった地では、期間限定で記念館が設置されたりしますが、行政同士が連携してまちづくり企画を行うのは珍しいです。


大河ドラマ内では、いよいよ越前でのお話が始まりそうなところですが、越前市は古民家の伝統耐震診断でお馴染みの地。紫式部公園のある武生は友人もいて、個人的にも思い入れのある地です。

「自分の地域の事のみ」を考える首長が多いと感じる中、この連携は一歩進んだ企画だと思いました。

本当はこれに民間も加わり、宿泊や食事、その他の見どころも加え、大河ドラマが終わっても地域活性化が続くような、持続可能な仕組みづくりが出来ればよいのですが・・・

どこの地域にも必ず良いところがあります。それに気付きアピールしていくこと、地域の未来を考える人達と連携して進めていくことが大事だと思います。

そんな地方創生考えていきたいと思います。