何を今更とお思いでしょうが・・・
古い人間ほど、古い電車を恋するもんでございますwww
と、言う事で・・・
まぁ~本当は毎度おなじみの駿〇屋さんが夏休みセールをやっていたので思わずポチっちゃいました!w
そして、いつものように組付けパーツを並べます。
やっぱり独特な構造をしている連接車は楽しいですね~♪
この中間にある連接付随台車がいいんですよ。
一部、側面の窓パーツの上部と屋根板が干渉したので、カッターで削って組付け完了しました。
(こういう手直しもまた愛しいんですよw)
ひゃぁ~!見事にあの懐かしい「チョコ電」ですわ!
早速、300形同士を並べて鑑賞しましょう。
そういえば末期にはカルダン駆動に更新されちゃったんですよね。
(その途端に乗りに行かなくなっちゃいましたw)
手持ちのBトレで長さが違う300形がありましたので比較します。
金型もリニューアルされて、まったく違うシリ-ズの車両みたいなんですね。
これで江ノ電ファミリーがまた、増えました。
寂しいけれど、これからは新型の700形への置き換えが進んで行くんでしょうね。
数ある鉄道路線の中でも、特別な路線ですから、これからも鉄道ファンに愛されるんでしょうね。
=300形=
1956年(昭和31年)~1968年(昭和43年)にかけて6編成が製造されています。
全長と全幅がみんな違う(302編成と303編成は同じ)ほど、バラエティーに富んだ車両で数多くの改造を行われました。
多くの仲間たちが廃車されてしまいましたが、305編成(305+355)の1本だけが、唯一運用されています。
とても貴重な電車ですね。(後にカルダン化されちゃったんですけどw)
=ところでチョコ電とは?=
昭和初期から1950年頃(昭和25年)までの江ノ島鎌倉観光(現:江ノ島電鉄)の車両は茶色とクリームの塗分けでした。
その後、この当時の塗装を復元したリバイバル塗装の車両として施工されています。
今回の300形チョコ電モデルが登場する前に、800形がチョコ電になっています。
*800形チョコ電
・800形(801+802):元山梨交通→上田丸子電鉄
1984年(昭和59年)6月の定期検査時にいきなり車体塗装が旧塗装(チョコ電)に変更されて出場してきました。
1986年(昭和61年)2月に除籍、引退となりました。(最後までチョコ電でした)
※ちなみに800形は連接車ではなく単車2両を連結した「連結車」になります。
*300形チョコ電
800形チョコ電登場から月日が流れ、江ノ電100周年記念事業の一環として登場したのが300形チョコ電になります。
・300形(304+354):2002年(平成14年)から、2005年(平成17年)2月頃まで(チョコ電)として登場しました。
※ちなみに、2009年(平成21年)12月頃から2010年(平成22年)6月頃まで2001編成(2001+2051)もチョコ電になりましたが、こちらは明治製菓の板チョコをイメージした広告ラッピング車両だったんですね。
=チョコ電になった304編成=
300形の中でも、この304編成(304+354)は、2002年(平成14年)より、往年の車体塗装(茶色とクリームの塗分け)に変更されてから「チョコ電」の愛称が付与されて人気がありました。
しかし、その後、老朽化と塩害による台枠の損傷が判明して、2004年(平成16年)9月頃から休車状態になってしまいます。
翌年の2005年(平成17年)2月末からは修理された上で運用に復帰したのですが、同年の9月30日に廃車されてしまいました。
9月4日から廃車までの間は、現行の江ノ電カラーに塗装が戻されて、車体は沿線住民からの譲渡要望があったのですが、
前面のみを切断して極楽寺工場で保存、残りは解体処分されてしまいました。
しかし、台車は新500形の501編成に流用されて、現在も活躍中していますのでご安心くださいw
=300形(304編成)主要諸元=
編成:304編成
車号:304+354
軌間:1,067mm
電化方式:直流600V架空線式
車軸配置:Bo'(2)'Bo'
全 長:24,100mm
全 幅:2,540mm
車体幅:2,400mm
全 高:3,910mm
屋根高:3,410mm
床面高:1,100mm
台車中心間距離:8,700mm×2
固定軸距:1,650mm
車輪径:860mm
台車形式:TS-837(端台車)、TS-838(連接台車)
自重:41.0t
定員(うち座席):150(60)名
主制御装置:電動カム軸式抵抗制御方式弱め界磁制御付
形式:ACDF-M450-789A-M
主電動機:直流直巻整流子電動機
形式:TDK8005-A
定格出力:50.0kW×4
駆動装置方式:たわみ板中空軸平行カルダン駆動方式
形式:KD110-A-M
歯車比:6.31
ブレーキ装置方式:全電気指令式空気ブレーキ/発電ブレーキ
形式:HRD-1D
補助電源装置:RG4032-A-M
電動空気圧縮機:HB1200S×1
冷房装置:CU77AE1
=304編成の概要=
1958年(昭和33年)に100形(106~110号車)の中から、106号車と109号車を東横車輛電設で連接車に改造されました。
書類上は304編成が運行を開始した同年4月15日付けで、109号車だけが廃車届け出されたため、106号車の車籍を継承した形になっているんですね。
そもそも、この種車となった106号車~110号車は1931年(昭和6年)に新潟鐵工所で製造された5両になります。
101号車~104号車と105号車は製造所が異なっていて、類似した車体にはなっているんですが、車体幅・高さともに寸法が小さくなっています。
そのため、301・302・303編成はこれら種車の車体をそのまま改造していたのに対して、304編成では台枠などを利用して車体が再構築されたんですね。
また、台車は200形が使用していたブリル製(76E2)を改造して使用していて、これに伴って200形の台車は106号車・109号車の新潟鐵工所製ボールドウィン系板台枠台車のNDE-1に交換されました。
そもそも、この200形が使用していたブリル製台車は、西武鉄道が1922年(大正11年)汽車会社製の木造車31号車・32号車に装着していた貴重なもので、江ノ電へ譲渡されてから111号車・112号車になった際にそのまま装備されていました。
様々な経緯から200形に使用されていたすごい台車なんですね。
=車体と走行装置=
車体は台枠を残して一旦解体されてから再構築されています。
車体幅は種車の2,156mmから2,400mmに拡大、車内幅は1,956mmから2,190mmに拡幅されました。
これは305編成と同様で台枠から車体が張り出した構造になっていることが特徴になっています。
また、車体長は種車の11,260mmから11,437mmに若干延長されています。(車端のバンパーを除きます)
台車中心間距離は302・303編成と同じ、8,700mmとするために、車体端側の台車中心から編成端側の車体端までの台枠の長さが、種車の3,335mmから3,050mmに短くなりました。
その分、車体端側の台車中心から連接側の車体端までが長くなっています。
また、車端部が低床台枠であったものが、平床式に改造されているほか、屋根は木製から鋼製の張上げ屋根となって、車体高さは種車の2,275mm(高床部)から2,510mmに高くなっている一方で、側窓の高さは760mmと種車と同一で、ウインドウ・シル/ウインドウ・ヘッダー付となっています。
車体の前面は中央窓が幅広の3枚窓構成になっていて、各窓はトロリーポール操作のため、木製枠の下降窓になっています。
前照灯は正面窓の上部に1基埋め込み式に設置されて、正面の下部左右には角型の尾灯が設置されています。
正面中央部には縦長の行先表示板差しが設置されました。
側面の窓扉配置はd1D6D3で、乗降扉は幅920mmの片引き戸、側窓の戸袋窓は幅760mm、高さ760mmで木製枠の固定式。
その他の窓は下段上昇・上段固定式の木枠の二段窓で幅605mm、高さ760mmのものになっています。
室内は乗降扉間と連結面寄りにそれぞれ長さ4,300mm、2,266.5mmのロングシートが配置されていて、座席定員は編成で60名、立席定員は90名になっています。
また、運転室は中央部に長さ915mmの運転台が設置されて、本編成から新たに乗務員室扉が設置されましたが、運転室と客室の間には中央部に簡単な仕切りが設置されているだけになっています。
屋根上には両編成端に集電用のトロリーポールがあり、その他、ガーランド式の通風器が配置されています。
編成両端の連結器は小型の密着自動連結器で、輸送力増強に対応するため連接車同士の重連運転の準備として、正面に電気連結器の栓受と空気ホースを設置していて、304編成は正面の車体下部に向かって左側に空気ホース、右側に電気連結器の配置になっていて、後の305編成とは左右が逆になっています。
主制御器はそれまでの編成と同じく抵抗制御式で東洋電機製造製のものを採用しています。
302・303編成や500形に搭載された主制御器(ES-251A)から、直列5段・並列4段の電動カム軸式間接自動制御(ES-158B)に変更されています。
主電動機は定格電圧600V、出力56kWの東洋電機製の直流直巻整流子電動機(TDK-31SP)を前後の台車に各2基ずつ、合計4基を搭載しています。
駆動装置の歯車比を3.37として、定格牽引力は19.2kN、定格速度は38.0km/hとなっています。
これは、300形の中でも定格出力と定格速度が最も高いものになっているんですね。
また、ブレーキ装置は非常管併設電磁弁付き三管式通空気制動の電磁SME制動、電動空気圧縮機(CP)はDH-16を2基搭載しています。
台車は前述のとおり、ブリル製で鋳鋼製台車枠の76E2を改造したもので、中間車の付随台車を連接用に改造したほか、枕バネは重ね板バネからコイルバネ2本とオイルダンパの組み合わせに変更、軸受けはメタル軸受からコロ軸受にそれぞれ変更されています。固定軸距離は1,475mm、車輪径は840mm。主電動機は動輪の外側に吊り掛け駆動方式で装荷されています。
=運行開始後の改造=
・集電装置の変更
1964年(昭和39年)2月から実施されたトロリーポールからZパンタグラフへの換装に際して、編成両端のトロリーポールを撤去して、藤沢方車端部にこれを1基搭載しました。その後、1961年(昭和36年)2月から1973年(昭和48年)5月にかけて100形を除くパンタグラフへの換装に際して、鎌倉方車端部にPT52を1基搭載してしばらく運行してその後、藤沢方車端部のZパンタグラフもPT52に変更しました。また、その後、1980年代にはPT4313-B-Mに再び、換装しています。
・重連運転の開始と連結器の変更
304編成は305編成とともに重連運転を想定して電気連結器と連結ホースを装備しましたが、1971年(昭和46年)6月からの連接車2編成の重連運転の開始に伴って、305編成とともに改めて連結器などの整備が行われました。
簡易的な連結器は密着自動連結器から上吊式のNCB-6小型密着連結器に換装されて、電気連結器と連結ホースが連結器横部に併設されたものとなっています。
その後、連結作業の省力化のためにD90密着連結器と96芯の電気連結器、自動解結装置、下受形の胴受への換装が1994年(平成6年)2月までに実施されました。
なお、主制御装置およびブレーキ装置の違いにより、1000形以降の編成とは連結することが出来ず、従来通り300形・500形間での重連に限定されていました。(※のちに主制御装置、ブレーキ装置の変更改造がなされて改良されています。)
・駆動装置のカルダン式化と台車、主電動機の変更
1989年(平成元年)から1992年(平成4年)にかけて、300形、500形のうち、当時代替対象外であった編成に対して実施された台車および主電動機の更新工事を304編成については1991年(平成3年)に実施されました。
個の改造では主電動機は定格出力50kW(TDK8005-A)に、駆動装置は同じく、たわみ板中空軸平行カルダン駆動方式(KD110-A-M)に変更されました。また、台車は編成両端の動台車が、TS-837に、連接・付随台車はTS-838に変更されました。
・冷房装置の搭載と車体更新
上記の台車、駆動装置、主電動機の変更と同じ1991年(平成3年)に冷房装置の搭載と車体更新工事が施工されました。
300形は303・305編成で実施された冷房装置と同じ、三菱電機製で容量24.4kWのCU77系(CU77AE1)を採用、屋根上に冷房装置と冷房制御箱、床下に起動制御箱をそれぞれ搭載しました。
また、冷房装置の搭載に伴う天井への風導の設置、床への床材塗布などをはじめとした内装の更新も実施されています。
・主制御装置およびブレーキ装置の変更
1999年(平成11年)には、前年に305編成に実施された主制御装置およびブレーキ装置の変更を303・304編成にも実施されていてます。
主制御器を1000形1501・1502編成や2000形、10形、20形と同一の東洋電機製造製、電動カム軸制御式のACDF-M450-789A-Mに、ブレーキ装置を発電ブレーキ併用・電気指令式でE型中継弁を使用するナプコ(現ナプテスコ)製のHRD-1Dに変更しています。なお、303・305編成と同様に主幹制御器のワンハンドル化が図られましたが、スペースの関係で実施されず、ツーハンドルのまま新品に交換されています。
=その他=
1960年代中頃には行先表示板が縦長のものから、500形502編成で採用された細長い横長のものに変更されています。
また、同時期には雨樋が設置されましたが、当初は藤沢方の304号車のみに設置されていました。
1971年(昭和46年)から1973年(昭和48年)にかけて、300形も乗務員室扉および客室仕切壁を設置する改造を実施。
当初より乗務員扉を設置していた304編成についても、この際に仕切壁が設置されています。
1980年(昭和55年)に前照灯が前面上部から下部左右に移設されてシールドビームの2灯化になりました。
あわせて尾灯が下部へ移設されているほか、補助電源装置として出力3kVAの静止型インバータ(CG145-A)が搭載されました。
なお、改造当初は上部の前照灯が非点灯ながら撤去されず、外観上3灯の配置になっていたほか、補助電源装置は2001年(平成13年)に20形と同じ、出力10kVA(RG-4032-A-M)に換装されています。
また、同じ1980年頃には窓枠のアルミサッシ化、戸袋窓のHゴム支持化や車外スピーカーの設置が行われました。
さらに、1986年頃には車体の補修によりウインドウ・ヘッダーが撤去されてウインドウ・シルのみになりました。
電動空気圧縮機(CP)は1994年頃までにDH-16から、1000形1101編成以降で採用されたHB-1200Sに換装されています。
駆動装置更新の際に発生した旧台車3基のうち、電動台車2基は電装解除の上、黄色く塗装され検車区内の検修用仮台車となり、使用されています。また、残る中間台車1基は元を辿ると米国ブリル型の希少な型式であったことから、アメリカ・カルフォルニア州のウエスタン鉄道博物館に譲渡され、保存されています。(現地で見学できるそうです)
=まとめ=
今まで、数々の旧型の車両部品を流用しながら頑張っていた江ノ島電鉄。
今年は約20年ぶりに新型車両の700形も登場して、いよいよ江ノ電も新時代の省エネルギー車両になりますね。
やはりこれも時代の流れなので、仕方ないんでしょうね。
これからはメンテナンスも車両の維持も容易な新型車両にどんどん置き換わって行くんでしょうね。
懐かしい車両を楽しみたい「古鉄」な鉄道ファンは、リバイバルカラーの新型車両で視覚的に楽しみましょう!www



































