GSX-R125遊び!

GSX-R125遊び!

新型の車体(GSX-R125)と遊ぶことになりました。
バイク遊びは楽しいよぉ~w
鉄道模型はBトレインショーティーで遊んでいます。
ますこっとれいんにもハマってしまいました。

ずっとモータースポーツやレプリカバイクで遊び廻った管理人(1959年生まれ)
定年退職後はなぜか引退したはずの鉄道関係の仕事へ復帰?
老体にムチ打ってバイクに乗りながら復活した鉄道模型を楽しんでいます。
クルマもバイクも鉄道もやっぱり楽しいよ!
まぁ~人生は一回だけ。
後悔しないようにお金を使って楽しみましょう~(笑)
クルマやバイクに乗ると今までと違った景色が見えてくるよ!
模型で遊ぶと技術も知識も広がるよ!

前回、521系の2両編成を入手してから興味を持ってしまったJR西日本の近郊型223系。

軽い気持ちで勉強がてら入手したら・・・それはそれは、もう大変な「沼」にハマってしまいましたw

そういえば、関西を走っているJRの近郊型電車ってみんなこんな顔してましたもんね〜。

さて、届いた223系2000番台の2両がこちらになります。

とても丁寧に組立てられていました。

ありがとうございます。

さっ!とりあえず当線への入庫を控えて、いつもの全般検査に入りましょう。

特に機器設備の異常はありませんでした。

(まぁ〜あるわけないんですw)

ホイっと検査が終わって出庫しました。

そうかぁ!今はこの車両が「新快速」なんですね。

もはや古典領域な自分は、153系以来、乗った事が無いので特に新鮮なんですよぉ~www

それでは521系と一緒に記念撮影します。

おぉ~!確かにベースの車体が同じなのが分かりました。

さぁ!それでは軽い気持ちで「沼」な車両に手を出してしまった、哀れな関東人の後悔をお楽しみくださいw

 

=223系の概要=

民営化直後に開発された221系の後継車になるんですね。現在でも225系とともに「新快速」の現役車両として活躍しています。

アーバンネットワーク(京阪神地区)の各線におけるサービス向上と従来車の置換えを目的として、1994年(平成6年)から導入が開始されたんですね。

この223系の導入により、「新快速」の最高速度が130km/hに向上して、後継車となる225系の登場まで10年以上の長期間にわたり製造されました。

阪和線・関西空港線用の0番台・2500番台、東海道本線・山陽本線(琵琶湖線・京都線・神戸線)用の1000番台・2000番台、東海道本線・山陽本線・福知山線用の6000番台、北近畿地区用の5500番台、岡山地区用の5000番台の7つの番台が在籍するほか、試作車として製造されたのちに事業用車に改造された9000番台も在籍していました。

また、本系列をベースとしつつ各線区ごとの事情に合わて仕様変更した車両も存在していて、単行電車の125系や交直流区間用の521系、さらにJR四国所有の5000系が導入されているんです。

 

=223系の主要概要=

製造会社:0番台(川崎重工業・近畿車輛)

  1000番台・2000番台(川崎重工業・近畿車輛・日立製作所)

  2500番台(1・2次車:川崎重工業、3次車:近畿車輛)

  5000番台(川崎重工業)

  5500番台(川崎重工業・近畿車輛)

  6000番台(川崎重工業・近畿車輛、※全車が2000番台から改造です。

  9000番台(川崎重工業)

製造年:0番台(1994年「平成6年」)

    1000番台(1995年「平成7年」~1997年「平成9年」)

    2000番台(1999年「平成11年」~2008年「平成19年」)

    2500番台(1次車:1999年「平成11年」、2次車:2007年「平成18年」、3次車:2008年「平成19年」)

    5000番台(2003年「平成15年」)

    5500番台(2008年「平成20年」)

    6000番台(2008年「平成20年~2022年「令和4年」※全車が2000番台から改造されました。

    9000番台(1998年「平成10年」)※2019年「令和元年」廃車

製造数:総合計でなんと!927両の大所帯なんですね。

    0番台:68両

   1000番台:92両

   2000番台:648両(※内6000番台:4両編成×13本、6両編成×2本、4両編成×14本「合計81両」)

   2500番台:72両

   5000番台:14両

   5500番台:32両

   9000番台:1両

投入線区:0番台(大阪環状線・阪和線・関西空港線・きのくに線)

     1000番台・2000番台(琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・湖西線)

     2500番台(大阪環状線・阪和線・関西空港線・きのくに線・嵯峨野線・湖西線・草津線)

     5000番台(瀬戸大橋線)

     5500番台(山陰本線・福知山線・嵯峨野線)

     6000番台(JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線、福知山線、草津線・湖西線)

     9000番台(非営業車:事業用) 

軌間:1,067mm(狭軌)

電気方式:架空電車線方式(直流1,500v)

編成:0番台(2・6両→3・5両→4・4両)

  1000番台(4・8両)

  2000番台(4・6・8両)

  2500番台(3・5両→4両)

  5000番台・5500番台(2両)

  6000番台(4・6両)

最高運転速度:120km/h(0番台・2500番台・5500番台・6000番台)

       130km/h(1000番台・2000番台・5000番台)

       130km/h(曲線通過は+20km/h)9000番台

最高設計速度:120km/h(130km/h準備工事)0番台・2500番台

       130km/h(1000番台・2000番台・5000番台・6000番台)

       120km/h( 5500番台)

起動加速度:2.0km/h/s→2.5km/h/s(0番台)

      2.1km/h/s(5500番台・6000番台)

      2.5km/h/s(1000番台・2000番台・2500番台・5000番台・9000番台)

減速度(常用):3.5km/h/s(0番台・2500番台・5500番台・6000番台)

         4.3km/h/s(1000番台・2000番台・5000番台・9000番台)

減速度(非常):4.2km/h/s(0番台・2500番台・5500番台・6000番台・9000番台)

         5.2km/h/s(1000番台・2000番台・5000番台)

全長:20,000mm(※9000番台:19,670mm)

全幅:2,950mm

全高:3,640mm

車体:ステンレス鋼

自重:サハ223(0番台:27.7t、1000番台:28.1t、2000番台・6000番台:29.0t)

   クハ222(0番台:31.1t、1000番台:32.0t、2000番台・6000番台:32.4t、2500番台:31.7t、5500番台:34.4t)

   モハ223(0番台:38.0t、1000番台:38.0t、2000番台:36.7t)

       ※6000番台(パンタ1基:36.7t、パンタ2基:38.5t) 

  クモハ223(0番台:39.0t、1000番台:40.0t、2000番台・6000番台:40.7t、2500番台:40.5t)

       ※5500番台(パンタ1基:42.0t、パンタ2基:42.3t)

  クモヤ223(39.4t)

台車:ボルスタレス台車

  0番台:円錐積層ゴム式(WDT55A:電動車、WTR239A:付随車)

  1000番台:短腕軸梁式(ヨーダンパー付き)(WDT56:電動車、WTR240:付随車)

  2000番台:短腕軸梁式(ヨーダンパー・アンチローリング付き)(WDT59:電動車、WTR243:付随車)

  2500番台:短腕軸梁式(ヨーダンパー付き)(WDT59:電動車、WTR243A:付随車)

  5000番台:短腕軸梁式(ヨーダンパー・アンチローリング付き)(WDT59:電動車、WTR243:付随車)

  5500番台:短腕軸梁式(ヨーダンパー付き)(WDT59:電動車、WTR243E:付随車「駐車ブレーキ準備」)

  6000番台:短腕軸梁式(ヨーダンパー・アンチローリング付き)(WDT59:電動車、WTR243:付随車)

     ※種車が6・7次車の付随車はWTR243E「駐車ブレーキ準備」

  9000番台:短腕軸梁式(ヨーダンパー付き)(WDT56XA)

主電動機:かご形三相誘導電動機

  0番台:180kW(WMT100B:登場時)→230kW(WMT102C)

  1000番台:220kW(WMT102A)

  2000番台・2500番台・5000番台・6000番台:220kW(WMT102B)

  5500番台:230kW(WMT102C)

  9000番台:全閉自冷式永久磁石同期電動機「270kW(WMT926)」 

駆動方式:WNドライブ

歯車比:6.53

制御方式:VVVFインバータ制御(1C1M)

  0番台:3レベルGTO-VVVFインバータ(WPC4)→PWM-IGBTーVVVFインバータ(WPC13)

  1000番台:PWM-IGBTインバータ(WPC7)静止形インバータ一体型

  2000番台:PWM-IGBTインバータ(1次車:WPC10、2次車以降:WPC13)静止形インバータ一体型

  2500番台:PWM-IGBTインバータ(1次車:WPC10、2次車以降:WPC13)静止形インバータ一体型

  5000番台・5500番台:PWM-IGBTインバータ(WPC13)静止形インバータ一体型

  6000番台:PWM-IGBTインバータ(旧1次車:WPC10、旧2次車以降:WPC13)静止形インバータ一体型

  9000番台:2レベル電圧型PWM-IGBTインバータ(WPC902)

制動装置:電力回生併用電気指令式空気ブレーキ、抑速ブレーキ

  0番台:電気指令式(直通予備・回生・抑速)→電気指令式・全ブレーキ

  1000番台:電気指令式(直通予備・回生・抑速)

  2000番台・2500番台・5000番台・5500番台・6000番台:電気指令式(直通予備・回生・抑速)・純電気ブレーキ

  9000番台:電気指令式(回生・発電)

保安装置:EB・TE装置、列車防護無線装置、それぞれ各種ATS

  0番台:ATS-SW、ATS-P、車両異常挙動検知システム

  1000番台・2000番台・2500番台・5500番台・6000番台・9000番台:ATS-SW、ATS-P

  5000番台:ATS-SW(ATS-P準備工事のみ)

※5500番台はワンマン対応

 

=223系の車体構造=

1991年(平成3年)に登場した207系通勤型電車で採用された軽量ステンレス鋼製を引き続き採用しました。

前頭部のみ一般構造用圧延鋼材(SS400)の溶接組立構造になっています。

前面形状は新設計の半流線形で、221系と同様に非常時貫通構造としました。

ただし、常時貫通構造の5000番台・5500番台は上部が垂直な形状となっています。

前照灯は、0番台のみ円形で、1000番台以降は角型前照灯とフォグランプを2灯ずつ備えています。

尾灯は、1000番台以前は前面下部のステップに設置、2000番台以降は前照灯と同じスペースに収まっています。

運行番号表示器は、2000番台1次車と2500番台1次車のみLED式が採用されたが、2018年(平成30年)以降、順次撤去されており、その他の車両はマグサイン式になっています。

カラーデザインは、0番台・2500番台が関西国際空港のイメージカラーである「青」と「白」のグラデーション、その他は221系と共通のイメージで、「白」に「茶」が関西急電シンボルカラー、「白」と「青」がJR西日本コーポレートカラー、「白」と「ベージュ」が新快速シンボルカラーの4色帯で、「茶」色の帯は戸袋部分や窓周りにも貼付され、乗務員室横には「白色」のJRマークが配されています。これは後継車となる225系も同様のデザインを踏襲しています。

側窓について、0番台は221系に準じた窓配置で戸袋窓が設けられていて、開閉可能な窓は下降式になっています。

1000番台では車端部を除き戸袋窓が廃止、2000番台・2500番台以降は戸袋窓が無くなり、内折れ式の開閉窓に変更されました。

5000番台および2000番台5次車、2500番台3次車以降は再び下降式の開閉窓になりました。

種別行先表示器は、221系以降JR西日本の標準となった幕式種別表示器とLED式行先表示器の組み合わせを引き続き採用。

先頭車前面には新たに行先表示器が設けられたほか、車体側面の種別幕の寸法が拡大されました。

また、側面の行先表示器のLEDは寿命保持のため走行中は消灯しています。

 

=223系の車内構造=

221系に準じた転換クロスシートを配置しながら、投入線区に合わせた仕様変更が行われています。

阪和線・関西空港線向けの0番台・2500番台は関西国際空港利用客の大型荷物への対応や、ラッシュ時の収容力確保のために車端部の4人掛けボックスシートを除き2人+1人掛け配置として、座席のモケットはブルー系になっています。

0番台の座席は当初ノルウェーからの輸入品(エクネス社製)で1人掛け席の肘掛け下には荷物を固定するためのワイヤーが備えられていましたが、2006年(平成18年)までに転換式の座席が全て2500番台と同様の日本製(住江工業製)に交換されワイヤーおよび窓側の肘掛けが廃止されています。

扉間の座席は0番台が221系と同じく6列、2500番台は1列少ない5列となっています。2011年(平成23年)からは225系5000番台に準じた座席モケットに変更された車両も登場していて、0番台はすでに交換が完了しています。

東海道本線・山陽本線・瀬戸大橋線向けの1000番台・2000番台・5000番台・6000番台の車両は、2人+2人掛けの配置で座席モケットはブラウン系が採用されています。

扉間の座席を221系より1列減らした5列として乗降扉付近のスペースを拡大して、同スペースの固定座席の背面には収納式の補助席を設けて、車掌の操作により補助席の一斉ロックを可能とすることで、ラッシュ時の混雑緩和を図るとともに補助席使用時には1両あたりの座席定員を221系より8席増やしています。

なお、1000番台では補助席ロック時に点灯する案内表示ランプが設けられ、補助席の座面を引き出すと背もたれ部分が連動してせり出す構造になっています。また、2000番台以降はこれらが省略され、補助席の案内表示はプレート化されました。

さらに阪和線・関西空港線向けの0番台・2500番台には補助席が設置されていません。

ワンマン仕様の5500番台は1000・2000・5000・6000番台の仕様を踏襲しつつ、車端部が4人掛けのロングシート化されたほか、整理券発行機が設けられたスペースには阪和線・関西空港線と同じく補助席の設置がありません。

トイレは0番台・1000番台は和式で、トイレの向かい側には4人掛けのボックス席が設けられています。

2000・2500番台以降は車椅子での利用に対応した大型の洋式トイレとして、向かい側は手すりとヒーターを備えた車椅子スペースになっています。

車内乗降扉上部にはLED式の車内案内表示装置が設置され、英語での案内にも対応。

0番台は1両あたり6カ所(全てのドア上)に設置。1000番台以降は浜側2カ所・山側1カ所の千鳥配置になっています。

207系に引き続きドアチャイムを設置。当初は207系前期車と同様に閉扉時のみに鳴っていたが、後に開扉時も鳴るよう改造されました。なお、半自動時には鳴りません。

 

=223系の乗務員室=

運転台のマスコンは221系から引き続きブレーキとマスコンが別々の横軸ツインレバー型が採用されています。

車掌スイッチは間接制御式(リレー式)を採用、個別開閉にも対応しています。

207系と同様に補助警笛としてミュージックホーンが設置されていて、運転席足下のペダルを軽く踏むとミュージックホーンのみが、強く踏むと通常の空気笛とあわせて鳴る仕組みになっています。

 

=223系の機器類=

221系では動力車の性能調整をMM’ユニット方式と単独電動車(1M)方式の2種類の電動車を用意していましたが、本系列ではVVVFインバータ・補助電源装置・集電装置など、走行に必要な機器類を1両の電動車に集中搭載して、粘着性能の向上を図るとともに、編成組成の自由度を向上させています。1000番台以降の一部編成には、三菱電機・東芝・日立製作所製のVVVF装置が車両単位で混在した編成も存在しています。

冷房装置は221系を踏襲した集約分散式2基を搭載。

電動車の屋根上後方寄り(大阪駅基準で播州赤穂・和歌山寄り)に下枠交差型パンタグラフ(WPS27D)を搭載。

前位寄りには搭載準備工事としてパンタ台が設置されています。

網干総合車両所宮原支所所属の6000番台と福知山電車区所属の5500番台では、一部編成でパンタグラフを2基搭載しています。

台車はボルスタレス式を採用、基礎ブレーキとして電動台車には踏面ブレーキ、付随台車にはディスクブレーキを備えています。

最高速度を130km/hに向上させた1000番台以降は、高速走行を行う681系での採用実績がある軸梁式に変更してヨーダンパが追加装備されました。

 

=223系の型式による分類=

・クモハ223形、クモヤ223形

 車体前位に運転台を備えた制御電動車になります。

 パンタグラフ・VVVFインバータ。静止形インバータ(SIV)・車両制御装置・空気圧縮機(CP)を搭載しています。

 ※クモヤ223形は主要機器をすべて搭載しています。

 2000番台の1次車とそれを番台変更して6000番台(網干総合車両所所属)に存在する3000番台・7000番台は主電動機を1基省略

 した3基を設置。上り向きに連結されてします。なお、0番台と100番台はCPを搭載していません。

・モハ223形

 中間電動車で搭載機器はクモハ223形と同様です。5000番台・5500番台以外は各番台に存在しています。

 0番台はCPを搭載していません。

 2000番台2次車以降でCPを搭載していない車両は100を加算して2100番台としています。

(網干総合車両所宮原支所の6000番台の車両は6100番台としています)

・モハ222形

 中間電動車でモハ223形から補機類(SIV・CP)を除いた車両で、2000番台1次車とそれを番台変更した6000番台(網干総合車

 両所所属車両)にのみ存在しています。3000番台・7000番台は主電動機を3基設置しています。

・クハ222形

 車体後位に運転台を備えた制御車。2位寄りにトイレを備えて、0番台と100番台はCPを搭載しています。

・サハ223形

 中間付随車で100番台はCPを搭載しています。5000番台・5500番台以外の各番台に存在しています。

 

=まとめ=

 最近の電車は、ほぼほぼ家電のごとく、特徴のない電車ばかりなのかと思っていましたが、一段と進化した省エネルギーテクノロジーとバリアフリー対策で進化し続けているんですね。

 223系は、それまでの従来車(221系等)との併結運用も考慮した上で、全車の置換えが完了したのちには、運用の共通化と高速化まで考慮して投入された車両だったんですね。

 特に昔から関西地区では私鉄との競合区間が多く、熾烈な闘いが繰り広げられました。

現在でも、乗り心地を含めた居住性と速達性にしのぎを削っていますからね〜。

 各鉄道会社が細かい顧客ニーズを拾ってしっかりと車両に反映させてくるのが関西の鉄道会社なんです。

 まだまだ、日本の鉄道車両は西高東低の時代が続きそうです。

 あっ!そう!そう!気になっちゃった1000番台もやっと届きました!w

 さぁ!アナタも是非!JR西日本の「沼」の車両の世界へ一緒にドップリと漬かりましょう!w

次回はこの223系1000番台の番台別の違いも勉強しなくちゃならなくなっちゃいました(泣)www

そろそろ中古市場でのBトレインショーティーも車種が限られてきましたねぇ~

まぁ~そんな中、いつものようにボケ~っと何気なくYoutube動画を見ていたら・・・

なにやら現在でも、面白い運用をしている電車があるんですね!

JR西日本、北陸本線の長浜駅を発車して北上、近江塩津でスイッチバックして湖西線へ入る近江今津行きです。

普段は北陸本線の電車も湖西線からの電車も敦賀へ向かって行くはずなんですよね。

なにやら面白そうなのでいくつかのyoutubeを視聴していたら、現在でも1日1本だけこの貴重な運用があるようなんです。

*521系ワンマン2両編成

*運行番号:144M

・長浜   17:42発(始発)

・虎姫   17:46着 17:47発

・河毛   17:49着 17:50発

・高月   17:52着 17:53発

・木ノ本  17:56着 17:57発

・余呉   18:01着発

・近江塩津 18:06着 18:14発(折り返しのスイッチバック)

・永原   18:19着 18:20発

・マキノ  18:25着発

・近江中庄 18:28着発

・近江今津 18:33着

ほほう~!なかなかどうして、こんな北陸本線から湖西線への直通運転する珍しい電車に興味を持っちゃいました。

しかも2両編成で高価な交直両用車両(521系)なのに直流区間だけで運転が終了してしまう・・・

そんな面白い運用の電車に思いを馳せて、今回はBトレの521系をポチってしまいました。

そういえば最近の電車ってまったく興味がなかったので勉強するいい材料になりました。

ポチった車両がこちら

JR西日本521系の2両編成になります。

あぁ!クモハがパンタ屋根になっていて、しかもトイレ付。

自分と同じで車両に対して古い概念をお持ちの方だったようです。

しかし、この交直流独特なパンタ廻り配線がいい味だしてますね!

それではさっそく、全バラして全般検査を楽しみましょう。

いつものバリ取りと組付け部品を整理してサクッと組立完了。

そりゃぁ~自分もまさか!最近の電車はクハにパンタが搭載されているなんて、思いもしませんでしたよ~

これだから、やっぱり最新の電車もしっかり勉強しないといけませんね。

デカールの予備がなかったのでそのまま「普通」米原行きになっています。

しかし521系って2両編成ながらコンパクトにまとめられた車両なんですね。

それでは組み上がったところで古い頭でしっかり勉強しましょう~w

 

=521系概要=

2006年(平成18年)、北陸本線(長浜駅~敦賀駅間)と湖西線(永原駅~近江塩津駅間)の直流化と老朽化した普通列車用の車両の更新を目的に、JR西日本が新製投入した初となる交直流近郊型電車なんですね。

また、乗り入れ先となる京阪神都市近郊区間(アーバンネットワーク)で使用されている223系2000番台と同一のサービス提供を前提に設計されたので、同じような顔をしているわけですね。

2009年度(平成21年度)以降は金沢地区の419系・475系・413系・415系の置換え用として順次運用が拡大されています。

これは2015年(平成27年)北陸新幹線の金沢延伸開業の伴って、並行在来線がそれぞれ第三セクター鉄道への転換されるため、移管後の経営支援も兼ねていたんですね。

その後、「あいの風とやま鉄道」と「IRいしかわ鉄道」はそれぞれ自社発注した車両も導入しています。

交流区間と直流区間をどちらも走る交直流対応電車であるため、2両編成でなんと!約5億円と非常に高価な車両なんです。

ちなみに、223系2000番台(直流専用電車)は1両、1億7000万程度ですからね。

 

=521系の投入と運用=

さて、北陸新幹線の開業で移管された、第三セクターの各社に続々と投入されたんですね。

投入された会社は4社にも及んでいます。

・JR西日本、ハピラインふくい、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道

また、この4社間を繋ぐ形で広く運用されています。

・JR西日本(北陸本線・七尾線・湖西線)

・ハピラインふくい線(敦賀駅~金沢駅)

・IRいしかわ鉄道線(福井駅~金沢駅~富山駅)※100番台(金沢駅~JR西日本七尾線)

・あいの風とやま鉄道線(金沢駅~富山駅~市振駅)※えちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)糸魚川駅まで乗り入れ

 ※小浜線(定期運用無し)

 

=521系の車体概要=

車体はステンレス鋼を採用、223系5000番台の前頭部形状と窓・座席配置、同時期に製造されていた321系の構体設計が流用されています。

バリアフリー対応として床面高さはレール面から1,120mmとして貫通路の平滑化が図られ乗降口にステップがありません。

またこれに合わせて、ホーム高さがレール面から920mmに達していない駅について920mmへ嵩上げ工事が施工されました。

なお、敦賀駅~長浜駅間の各駅(敦賀駅は4番のりばのみ)では、1,100mmへの嵩上げが完了し、ホームと床面の段差は20mmまで縮小されています。

外装の帯色は戸袋部に223系2000番台と同様に茶色を、その下に上から青・白・青の3本の帯が入っています。

なお、戸袋部の貼り付け範囲は223系2000番台5次車以降および5000番台側面に準じています。

221系から引き続き、電動車(クモハ521形)の車体側面には、主電動機冷却風取り込みのための通風孔が設けられています。

また、異常時には戸袋部から冷却風を取り込むことが出来るようになっているんですね。

制御車(クハ520形)は集電装置の周辺部のみ、絶縁距離を確保するため屋根が低くなっています。

 

=521系の車内概要=

寒冷地域を走行するため、車内には乗降扉横に半自動ドア操作スイッチを装備しています。

当初は冬季のみの使用でしたが、2011年(平成23年)4月より通年押しボタンによる半自動ドア扱いになりました。

ワンマン運転時は「入口」「出口」を表記するLED式表示器も設置。運転台後ろドアからのみの降車となり、貫通扉(連結部)は車内視認性向上のため、223系よりも拡大した窓が設けられています。(トイレの関係で片側のみ)

座席は基本的に223系5000番台を踏襲した横2席+2列、扉間は5列に転換クロスシートを配備。妻面窓からの車内確認をしやすくする目的でクモハ521形の車端部には321系に類似したロングシートが設置されました。

223系にはドアに隣接する固定座席には背面に補助席を装備していましたが、本系列では整理券発行機設置の関係で一部を除き補助席が装備されていません。

一方、クハ520形は223系と同じく、車端部に車椅子対応の洋式トイレを車椅子スペースに充てられているため、ロングシート部分はありません。

また、この周辺の天井は集電装置による低屋根構造の影響で低くなっています。

運転台の直後には運賃箱と運賃表示器が設置され、各車両最後部の客用ドア横には整理券発行機が設置されています。

なお、運賃箱は乗務員室内に収納可能で車掌乗務時は運転台後部が邪魔にならないように配慮されているんですね。

車内の客用扉上部には223系などと同様の号車番号表示器とLED式のスクロール案内表示器が千鳥配置で設置されています。

 

=521系の主要機器=

基本的にJR西日本の直流電車の電装品などを共用しつつ、交流区間でも使用できるよう、制御電動車は直流電車相当の機器のみを搭載、制御付随車に集電装置・変圧器・整流器といった交直流対応装備が搭載されるユニット構成になっています。

これで電動車は直流電車と機器の共通化が容易となっていて、保守上も特高圧機器と高低圧機器の混在によるトラブル防止を図っているんですね。

このため、制御電動車(クモハ)だけでなく、制御付随車にも変圧器をはじめ床下に多数の機器が配置され、高圧碍子で厳重に絶縁されたパンタグラフもこの制御付随車(クハ)に搭載されています。

このシステムはJR西日本として特急型の681系・683系ですでに採用されていて、近郊型電車では初の採用となりました。

また、耐寒耐雪装備として各車の床下機器・台車には防雪カバーが取り付けられています。

制御電動車(クモハ521形)には車両制御装置と空気圧縮機、制御付随車(クハ520形)には主変圧器、主整流器、集電装置が搭載されています。

やはりこのあたりは今までの電車のユニット構成を根本的に考慮された新世代の電車なんですね。

主変圧器(WTM27)は走行風利用自冷式を採用し、1,200kVAの容量を備えています。

主整流器はIGBT素子を使用した自冷式PWMコンバータ(WPC12-G2)を搭載、コンバータは2台並列接続とされ、故障時は片群を解放することで出力制限により運転が続行できるようになっています。

車両制御装置は東芝と三菱電機が製造するIGBT素子を使用した3レベル電圧形PWMインバータ(WPC11-G2)を採用。

1基の装置中にインバータを5基(主回路部4基+補助電源部1基)搭載して、インバータ1基で1台の主電動機(かご形三相誘導電動機)を制御する1C1M制御方式を採用しています。

補助電源部が故障した際には主回路用インバータをCVCF制御(無停電電源装置)とすることで補助電源のバックアップとしています。

空気圧縮機は除湿装置と一体化した低騒音型スクリュー式(WMH3098-WRC1600:クノールプレムゼ製)を搭載。

これは223系2000番台以降などでの採用実績から搭載されています。

集電装置は、着雪防止を考慮しシングルアーム式パンタグラフ(WPS28D)が採用されました。

機器配置は683系に極力合わせられていますが、パンタグラフ上下用空気配管をパンタグラフ支持碍管と一体化することで部品点数の削減と省スペース化を図っています。

主電動機はWMT102C(定格出力230kW)を電動車両1両あたり4基搭載しています。

長寿命化の観点から絶縁種別をH種からClass200に向上させ、従来のWMT102Bに比べて出力は向上していますが、構造的互換性はそのまま有しているんですね。

空調機器は集約分散式(WAU708-G2)を1両あたり2基搭載しています。1基あたりの冷房能力は20,000kcal/hです。

なお、トンネルでの車内圧力変動防止の観点から外気取り入れ口にダンパーが追加されています。

警笛は207系以降の新型電車と同様に空気式タイフィン・ホイッスルのほか、補助警笛であるミュージックホーンの3種類の笛を装備しています。

タイフォンは排障器(スカート)内に、ホイッスルは屋根にカバーを取り付けて設置されています。

台車は223系で実績のある軸梁式ボルスタレス台車で、床面高さ低減のために空気ばね高さを925mmとしたWDT59B(電動台車)・WTR243C(付随台車)を採用しています。(223系比15mm減)

基礎ブレーキ装置はWDT59Bがユニット式踏面ブレーキ、WTR243Cが1軸2枚のディスクブレーキ+ユニット式踏面ブレーキを装備しており、WTR243Cには駐車ブレーキ準備工事が施されています。

また、将来の高速化に備えて軸ばねダンパーとアンチローリング装置の準備工事も施されているんですね。

耐寒耐雪対応として軸ばね、空気ばね、ブレーキダイヤフラムなどに防雪カバーを取り付け、雪かきは強化型に変更。

また、速度発電機は非接触タイプに変更されました。

保安装置はATS-SWを搭載、運転台寄り台車床下付近に車上子を搭載しています。

ATS-Pについては車上子搭載スペース(連結面寄り台車)、その後1次車については2008年(平成20年)2月からATS-Pが本設置されました。

※主電動機と歯車比は223系と同じなので加速性能は223系と同等なのですが、223系との併結営業運転は出来ないんですね。

 

=521系に番台区分=

*0番台(1次車)

北陸本線敦賀以南の直流化にともなって滋賀県と福井県が製造費用を負担して投入されたグループになります。

2006年(平成18年)4編成8本(E01~E04編成)が川崎重工業で、1編成2両(E05編成)が近畿車輛で製造されています。

福井地域鉄道部(敦賀運転派出)に配置、のちに敦賀地域鉄道部敦賀運転センター車両管理室の所属となりました。

2017年(平成29年)全車が金沢総合車両所へ転属、2020年(令和2年)金沢総合車両所敦賀支所へ転属しています。

2002年(平成14年)から製造されている125系と同様に費用を負担した両県内で優先的に運用され、2009年(平成21年)から小浜線にも運用が拡大され京都府内にも入線していました。

 

*0番台(2次車)

金沢地区の体質改善用に「JR西日本」が自社負担で新規投入したグループです。

2009年(平成21年)から10編成20両(G01~G10編成)が近畿車輛で、2010年(平成22年)から20編成40両(G11~G15・M01~M15編成)が川崎重工業で製造されています。

G01~G15編成が金沢総合車両所に配属。M01~M15編成が敦賀地域鉄道部敦賀運転センター車両管理室に配属されました。

M編成は2014年(平成26年)金沢総合車両所に転属して、全編成がG編成に編入されました。

このうち、16編成が「あいの風とやま鉄道」、9編成が「IRいしかわ鉄道」、5編成が「ハピラインふくい」へ譲渡されました。

1次車からに変更点として、外観は前面の渡り板形状が変更された程度でしたが、内装面は下記変更されています。

・手すり吊り手の設置数と形状の変更

・ロングシート袖仕切りの大型化

・トイレ部スペースの拡大

・LED式スクロール表示器の表示変更

 

*0番台(3次車)

2次車同様、金沢地区の体質改善用に投入されたグループになります。

2013年(平成25年)近畿車輛と川崎重工業→川崎車両で21編成42両(J01~J21編成)が製造されています。

安全対策やバイヤフリー面の充実で仕様が大きく変更されましたが、車両システムや性能に違いが無いことから2次車の続番になっています。

全車が敦賀地域鉄道部敦賀運転センター車両管理室に配置されましたが、北陸新幹線開業直前に製造されたJ20・J21編成は、直後に「IRいしかわ鉄道」に譲渡されています。

2017年(平成29年)残った全車が金沢総合車両所へ転属しています。

前頭部の形状が大きく変更され、衝突安全性や変形時の保守性向上の観点から225系1次車で採用された衝撃吸収構造を取り入れて、さらに構造強化が行われています。
貫通路上部には衝撃吸収材を追加、種別表示器のスペース確保するため前面中央部のみ屋根高さが引き上げられました。

前照灯・フォグランプはHIDで転落防止幌の取付座や幌枠との干渉、尾灯の必要面積、灯具類へのアクセスルート確保などを考慮して、斜め配置になっています。

また、2010年(平成22年)に発生した先頭車同士の連結面から転落・死亡事故を受け、「先頭車間転落防止幌」を設置。

当初は取付台座のみが装備されていましたが、作業の手間を省く等で、現在では常時設置して運行しています。

その他、安全機構として異常事態を加速度と共に検知し、緊急停止や周囲の列車に緊急停止を伝えるTE装置を自動的に作動させる「列車異常時挙動検知システム」、「ドア誤扱い防止システム」を搭載、幌枠のパッキン損傷を防ぐためピン・ピン受けを改良して幌受けが追加されました。

この「先頭車間転落防止幌」「ドア誤扱い防止システム」「改良幌受け」は1・2次車にも取り付け工事が行われました。

車内はカラーリングが一新されて、側壁は「薄いグレー」に、運客仕切りや床は「濃いグレー」となり扉付近は黄色の滑り止めとなりました。座席のモケットも「赤色系」に、照明はLED式に変更されましたが、蛍光灯カバーは付いたままになっています。

2021年(令和3年)には6年ぶりとなるJ22・J23編成が出場。いずれも川崎重工業製で、種別・行先表示がフルカラーLEDに変更されました。なお、種別・行先表示は一体型ではなく分離型になっています。

室内照明は蛍光灯カバーを廃止して、反射板による半間接照明になりました。

優先席にはスタンションポールが設置されています。

 

*1000番台

「あいの風とやま鉄道」が開業時に「JR西日本」から譲渡された413系5編成の置換え用として自社発注した車両です。

2017年(平成29年)に1編成、2020年(令和2年)に1編成、2021年(令和3年)に1編成が川崎重工業から、2022年(令和4年)に1編成、2023年(令和5年)に2編成が川崎車両から納入されました。

編成番号は従来編成の続番になっています。

基本的に0番台の3次車をベースに設計され、100番台での変更点を先行して一部取り入れられています。

 

*100番台

「JR西日本」と「IRいしかわ鉄道」が「七尾線」・「IRいしかわ鉄道線」で運用されている413系と415系800番台の置換え用として導入しました。

「JR西日本」では2020年(令和2年)から投入され、0番台3次車以降に登場した227系・323系で採用された新機構を取り入れています。

3次車からの変更点は下記の通り

・前照灯・フォグランプのLED化

・正面の種別表示・行先表示のフルカラーLED化

・側面の種別表示器・行先表示器の一体化及びフルカラーLED化

・優先席にスタンションポールの設置

・側引き戸の戸挟み検知機能及び誘導鈴機能の追加

・車椅子スペース部の通路幅拡大

・車両間の妻引き戸のアシストレバー採用

・車内案内表示器の増設(千鳥式3か所から全ドア6か所)

主に「七尾線」で運行されるため、側面帯も415系同様に輪島塗の「漆」をイメージした「茜色」に変更されました。

各出入口付近には2021年(令和3年)から開始された「七尾線」の「ICOCAサービス」に対応するため、車載式「ICOCA」改札機が設置されています。

2019年(令和元年)U01~U03編成が近畿車輛から出場、金沢総合車両所に新製配置されました。

その後、2020年(令和2年)にはU04~U06編成・U07~U09編成・U10~U12編成が順次、近畿車輛から出場。

同年の10月にU13~U15編成が追加配置されて、投入計画(2両編成×15本:計30両)が終了し、配置が完了しました。

また、2020年(令和2年)12月には「IRいしかわ鉄道」向けの新造車として3編成(計6両)が出場。

車番は「JR西日本」100番台の続番(116~118)で製造されていますが、編成番号は同社続番の「IR06」から割り振られています。

車両構造やデザインは基本的に「JR西日本」の「七尾線用100番台」に準じてしますが、車体ロゴの「JRマーク」が「IRマーク」になっています。

 

=521系の諸元=

製造所:川崎重工業→川崎車両、近畿車輛

製造年:2006年(平成18年)~

製造数:164両(JR西日本:40両、あいの風とやま:44両、IRいしかわ:48両、ハピライン福井:32両)

運用開始:2006年(平成18年)11月

編成:2両編成(1M1T)

軌間:1,067mm(狭軌)

電気方式:架空電車線方式「直流1,500V・交流20,000V(60Hz)」

最高運転速度:120km/h

設計最高速度:130km/h

起動加速度:2.5km/h/s(小浜線のみ1.2km/h/s)

減速度(常用):3.5km/h/s

減速度(非常):4.2km/h/s

車両定員:クモハ521形「座席56(補助座席8を含む)・立席129」

     クハ520形「座席52(補助座席12を含む)・立席123」

自重:クモハ521形(43.2t)、クハ520形(44.3t)

編成重量:87.5t

全長:20,100mm

全幅:2,950mm

全高:3,690mm

車体:ステンレス鋼(前頭部のみ普通鋼)

台車:軸梁式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)

   制御電動車(WDT59B)、制御車(WTR243C・駐車ブレーキ準備)

主電動機:かご形三相誘導電動機「WMT102C形(230kW)」

駆動方式:WNドライブ

歯車比:6.53

編成出力:920kW

制御方式:PWMコンバータ+PWMIGBT素子VVVFインバータ

制御装置:WPC11-G2(1C1M制御・静止型インバータ一体型)

制動装置:電気指令式ブレーキ(直通・回生・抑速・耐雪ブレーキ機能付き)

保安装置:ATS-SW、ATS-P(一部編成のみ)、列車防護無線装置、EB(100番台除く)・EB-N「デッドマン装置(100番台)

     TE装置(緊急列車防護装置)、車両異常挙動検知システム

 

=521系編成表=

*JR西日本

 521系0番台(2両編成5本:計10両)

 ←米原・近江今津・東鶴舞  敦賀→

・E01 クハ520-1・クモハ521-1(1次車)落成:2006年(平成18年)9月:川崎重工業 

・E02 クハ520-2・クモハ521-2(1次車)落成:2006年(平成18年)10月:川崎重工業

・E03 クハ520-3・クモハ521-3(1次車)落成:2006年(平成18年)10月:川崎重工業

・E04 クハ520-4・クモハ521-4(1次車)落成:2006年(平成18年)10月:川崎重工業  

・E05 クハ520-5・クモハ521-5(1次車)落成:2006年(平成18年)10月:近畿車輛 

 521系100番台(2両編成15本:計30両)

 ←金沢・津幡       七尾→

・U01 クハ520-101・クモハ521-101 落成:2019年(令和元年)12月:近畿車輛

・U02 クハ520-102・クモハ521-102 落成:2019年(令和元年)12月:近畿車輛

・U03 クハ520-103・クモハ521-103 落成:2019年(令和元年)12月:近畿車輛

・U04 クハ520-104・クモハ521-104 落成:2020年(令和2年)7月:近畿車輛

・U05 クハ520-105・クモハ521-105 落成:2020年(令和2年)7月:近畿車輛

・U06 クハ520-106・クモハ521-106 落成:2020年(令和2年)7月:近畿車輛

・U07 クハ520-107・クモハ521-107 落成:2020年(令和2年)8月:近畿車輛

・U08 クハ520-108・クモハ521-108 落成:2020年(令和2年)8月:近畿車輛

・U09 クハ520-109・クモハ521-109 落成:2020年(令和2年)8月:近畿車輛

・U10 クハ520-110・クモハ521-110 落成:2020年(令和2年)9月:近畿車輛

・U11 クハ520-111・クモハ521-111 落成:2020年(令和2年)9月:近畿車輛

・U12 クハ520-112・クモハ521-112 落成:2020年(令和2年)9月:近畿車輛

・U13 クハ520-113・クモハ521-113 落成:2020年(令和2年)10月:近畿車輛

・U14 クハ520-114・クモハ521-114 落成:2020年(令和2年)10月:近畿車輛

・U15 クハ520-115・クモハ521-115 落成:2020年(令和2年)10月:近畿車輛

 

*あいの風とやま鉄道

 521系0番台(2両編成16本:計32両)

 ←金沢・倶利伽羅 市振・糸魚川→

・AK01 クハ520-6・クモハ521-6(2次車)落成:2009年(平成21年)10月:近畿車輛 

・AK02 クハ520-7・クモハ521-7(2次車)落成:2009年(平成21年)10月:近畿車輛

・AK03 クハ520-8・クモハ521-8(2次車)落成:2009年(平成21年)12月:近畿車輛

・AK04 クハ520-9・クモハ521-9(2次車)落成:2009年(平成21年)12月:近畿車輛  

・AK05 クハ520-11・クモハ521-11(2次車)落成:2010年(平成22年)2月:近畿車輛

・AK06 クハ520-12・クモハ521-12(2次車)落成:2010年(平成22年)2月:近畿車輛

・AK07 クハ520-13・クモハ521-13(2次車)落成:2010年(平成22年)3月:近畿車輛

・AK08 クハ520-15・クモハ521-15(2次車)落成:2010年(平成22年)3月:近畿車輛

・AK09 クハ520-16・クモハ521-16(2次車)落成:2010年(平成22年)12月:川崎重工業

・AK10 クハ520-17・クモハ521-17(2次車)落成:2010年(平成22年)12月:川崎重工業

・AK11 クハ520-18・クモハ521-18(2次車)落成:2010年(平成22年)12月:川崎重工業

・AK12 クハ520-21・クモハ521-21(2次車)落成:2011年(平成23年)1月:川崎重工業

・AK13 クハ520-23・クモハ521-23(2次車)落成:2011年(平成23年)1月:川崎重工業

・AK14 クハ520-24・クモハ521-24(2次車)落成:2011年(平成23年)1月:川崎重工業

・AK15 クハ520-31・クモハ521-31(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

・AK16 クハ520-32・クモハ521-32(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

 521系1000番台「新造車」(2両編成6本:計12両)

 ←金沢・倶利伽羅   市振・糸魚川→

・AK17 クハ520-1001・クモハ521-1001 落成:2018年(平成30年)1月:川崎重工業

・AK18 クハ520-1002・クモハ521-1002 落成:2020年(令和2年)3月:川崎重工業

・AK19 クハ520-1003・クモハ521-1003 落成:2021年(令和3年)3月:川崎重工業

・AK20 クハ520-1004・クモハ521-1004 落成:2022年(令和4年)7月:川崎重工業

・AK21 クハ520-1005・クモハ521-1005 落成:2023年(令和5年)2月:川崎重工業

・AK22 クハ520-1006・クモハ521-1006 落成:2023年(令和5年)2月:川崎重工業

 

*IRいしかわ鉄道

 521系0番台(2両編成21本:計42両)

 ←福井・大聖寺 倶利伽羅・富山→

・IR01 クハ520-10・クモハ521-10(2次車)落成:2009年(平成21年)12月:近畿車輛

・IR02 クハ520-14・クモハ521-14(2次車)落成:2010年(平成22年)3月:近畿車輛

・IR03 クハ520-30・クモハ521-30(2次車)落成:2011年(平成23年)12月:川崎重工業

・IR04 クハ520-55・クモハ521-55(3次車)落成:2015年(平成27年)2月:近畿車輛

・IR05 クハ520-56・クモハ521-56(3次車)落成:2015年(平成27年)2月:近畿車輛

・IR09 クハ520-19・クモハ521-19(2次車)落成:2011年(平成23年)1月:川崎重工業

・IR10 クハ520-20・クモハ521-20(2次車)落成:2011年(平成23年)1月:川崎重工業

・IR11 クハ520-22・クモハ521-22(2次車)落成:2011年(平成23年)1月:川崎重工業

・IR12 クハ520-26・クモハ521-26(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

・IR13 クハ520-28・クモハ521-28(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

・IR14 クハ520-34・クモハ521-34(2次車)落成:2011年(平成23年)3月:川崎重工業

・IR15 クハ520-37・クモハ521-37(3次車)落成:2013年(平成25年)11月:近畿車輛

・IR16 クハ520-39・クモハ521-39(3次車)落成:2013年(平成25年)12月:近畿車輛

・IR17 クハ520-40・クモハ521-40(3次車)落成:2013年(平成25年)12月:近畿車輛

・IR18 クハ520-41・クモハ521-41(3次車)落成:2013年(平成25年)12月:近畿車輛

・IR19 クハ520-42・クモハ521-42(3次車)落成:2014年(平成26年)1月:近畿車輛

・IR20 クハ520-43・クモハ521-43(3次車)落成:2014年(平成26年)1月:近畿車輛

・IR21 クハ520-52・クモハ521-52(3次車)落成:2014年(平成26年)2月:川崎重工業

・IR22 クハ520-53・クモハ521-53(3次車)落成:2014年(平成26年)2月:川崎重工業

・IR23 クハ520-54・クモハ521-54(3次車)落成:2014年(平成26年)2月:川崎重工業

・IR24 クハ520-57・クモハ521-57(4次車)落成:2021年(令和3年)4月:川崎重工業

 521系100番台(2両編成3本:計6両)

 ←金沢       津幡・七尾→

・IR06 クハ520-116・クモハ521-116 落成:2020年(令和2年)12月:近畿車輛

・IR07 クハ520-117・クモハ521-117 落成:2020年(令和2年)12月:近畿車輛

・IR08 クハ520-118・クモハ521-118 落成:2020年(令和2年)12月:近畿車輛

 

*ハピラインふくい

 521系0番台(2両編成16本:計32両)

 ←敦賀      大聖寺・金沢→

・HF01 クハ520-25・クモハ521-25(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

・HF02 クハ520-27・クモハ521-27(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

・HF03 クハ520-29・クモハ521-29(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

・HF04 クハ520-33・クモハ521-33(2次車)落成:2011年(平成23年)2月:川崎重工業

・HF05 クハ520-35・クモハ521-35(2次車)落成:2011年(平成23年)3月:川崎重工業

・HF06 クハ520-36・クモハ521-36(3次車)落成:2013年(平成25年)11月:近畿車輛

・HF07 クハ520-38・クモハ521-38(3次車)落成:2013年(平成25年)11月:近畿車輛

・HF08 クハ520-44・クモハ521-44(3次車)落成:2014年(平成26年)1月:近畿車輛

・HF09 クハ520-45・クモハ521-45(3次車)落成:2014年(平成26年)1月:近畿車輛

・HF10 クハ520-46・クモハ521-46(3次車)落成:2014年(平成26年)1月:近畿車輛

・HF11 クハ520-47・クモハ521-47(3次車)落成:2014年(平成26年)1月:川崎重工業

・HF12 クハ520-48・クモハ521-48(3次車)落成:2014年(平成26年)1月:川崎重工業

・HF13 クハ520-49・クモハ521-49(3次車)落成:2014年(平成26年)3月:近畿車輛

・HF14 クハ520-50・クモハ521-50(3次車)落成:2014年(平成26年)3月:近畿車輛

・HF15 クハ520-51・クモハ521-51(3次車)落成:2014年(平成26年)3月:近畿車輛

・HF16 クハ520-58・クモハ521-58(4次車)落成:2021年(令和3年)4月:近畿車輛

 

=まとめ=

交流・直流区間を跨いで運転する「交直流電車」は非常に高価な車両になってしまうのが運用上のネックになっています。

「えちごトキめき鉄道」でも輸送密度が低い交直流区間には電車をやめて、気動車(ET122形)で対応しています。

全国で同じようなデッドセクションを有する鉄道会社でも、中古の譲渡車両で対応していますからね。

2008年(平成20年)にはJR東日本の415系(常磐線・水戸線用)がJR九州へ譲渡され、さらにE501系の追加譲渡もはじまっています。

また、長崎本線や磐越西線のように今までは電化されていた区間であっても、非電化されて電気式気動車や蓄電池の車両に置き換えもはじまっています。

これからの鉄道はそれぞれの輸送力に合わて、トータルコストで考えられた車両に置き換わって行くんでしょうね。