さて、すっかりご無沙汰してしまった「ますこっとれいん」
珍しく久しぶりに製作意欲が沸きましたので着手しました。(笑)
なにしろ重複しているパーツが多すぎてしまって・・またしても在庫調査をしながらの再確認でございます。
前面パーツから未製作で残っているのは・・
前面パーツAセット:3両
・クモハ43007(スカ色)(不足品:屋根板:F4)
・クハ47114 (スカ色)(不足品:前面窓:28)
・クハ47102 (スカ色)(不足品:クハ47104+前面窓:28)
前面パーツBセット:2両
・クモハ53000(ぶどう色)(不足品:クモハ43007)
・クモハ53001(ぶろう色)(不足品:クモハ43007)
前面パーツBセット:2両
・クモハ43009(スカ色) ※揃いました(喜!)
・クモハ43013(スカ色) (不足品:屋根板:F4)
※屋根板:F4=クモハ43007・クモハ43015・クモハ53001・クモハ53002、前面窓:28=クハ47104
まぁ~あれだけ節操無く買い集めましたが残念ながら製作出来るのはわずか1両だけでした。(汗)
そこで今回はクモハ43009(スカ色)を製作しました。
必要パーツを並べて組立準備です。
まるで大井工場みたいですよね(笑)
「ますこっとれいん」はショーティーモデルなんでサクッと完成します。
やっぱりいろいろな角度から見ても楽しめる旧型国電。
1両単位でしっかり絵になる車体ですね。
クモハ43009(改修後)の経歴
1934.3.3 大阪鐵工所(現:日立造船)で製造されました。
1934.6.25 大阪鉄道管理局宮原電車区(大ミハ)に新製配属
1950.3.18 更新修繕Ⅰ(吹田工場)
1950.5.22 東京鉄道管理局田町電車区へ転属
1955.9.12 更新修繕Ⅱ(豊川工場)
1957.3 東京鉄道管理局田町電車区伊東支区へ転属
1957.12 静岡鉄道管理局伊那松島機関区貸出(東京鉄道管理局田町電車区所属)
1968.2.28 静岡鉄道管理局伊那松島機関区(静ママ)へ転属
その後、改修(浜松工場)
1978.10.2 ダイヤ改正・運用離脱
1978.11.17 廃車
なんと!あの大阪鐵工所で製造されたんですね。
大阪鐵工所といえば1884年(明治14年)大阪の安治川岸(大阪市西区)にイギリス人実業家が創業しています。
三菱造船、川崎造船に次ぐ日本三大造船所にまで成長、発展を遂げ1936年(昭和11年)に日立製作所の傘下入り
1943年(昭和18年)に現在の日立造船になったとても歴史ある会社なんです。
ほんとに丈夫で長持ちな旧型国電は戦中・戦後も活躍してこの国を支えたんですね。