東京都 新型コロナ 502人感染確認 先週月曜日より160人増 | 親父と息子の口喧嘩

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東京都 新型コロナ 502人感染確認 先週月曜日より160人増

 

 東京都は12日、都内で新たに502人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の月曜日より160人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは12日で23日連続です。土日に休診の医療機関が多く1週間のなかでも比較的、感染確認が少ない傾向にある月曜日に500人を超えるのは、およそ2か月前のことし5月10日以来です。

都内新規陽性者数 7日間平均 増加ペースが加速

都内では新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、新規陽性者数の7日間平均は増加ペースが速くなっています。

都内の7日間平均は、ことし5月中旬から減少し、6月には400人を切りました。

しかし、その後、増加に転じて6月22日に再び400人を超えました。

その8日後の30日には500人を超えて、さらにその6日後の7月6日には600人を超えました。

その後も増加に歯止めがかからず、600人を超えた4日後の10日には700人を超えました。

都の専門家は「人の流れの増加や感染力が強い変異ウイルスの影響により、第3波を超える急激な感染拡大の危険性が高くなる」としています。

インドで確認の変異ウイルス 新たに87人確認

東京都は12日、都内で新たに87人がインドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

これでこのウイルスへの感染が確認されたのは、都内で合わせて1000人を超えて1014人になりました。

インドで確認の変異ウイルス 陽性率が3週間で6倍近くに

東京都内では、インドで確認された「L452R」の変異があるウイルスが拡大していて、陽性率はこの3週間で6倍近くになっています。

東京都は、民間の検査機関とともに6月14日から「L452R」の変異があるウイルスに絞った検査の件数と陽性となった数を公表しています。

6月14日からの1週間では検査数が920件に対して陽性が33件で、陽性率は3.6%でした。

そして、次の週の6月21日からの1週間は、8.7%、その次の週の6月28日からの1週間は12.8%と徐々に上昇していきました。

そして、7月5日から11日までの1週間では、2264件の検査件数に対して468件が陽性となり陽性率は20.7%となりました。

この3週間で陽性率は3.6%から20.7%と6倍近くになりました。

イギリスで見つかった「N501Y」の変異があるウイルスは、陽性率が10%を超えたあと4週間で4倍となり、最大で90%近くに達していて、都の専門家は「N501Yよりも感染力が強いと言われていることを踏まえるとL452Rへの急速な置き換わりが懸念される」と指摘しています。