少し前にヒルトンのエルメスブティックで
娘が買い物をしました
その後長年使っているエヴリン
（EVELYNE GM BUFFLE /SABLE CC金具 ）のリペアに
ヒルトンプラザイースト２Fの
エルメスアフターセールスカウンターへ行きました
こちらはまだできて間もないようで国内初の
エルメス製品のリペアやケアサービスに特化した店舗だそうです
なぜ東京ではなく大阪なのか不思議ですね
お部屋の中はシンプルな作りで
無駄なものが一切ありません
受付にスタッフが一人
奥に職人さんがおられるような雰囲気でした
その日のお供はオーストリッチのケリー28cm
還暦を過ぎてすっかり似合う歳になりました…と思っています
私が持ち込んだエヴリンは
多分25年か30年近く経っているもので
ボックスカーフのケリーに次いで２つ目のバッグでした
改めて見ると
恥ずかしいくらい汚いです
よく使っているのが
縁の擦り切れでわかりますね
仕舞い込んでいる間に劣化が進んだ様な気もします
でも表面の革はとてもしっかりしています
まずはクリーニングの提案でした
これをしてもらうつもりで来たのですが
聞いていると縁は元通りにはならないようで（でしょうね〜）
トリミングの交換もあると言われます
これなら縁の革が新品になるのでいいですね😄
クリーニングだけなら日本で可能で2,3週間かかり
トリミングの交換はパリ修理で半年くらいかかるそうです
そう言えば買って間もなく縫い目がひと目ほつれて
自分で縫おうと思ったけど
ヒルトンに電話をしたらそれだけでも
パリまで送って修理したことを思い出しました
それは1,2ヶ月で戻ってきたと記憶しています
このエヴリンはここ数年使っていないので
時間がかかるのは全く問題なし
クリーニングは外側を拭くだけ（磨く？）で
内側は全く手をつけないらしく
この黒い汚れはそのままらしいです（とても残念）
それでは何だか出来上がりが期待できなくて
トリミング交換をお願いしました
パリに行ってもらいましょう
私も一緒に行きたいわ😄
スタッフさん曰く、パリの職人さんは
全力で綺麗にすることに命をかけるそうなので（笑）
クリーニング＋トリミング代になるそうです
ここまできたら何でもやって〜〜〜😆
でも内側がそのままなのはいただけないわ←心の声
ここからまだ続きがあって
ベルトもキャンバス部分がよれよれでこれを交換するとなると…
エンドレスに修理代は積み上がっていきます（笑）
金具は無料だそうですが書いてある様に
私のバッグは旧タイプの金具で
パリの職人さんがバッグの金具（Dカン）の交換必要あり！と言えば
ベルトについている金具（ナスカン）ははまらないらしく
必然的にベルトも変えないといけなくなるみたいです
もういや〜
新品を買いたい（笑）
このエヴリンは当時10万円くらいで買ったのですが
今は4倍以上するそうですね
それを聞くと
綺麗に変身させてもらったら嬉しいです
見積もりが出たら又報告しますね
以前ベルトはバンドリエールもいいなと思っていましたが
ひょっとしてバッグの金具が
旧タイプのままだとしたらバンドリエールの金具と合わないのかしら
その確認もしなくっちゃ！
ここで注意点があります
ひとたび他所の修理店に出して少しでも修理をしたものは
こちらのアフターセールスカウンターでは
受け付けてもらえないそうです
私は今まで乾拭きをしたくらい
ひょっとしたら汚れ落としのクリームを使ったかも知れません
でも受け付けてもらったことは
それでOKだったと言うことでしょうね
エルメスって何だか特別な感じがしますね
スタッフも職人もプライドがあり過ぎて引きそうになりますわ
昔からバッグと靴はいいものを持ちたいと思っていたけど
エルメスを買うと他のブランド品には全く目が行かなくて
無駄使いが減った様な気がします
昔はまだバッグの品質と価格が見合っていた様に思えますが
今は異常な値上がりで
私の常識では買えなくなりました
そう言いながら
あといくつか欲しいのはお葬式でも使えそうな黒のプリュム
普段にガンガン持てそうなボリードとか…
でもそれも夢の夢
今あるものを大事に使いたいと思います
次の修理はもう一つのエヴリンとトリムかなと考えています
大阪にアフターセールスカウンターがあって良かったわ😊
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