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総合進学塾ABELのブログ

和歌山市内に位置する総合進学塾ABEL(アーベル)の公式ブログ。

元学校の先生だから分かる、成績や通知簿のつけ方!
有名塾出身の講師だから出来る、高効率の記憶定着や楽しい授業!

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子どもの才能を伸ばすためには、褒めてあげることが重要。

なのだけれど、それが親のためになってしまうといけないなと思う。


つまり、親が自分の満足感を満たすために、

子どもを褒めて良い成績を取らせたり、難関校に合格させたり、

そういった目的になってしまうと、これがまずい。


子どもはいつも、好きな人の期待に応えようと必死だ。

だからこそ、大人はその真摯さに甘えるのではなく、

子どもの努力を最大限に子どもに返さなければならないのだと思う。

小雨が降る中、小学校の前で広告配布。

そのとき、1人の男の子(小1くらいか?)が寄ってきて、


「おっちゃん何で傘ささんの?」


「ちっとくらい濡れても大丈夫やで~傘さしたら片手ふさがるんよ。」


「ほな、僕が傘さしといたるで!」


彼の身長では当然僕に傘をさしかけることは不可能なので、彼のとった行動は…


「その袋だけ濡れやんようにしよか」


と右手の紙袋にだけ傘をさしてくれました。


優しい男の子です。すぐに何事もなかったかのように走り去りましたが。


気まぐれやけど、心根のやさしい、穏やかな印象のちびさんでした。


ありがとうね。


ほんわかと、嬉しかったです。



中間テストが近づいてきました。


テスト勉強の仕方、と言ってもピンと来ない生徒が多いのかも知れません。


自分で教材を買ってきて、

テスト範囲と照らし合わせ、

時間と日数を割り振って、

計画を立てる。


考えてみれば難しい。


目標は生徒が自分で計画を立てられるようになることなのだけれど、

もちろん最初からできる生徒はとても少なくて、

上手く手本を示しながらリードする。


自転車を後ろから支えるように。

テニスのスコアで"0"を"ラブ"と呼ぶのは、ポイントのない相手を思いやる気持ちが込められているそうだ。


勉強でも仕事でもよくできる人はいる。

しかし、人を思いやれるほど実力のある人は少ないように思う。


得意だからと奢るのではなく、謙虚に。

できるからと身勝手にならず、人の為に。


いつも自分の力は、誰かのために使ってこそ価値がある。

「最近の子どもは可哀想ですね」


どうもよく聞くセリフ。

どうやら、最近の子どもは塾通いが大変で、それが可哀想だと言うことらしい。

子どもは子どもらしく元気に遊べばいいのに、と言う事のようだ。


確かに、嫌々勉強している子どもは可哀想かも知れない。

しかし、多くの子どもは彼らなりに向上心を持って努力している。

目標に向かって必死になっている姿は、愛らしくてカッコいい。


無責任な大人の尺度で子どもを図らないで欲しい。