不登校の頃の思い出とそれにまつわる事ども(2)ということで・・・
僕自身は、中学には行かん!!と周囲に宣言し、それ以後は中学に戻ることは選択枝には無かったです。だからと言って勉強や進路に具体的なプランもなく、不安感が募ることは当然。
大人になって、教員生活をし、いろいろな不登校の生徒さんと関わりましたが、多いのは「学校に戻りたい気持ちは大なり小なりある、だけども何かしら問題があり行けない」という生徒さん。
しかし、少ないながらも「学校には行かない」と決めている人もいたと思います。
学校の先生の立場は、「みんな心のどこかでは学校へ行く意思があり、来れないのは心になにか問題や障壁があるからだ」というもの(先生みんながそうとは言えないですが、、もちろん)
僕は、場合によっては、「学校に行かない」と決めた方がその子供にとってプラスに働くこともあるんちゃうか、と思うんです。親もいったん「学校へ通わせるために手を尽くす」ことを諦める。視点を変えることだと思うんです。
不登校の子供自身「学校には行かん」と宣言する勇気がなくても、あるいは、そこまで決断できなくても、ひとまず、「学校には行かんでええ」と誰かにきっぱり言ってもらいたい子供もいると思う。その方が本人が救われる場合もあると思う。
そんな人のために、ABELの不登校生自学支援講座を作りました。
勉強は学校じゃなくてもできる。
勉強はいつでも始められる。
勉強は、しんどかったら休憩してもいい。
本来、そういうもんじゃないでしょうか。学校での勉強に困難があるのなら、学校じゃない場所で、自分のペースで・・・
僕はそんな勉強スタイルでした。